スマートレンダリング
スマートレンダリングとは、動画編集ソフトウェアの変換技術の一つである。
概要
[編集]一般的な動画編集ソフトウェアでのレンダリングは、動画、画像、文字、図形、音楽などの要素を一つの動画のファイルとしてまとめる(変換する)ことを指すが、スマートレンダリングの場合、カット編集を行った際に、変換が必要な箇所(接合部分など)だけをレンダリングし、そのほかは元の映像のまま扱うことで、変換速度の向上を目指したものである。故に、元の動画ファイルと同じビットレート、同じ形式でなければならない。また、多くはMPEG4、MPEG2での対応となる。(ソフトウェアによって対応できる形式が異なる)
主な対応ソフトウェア
[編集]- Adobe Premiere Pro
- Corel VideoStudio(ver11でMPEGオプティマイザを搭載した。[1])
- CyberLink PowerDirector(SVRTとして搭載)
- TMPGEnc Video Mastering Works
出典
[編集]- ^ “AVCHDカメラのH.264映像を手軽に本格編集――「VideoStudio」”. ITmedia. 2020年4月29日閲覧。