草津八幡神社

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草津八幡神社
所在地 広島市西区田方1丁目11-18
主祭神 品陀和気命
帯中津日子命
息長帯日売命
本殿の様式 三間社入母屋造
別名 力箭八幡宮(旧称)
草津八幡宮(通称)
例祭 9月最終日曜日
主な神事 草津けんか神輿
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草津八幡神社(くさつはちまんじんじゃ)は、広島県広島市西区にある神社

由緒[編集]

推古天皇の時代、多紀理姫命を海路の守護神として祀ったのが始まり[1]。八幡神の奉斎の時期については定かではないが、鎌倉時代以前に武蔵国渋谷郷(現、東京都渋谷区)から来住した社家の始祖が宇佐八幡宮より勧請し、以前から祀られていた「多紀理の宮」と合祀して八幡宮を創建したと伝わる[1]。現在の社殿は1931年に建てられたもので、爆心地から5キロメートルで被爆した[2]

祭神[編集]

主祭神[編集]

品陀和気命、帯中津日子命、息長帯日売命

相殿神[編集]

多紀理姫命湍津姫命市寸島姫命

摂末社、境外社[編集]

戎神社[編集]

戎神社(えびすじんじゃ)は、胡子神を祭神とする境内社。

鷺森神社[編集]

鷺森神社(さぎもりじんじゃ、通称:べんてんさん)は、広島市西区草津東3丁目1-8に鎮座する市杵島姫命を祭神とする境外社。相殿神に金毘羅神を祀る。

稲荷神社[編集]

稲荷神社(いなりじんじゃ)は、広島市西区草津本町に鎮座する倉稲魂神を祭神とする境外社。

龍宮神社[編集]

龍宮神社(りゅうぐうじんじゃ、通称:りゅうぐうさん)は、広島市西区草津東1丁目15-7に鎮座する三少童命三筒男命を祭神とする境外社。

住吉神社[編集]

住吉神社(すみよしじんじゃ、通称:すみよっさん)は、広島市西区草津南1丁目7-23に鎮座する綿津見神、三筒男命を祭神とする境外社。

胡子神社[編集]

胡子神社(えびすじんじゃ、通称:はまのえべっさん)は、広島市西区草津浜町7-17に鎮座する事代主神を祭神とする境外社。

幸神社[編集]

幸神社(こうじんじゃ)は、広島市西区草津東3丁目2に鎮座する猿田彦命を祭神とする境外社。

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 御由緒 草津八幡宮 2024年7月12日閲覧。
  2. ^ 草津八幡宮・本殿・拝殿(被爆建物) Dive! Hiroshima ひろしま公式観光サイト 2024年7月12日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]