グレイプニル
グレイプニル、グレイプニール(Gleipnir)は、北欧神話に登場する魔法の紐(足枷)。フェンリルを捕縛するためにドウェルグ(ドワーフ)たちによって作られ、テュールによってフェンリルに繋がれた[1]。語意は「貪り食うもの」。
「猫の足音」「女の髭」「岩の根」「熊の腱」「魚の息」「鳥の唾液」から作られた。これらは、グレイプニルを作るのに使用されたため、この世に存在しなくなったといわれる[1]。
脚注[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b0/Fenrir_bound_manuscript_image.jpg/300px-Fenrir_bound_manuscript_image.jpg)
参考文献[編集]
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。