オーロクローム
オーロクローム(aulochrome)は、1999年にベルギーのフランソワ・ルイによって発明され、最初の試作器が製作された木管楽器である。別々にあるいは一緒に演奏できる2本のソプラノサクソフォーンから構成される。名称はギリシア語のaulos(最も重要な古代ギリシアの楽器の名称)とchrome(色)に由来する。この楽器を初めて使用したのはサクソフォーン奏者ファブリツィオ・カッソルであう。ジョー・ロヴァーノ は最近この楽器を使ってレコーディングを行った。作曲家フィリップ・ボスマンスはオーロクロームと管弦楽団のための作品Fanfare IIIを書いた。この曲は2002年にカッソルと指揮者シルヴァン・カンブルランによって初演された[1]。
出典
[編集]- ^ “Fanfare III, Philippe Boesmans” (Web). IRCAM - Brahms - Base de documentation sur le musique contemporaine. 2010年2月15日閲覧。
外部リンク
[編集]動画
[編集]音声
[編集]- Audio of "Big Ben" by Joe Lovano (track 11)