ラスト・ワルツ (森田童子のアルバム)
『ラスト・ワルツ』 | ||||
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森田童子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース/ ワーナー・パイオニア | |||
チャート最高順位 | ||||
森田童子 アルバム 年表 | ||||
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『ラスト・ワルツ』収録のシングル | ||||
『ラスト・ワルツ』は、森田童子の4枚目のオリジナル・アルバム。1980年11月20日にワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)より発売された。
概要
[編集]- コピーは「美しき明日についても語れず ただあなたとun deux trois すべてが帰らぬ un deux trois この暗き部屋の窓から 街の灯はまばゆく 自由が見える すべてが遠きこの時よ このまま若い日が終わるのなら せめて最後にラストワルツ」[1]このコピー文は「ラスト・ワルツ」の歌詞の一節である。
- ポリドールK.K.(現:ユニバーサルミュージックLLC)からワーナー・パイオニアに移籍。前作『ア・ボーイ』から約3年ぶりのオリジナル・アルバム。
- 1993年にドラマ『高校教師』がヒットした際、このアルバムを含むアルバム7作が、88年盤から、ジャケット及びブックレットをリニューアルし(オリジナル・レコード盤のジャケットを再現せず、再トリミング、加工、差し替えなどが施されている)、ワーナーミュージック・ジャパンからCDで再発売された。このアルバムは今回の再発売で初CD化。ジャケット写真はオリジナルのレコード、カセットとは全く別の時のもの(1978年にカセットのみで発売された「森田童子全曲集」のイラスト・ジャケットの元になった写真)に差し替えられた。
- 1993年にテレビドラマに続き、映画『高校教師』の主題歌に「たとえばぼくが死んだら」が使用され、発売から13年経た1993年10月にシングル用のミックスで、シングルカットした。
- 2016年7月に本作を含むオリジナル・アルバム7作、ベスト・アルバム2作(内1作初CD化)の計9タイトルが、小澤賢太郎(音楽出版ジュンアンドケイ)の企画・監修で、ユニバーサルミュージックLLCより、オリジナル・マスター・テープからデジタル・リマスタリングされた音源/SHM-CD仕様で復刻。ジャケットは一部を除いて、オリジナル・レコード盤の仕様、歌詞カードのデザインは1993年CD盤の仕様を基盤に構成された(軌跡とディスコグラフィは割愛されている)。また9作全てがオリコンにチャート・インした。この作品では、23年振りの再発売、1993年初CD化時にジャケット差し替えがあったが、久々にオリジナル・ジャケットに戻った。
収録曲
[編集]LP
[編集]全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「赤いダウンパーカーぼくのともだち」 | |
2. | 「菜の花あかり」 | |
3. | 「海が死んでもいいョって鳴いている」 | |
4. | 「グリーン大佐答えて下さい」 | |
合計時間: |
全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「みんな夢でありました」 | |
2. | 「きれいに咲いた」 | |
3. | 「たとえばぼくが死んだら」 | |
4. | 「ラスト・ワルツ」 | |
合計時間: |
CD
[編集]全作詞・作曲: 森田童子、全編曲: 千代正行。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「赤いダウンパーカーぼくのともだち」 | |
2. | 「菜の花あかり」 | |
3. | 「海が死んでもいいョって鳴いている」 | |
4. | 「グリーン大佐答えて下さい」 | |
5. | 「みんな夢でありました」 | |
6. | 「きれいに咲いた」 | |
7. | 「たとえばぼくが死んだら」 | |
8. | 「ラスト・ワルツ」 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- 赤いダウンパーカーぼくのともだち
- 1stアルバム『GOOD BYEグッドバイ』収録の『さよならぼくのともだち』の歌詞の一部が曲中モノローグとして挿入されている。
- 菜の花あかり
- 4thシングル「ラスト・ワルツ」(B面)として、1981年1月にシングル・カット。
- 海が死んでもいいョって鳴いている
- グリーン大佐答えて下さい
- みんな夢でありました
- きれいに咲いた
- たとえばぼくが死んだら
- 1993年10月にシングル用のミックスで、シングル・カット。
- ラスト・ワルツ
- 4thシングル(A面)として翌年の1981年1月にシングル用の編集ヴァージョンでシングル・カット。
クレジット
[編集]- 撮影:高梨豊
- テント設営製作:劇団「68/71黒色テント」
- 撮影協力:名画座「銀座並木座」
発売形態
[編集]形態 | 発売日 | 品番 | 発売元 | 備考 |
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LP | 1980年11月20日 | L-12014A | ワーナー・ブラザース/ワーナー・パイオニア | オリジナル発売。 |
CT | LKF-7016 | |||
CD | 1993年04月10日 | WPCL-752 | ワーナー・ブラザース/ワーナーミュージック・ジャパン | 【初CD化】ジャケット変更 |
SHM-CD | 2016年07月20日 | UPCY-7158 | USMジャパン/ユニバーサルミュージックLLC | 【CD再発】2016年デジタルリマスタリング。LPと同じジャケット。 |
カバー
[編集]- みんな夢でありました
- スラップ・ハッピー・ハンフリー[注 1] - カバーアルバム『SLAP HAPPY HUMPHREY』に収録(1994年11月25日に発売[2])。
- かかずゆみ - イメージアルバム「イエスタデイをうたって オリジナルサウンドストーリー」に収録(2003年8月27日に発売)。
- たとえばぼくが死んだら
- スラップ・ハッピー・ハンフリー - カバーアルバム『SLAP HAPPY HUMPHREY』に収録(1994年11月25日に発売[2])。
- eastern youth - アルバム『口笛、夜更けに響く』に収録(1995年6月10日に発売)。
- 山中さわお - シングル『たとえばぼくが死んだら』に収録[注 2][3]。
- 中村中 - ミニアルバム『ベター・ハーフ』に収録(2017年6月21日に発売)。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ オリジナルLP帯より。森田童子のオフィシャル・アルバム8作は全てコピー文が掲載されている。
- ^ a b “→ タクトホームページhome → 歌謡曲・ジャパニーズポップスTOPページ → す → スラップ・ハッピー・ハンフリー SLAP HAPPY HUMPHREY ”. タクトトップページ. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “山中さわお「俺が言いたい事はシュリスペイロフをよろしくねっていう事だよ」”. BARKS. 2013年3月19日閲覧。
関連項目
[編集]- 高校教師 (1993年のテレビドラマ)
- GOOD BYEグッドバイ
- 夜想曲 (森田童子のアルバム) - 「ラスト・ワルツ」別テイク収録
- スタートレック / 宇宙大作戦 - 「グリーン大佐」が登場
- ラスト・ワルツ / ザ・バンド
- 日本の学生運動
- 劇団黒テント
- 1980年の音楽
- GONIN サーガ - 挿入歌として使用