カターイフ
カターイフ(アラビア語: قطايف UNGEGN式 :Qatāif)は、中東の菓子。カダーイフ、カタイエフ、カタイフ、ガダーイフと表記する場合もある。「ق」(「Q」)を発音しない地域ではアターイフ(アタイエフ、アタイフ、アダイフ)になる。概して、円形のパンケーキ状の軟らかい生地で、チーズもしくは乳脂肪クリームや、ナッツを包んで揚げる。オーブン焼きの場合もある。出来たものに甘いシロップをかけて食べる。
起源はファーティマ朝である[1]。イスラム教のラマダーンのデザートとしては、クナーファ(カダイフ)とともに最もよく知られている[1]。ラマダーンのイフタール[2]の代表的なデザートである。
脚注
[編集]- ^ a b The Ramadan Experience in Egypt アシャルク・アル・アウサト新聞(en:Asharq Al-Awsat) 2007年10月4日(英語)
- ^ イフタール(アラビア語: إفطار 英語: Iftar)は朝食。ラマダーンのイフタール(朝食)は、その日の断食を終えた日没後である。
- イフタール参考記事: ラマダン中、慈善団体が日没後初の食事「イフタール」を提供 - レバノン AFPBB News 2006年10月18日