第13軍 (日本軍)
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第13軍 | |
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創設 | 1939年(昭和14年)9月23日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
所在地 | 上海 |
通称号/略称 | 登 |
最終上級単位 | 支那派遣軍 |
担当地域 | 中支 |
最終位置 | 上海 |
戦歴 | 日中戦争-第二次世界大戦 |
第13軍(だいじゅうさんぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。
1939年(昭和14年)9月23日に編成され、支那派遣軍の戦闘序列に編入され、主に上海方面を作戦地域とした。
軍概要
[編集]歴代司令官
[編集]- 西尾寿造大将(陸士14期:1939年(昭和14年)9月12日 - 1939年(昭和14年)10月26日)
- 藤田進中将(陸士16期:1939年(昭和14年)10月26日 - 1940年(昭和15年)12月2日)
- 沢田茂中将(陸士18期:1940年(昭和15年)12月2日 - 1942年(昭和17年)10月8日)
- 下村定中将(陸士20期:1942年(昭和17年)10月8日 - 1944年(昭和19年)3月22日)
- 永津佐比重中将(陸士23期:1944年(昭和19年)3月22日 - 1945年(昭和20年)2月1日)
- 松井太久郎中将(陸士22期:1945年(昭和20年)2月1日 - 終戦)
歴代参謀長
[編集]- 桜井省三少将(陸士23期:1939年(昭和14年)9月4日 - 1941年(昭和16年)1月20日)
- 前田正実少将(陸士25期:1941年(昭和16年)1月20日 - 1941年(昭和16年)9月19日)
- 唐川安夫少将(陸士29期:1941年(昭和16年)9月19日 - 1942年(昭和17年)12月1日)
- 木下勇少将(陸士26期:1942年(昭和17年)12月1日 - 1944年(昭和19年)1月17日)
- 佐々真之助少将(陸士27期:1944年(昭和19年)1月17日 - 1944年(昭和19年)11月22日)
- 山本敏少将(陸士32期:1944年(昭和19年)11月22日 - 1945年(昭和20年)2月1日)
- 土居明夫少将(陸士29期:1945年(昭和20年)2月1日 - 終戦)
最終司令部構成
[編集]- 司令官:松井太久郎中将
- 参謀長:土居明夫中将
- 参謀副長:山本敏少将
- 高級参謀:笹井寛一大佐
- 高級副官:柿本貫一大佐
- 兵器部長:朝山親大佐
- 経理部長:原田佐次郎主計少将
- 軍医部長:北野政次軍医中将
- 獣医部長:今泉幾三獣医大佐
- 法務部長:原憲治法務中佐
所属部隊
[編集]昭和14年末
[編集]- 第15師団:岩松義雄中将[1]
- 第17師団:広野太吉中将[1]
- 第22師団:土橋一次中将[1]
- 第106師団:中井良太郎中将[1]
- 第116師団:篠原誠一郎中将[1]
- 独立混成第11旅団:富士井末吉少将[1]
- 独立混成第12旅団:丸山定少将[1]
- 独立混成第13旅団:尾崎義春少将[1]
- 独立混成第17旅団:長谷川正憲少将[1]
太平洋戦争開戦当時
[編集]- 第15師団:酒井直次中将[2]
- 第17師団:
- 第22師団:太田勝海中将[2]
- 第116師団:武内俊二郎中将[2]
- 独立混成第11旅団:堤三樹男少将[2]
- 独立混成第12旅団:南部襄吉少将[2]
- 独立混成第13旅団:赤鹿理少将[2]
- 独立混成第17旅団:田上八郎少将[2]
- 独立混成第20旅団:野副昌徳少将[2]
終戦時
[編集]- 第60師団:落合松二郎中将[3]
- 第61師団:田中勤中将[3]
- 第65師団:森茂樹中将[3]
- 第69師団:三浦忠次郎中将[3]
- 第118師団:
- 第161師団:高橋茂寿慶中将[3]
- 独立混成第90旅団:山本源右衛門少将[3]
- 独立混成第92旅団:瓦田隆根少将[3]
- 独立歩兵第6旅団:門脇幹衛少将[3]
- 第1独立警備隊
- 独立野砲兵第2連隊:広渡顕人大佐
- 独立野砲兵第9大隊:佐藤篤二少佐
- 野戦重砲兵第14連隊:佐藤平秋大佐
- 独立野戦重砲兵第15連隊:佐々木孟久大佐
- 独立重砲兵第6大隊:田中恒治中佐
- 独立速射砲第28大隊
- 迫撃第16大隊:高野精一少佐
- 迫撃第20大隊:原田照雄大尉
- 迫撃第22大隊:元田辰次大尉
- 独立迫撃第2中隊
- 高射砲第21連隊:野元留芳中佐
- 独立工兵第39連隊:幸長健次大佐
- 独立工兵第60大隊:下小久保重吉少佐
- 特設工兵第10中隊
- 特設工兵第11中隊
- 電信第12連隊:谷沢源太郎大佐
- 電信第35連隊:島田静雄中佐
- 独立有線第121中隊
- 独立有線第122中隊
- 独立無線第139小隊
- 独立無線第140小隊
- 独立無線第141小隊
- 第56固定無線隊
- 兵站部隊
- 第83兵站地区隊:松本万作大佐
- 第50兵站警備隊:永岡直中佐
- 第86兵站警備隊:遠藤孝太中佐
- 第87兵站警備隊
- 自動車第29連隊:斎藤厳郎大佐
- 自動車第38連隊:梅津寛少佐
- 独立自動車第230中隊
- 独立自動車第232中隊
- 独立自動車第234中隊
- 独立自動車第258中隊
- 特設建築勤務第110中隊
- 特設建築勤務第111中隊
- 第8師団第2建築輸卒隊
- 兵站病院
- 第156兵站病院(南京)
- 第157兵站病院
- 第170兵站病院(蘇州)
- 第172兵站病院(南京)
- 第173兵站病院(南市)
- 第174兵站病院(徐州)
- 第175兵站病院
- 第176兵站病院(鎮海)
- 第190兵站病院
- 第192兵站病院
- 補給廠
- 第13軍病馬廠
- 中支那野戦兵器廠:木村亀太郎少将
- 中支那野戦自動車廠:橋本通義大佐
- 中支那野戦貨物廠:小出享主計大佐
- 其他直轄部隊
- 上海俘虜収容所
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977。