マツダE&T
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒734-0026 広島県広島市南区仁保2丁目1-26 |
設立 | 1979年4月27日 (マツダ産業株式会社) |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 9240001016343 |
事業内容 | 自動車のデザイン・開発・実験・解析業務 |
代表者 | 冨田知弘(代表取締役社長) 野間幸治(代表取締役副社長) |
資本金 | 4億8,000万円 |
売上高 | 152億円(2021年3月期) |
従業員数 | 1.389名(2021年3月現在) |
主要株主 | マツダ 100% |
外部リンク | http://www.mazda-eandt.co.jp/ |
株式会社マツダE&T(マツダ・イーアンドティー、Mazda Engineering & Technology Co., LTD.)は、1979年に設立されたマツダの関連企業であり、同社の特装車部門の企画開発・製造のみならず、ショーカー/コンセプトカーの製作、新車開発における車両設計や外観デザイン、実験をも担当している。
沿革
[編集]- 1979年(昭和54年)4月27日 - マツダ(当時は東洋工業)の子会社として、資本金5,000万円で前身となるマツダ産業を設立、自動車組立部品のサブアッセンブリーを開始し、同年7月にはエンジンのリビルド、同年8月にはフォークリフト等の運搬車両の整備を開始。
- 1980年(昭和55年)2月 - 自動車整備と特装車両の設計・架装・販売を開始。
- 1984年(昭和59年)11月 - パワートレイン実験業務開始。
- 1987年(昭和62年)4月 - 車両実験業務と輸入車の改善(これはのちにユーノスやオートザムでの営業展開に生かされることとなる)とPDI事業を開始。
- 1988年(昭和63年)8月 - トランスミッションのリビルドを開始し、同年11月にはモデル製作事業に進出した。
- 1993年(平成5年)6月 - 資本金を4億5千万円に増資。
- 1995年(平成7年)3月 - 独自開発の車椅子同乗超低床カー(福祉車両)「キャロルi」を発売。また、同年ボンゴフレンディのキャンピングカー仕様の生産も手がける。
- 1998年(平成10年)4月 - マツダエンジニアリングと合併、事業の再編成を図った。なお、この時点で資本金は現在の4億8千万円に増資されている。
- 2001年(平成13年)8月 - 本社をマツダ構内のCCセンターへ移転。
- 2002年(平成14年)4月 - 新用品ビジネスを開始。6月には社名をそれまでの「マツダ産業株式会社」から「株式会社マツダイーアンドティー」に変更。11月に現在の社名に変更している。
- 2003年(平成15年)7月 - 業界で初めてスロープ式車いす移動車の生産累計が1万台を突破した。また同年、限定車ながらターボチャージャーを搭載した「ロードスターターボ」と溶接とボディ補強により屋根を追加し、クーペスタイルとした「ロードスタークーペ」を発売(ともに限定)。
- 2004年(平成16年)10月 - 本社をマツダ構内の渕崎地区へ移転。
現在の事業展開
[編集]- エンジニアリング事業
- 新車開発におけるデザイン、車両系設計、パワートレイン系設計、実験、解析などを手がけている。
- オートライフ事業
- かつてはマツダスピードも手掛けていたが、現在はプライベートブランドである「M'z Custom」のほか、DAMDやケンスタイルなどとの共同作業によるカスタマイズカーの製作、教習車や福祉車両、ビジネス車両の架装などを手がけている。
製造車種
[編集]※生産終了分を含む