2012年のロードレース世界選手権
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2012年の FIMロードレース世界選手権 | |||
前年: | 2011 | 翌年: | 2013 |
2012年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第64回大会となる。
シーズンの概要[編集]
本シーズンは125ccクラスに代わるMoto3クラスの開催初年度となった。最高峰のMotoGPクラスはケーシー・ストーナーとホンダがディフェンディングチャンピオンとしてシーズンが始まった[1]。 Moto2クラスのチャンピオン、ステファン・ブラドルはLCRホンダからMotoGPにステップアップ[2]、同じく125ccクラスチャンピオンのニコラス・テロルはチーム・アスパーからMoto2にステップアップした[3]。
クラスの変更[編集]
MotoGPクラスのエンジンは、排気量は最大1,000 cc (61 cu in)に引き上げられ、シリンダーの最大径は81 mm (3.2 in)で、気筒数は4気筒以下と規定された[4]。この変更により5気筒以上のエンジンを搭載したマシンによる参戦は禁止された。
また、2ストローク125ccに代わって4ストローク250cc単気筒エンジンを搭載するMoto3クラスが開催されることとなった[5]。
クレーミング・ルール・チーム[編集]
2012年シーズンは低予算の独立チームによる参加を考慮したクレーミング・ルール・チーム (Claiming Rule Teams, CRT) が導入される。CRTはライダー1人当たり12台のエンジン、より多くの燃料(24リッター)と制限が緩和されるが、ファクトリー・チームがエンジンの買い取りまたは「クレーミング」を付けた場合、15,000ドルもしくは20,000ドルでトランスミッション込みの状態で販売しなければならない[6]。初年度は16の新チームによるCRT規定での参加申し込みがあった[7]。
新たなエントリー[編集]
2011年6月にFIMはMoto2クラスに参戦する新たな6チームを発表した。- インターウェッテン・パドック, フォワード・レーシング, マークVDS, キーファー・レーシング, スピードマスター, BQR-ブルセンス(後にアヴィンティア・レーシングに変更)[8] - エントリーは承認された[9]。その後2チームが追加された。 - ポール・バード・モータースポーツ[10], イオダ・レーシング[11] - しかしながら、インターウェッテン・パドック、マークVDS、キーファー・レーシングは2012年1月にFIMが発表した改訂リリースからは外れていた[12]。
グランプリ[編集]
2011年9月14日、全18戦からなる開催カレンダーがFIMより発表された[13]。3ヶ月後に発表された修正日程では、カタールGPが一週間前倒しとなった[14]。
- † = ナイトレース
- †† = 土曜日決勝
- ‡ = MotoGPクラスのみの開催[32]
ポイントランキング[編集]
ポイントシステム[編集]
上位15名のライダーにポイントが与えられる。ポイントの授与はレースを完走することが条件となる。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント | 25 | 20 | 16 | 13 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
ライダーズ・ランキング[編集]
- 背景が水色のライダーはルーキー・オブ・ザ・イヤーへの挑戦資格を持つ。フルシーズン出場を前提にチームと契約を結んだライダーのうち、同一クラスにおいて過去に1シーズンあたり8戦を超えて出場した経験がない者が対象となる。
- 背景が黄緑色のマシンはCRTルールとして参戦する。
- 背景が水色のラウンドではウェットレースが宣言された。
MotoGPクラス[編集]
- 凡例
- ボールド体はポールポジション、イタリック体はファステストラップを記録。
Moto2クラス[編集]
Moto3クラス[編集]
BMW・M・アワード[編集]
マニュファクチャラーズ・ランキング[編集]MotoGPクラス マニュファクチャラーズ・ランキング[編集]
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