木下直之

ウィキペディアから無料の百科事典

木下 直之
(きのした なおゆき)
人物情報
生誕 1954年(69 - 70歳)
日本の旗 日本静岡県浜松市
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京藝術大学美術学部芸術学科
学問
研究分野 日本美術史
博物館学
研究機関 東京大学
神奈川大学
主な受賞歴 紫綬褒章
テンプレートを表示

木下 直之(きのした なおゆき、1954年昭和29年) - )は、美術史研究者。東京大学名誉教授(文化資源学)、静岡県立美術館館長神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科教授[1]。専門は、博物館学美術史、写真史、見世物研究。

経歴

[編集]

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 『美術という見世物-油絵茶屋の時代』(平凡社、1993年)
  • 『写真画論-写真と絵画の結婚』(岩波書店、1996年)
  • 『博士の肖像』(東京大学出版会、1998年)
  • 『ハリボテの町』(朝日新聞社、1996年、前半部のみ朝日文庫、1999年)
  • 『世の途中から隠されていること-近代日本の記憶』(晶文社、2002年)
  • 『わたしの城下町』(筑摩書房、2007年/ちくま学芸文庫、2018年)
  • 『股間若衆 男の裸は芸術か』(新潮社、2012年) 
  • 『戦争という見世物 日清戦争祝捷大会潜入記』(ミネルヴァ書房〈叢書・知を究める〉、2013年)
  • 『銅像時代 もうひとつの日本彫刻史』(岩波書店、2014年) 
  • 『近くても遠い場所 一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ』晶文社 2016年
  • 『せいきの大問題 新股間若衆』新潮社 2017年
  • 『動物園巡礼』東京大学出版会 2018年

編著

[編集]
  • 『日本の写真家』(全40巻・別巻1)(飯沢耕太郎長野重一共編)(岩波書店、1998年-2000年)
  • 『見世物はおもしろい』(川添裕橋爪紳也共編)(平凡社、2003年)
  • 『講座日本美術史6 美術を支えるもの』(東京大学出版会、2005年)
  • 『死生学4 死と死後をめぐるイメージと文化』(小佐野重利共編)(東京大学出版会、2008年)
  • 『芸術の生まれる場』(編著)(東信堂、2009年) 
  • 『鬼がゆく 江戸の華神田祭』(福原敏男共編)(平凡社、2009年)

脚注

[編集]
  1. ^ 木下直之 教授 - 国際日本学部”. 神奈川大学. 2022年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。
  2. ^ 静岡県立浜松北高校 | 同級生交歓 - 文藝春秋WEB”. web.archive.org (2014年10月6日). 2023年11月12日閲覧。
  3. ^ 平成27年春の褒章伝達式”. 文部科学省. 2016年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。

外部リンク

[編集]