リージョンズ・オブ・ザ・アンダーグラウンド
リージョンズ・オブ・ザ・アンダーグラウンド (Legions of the Underground, LoU) は1994年に創立された多国籍型テキスト・ファイル・グループ。
概要
[編集]リージョンズ・オブ・ザ・アンダーグラウンド(以下、LoU)はハクティビズムを全世界に発信しながら、サイバー戦争を奨励するという立場を取っている。彼らが起こした数々の事件はアメリカの雑誌2600において多く紹介されている。
事件
[編集]LoUは1998年末に中国とイラクに対して「宣戦布告」した。彼らはIRC上で、両国における深刻な人権問題、中国において2人のハッカーが銀行のシステムに侵入し死刑を宣告されたこと、そしてイラクの大量破壊兵器保持の問題に対しての怒りを表明し、「両国のコンピュータシステムをすべて破壊する」と宣言した。これに対して他のテキスト・ファイル・グループはLoUに、「違法な行為をしているハッカーを罰するのは国家として当然の行為だ」と反発した。さらに、もう1つの宣戦理由であるイラクの大量破壊兵器への懸念も、結局これが発見されなかったことから、今ではこの宣戦自体が弱くなってきている。
他にも彼ら(LoUのメンバーとマスターズ・オブ・ダウンローディング[1]というグループの匿名メンバー1人)は98年7月、メンテナンス用のダイヤルアップ・ポートに直接ダイヤルすることで、タイム・ワーナー・ケーブル社というテレビ局のネットワーク管理センターにアクセスできたと発表している。その電話番号はウォーダイヤラー[2]で見つけたという。
メンバー
[編集]- デジタル・エボラ
- データ・シャーク
- ロトス
- オーバードーズ
- フリクション
- グリッドマーク
- ネットワーク・ゼロ
- pr00f
- バントリックス
- タッチ・トーン
- アーチム
- ハヴォック
- フェメトリックス
- クラビー