ローカルバスの終点へ
『ローカルバスの終点へ』(ローカルバスのしゅうてんへ)は、紀行作家宮脇俊三の著したバスの紀行文である[1]。
1989年1月20日にJTB日本交通公社出版事業局から単行本が刊行、1991年8月25日に新潮社から文庫化されたものが刊行、2010年12月6日に洋泉社から新書化されたものが刊行され、2019年8月6日には河出書房新社から文庫化されたものが刊行された。
作品概要
[編集]鉄道旅行が好きで、旅では鉄道を愛用している宮脇が、鉄道が通わない僻地のバスに乗る旅を繰り広げる。本作の内容は月刊誌『旅』の1987年1月号から二年間にわたって連載された。
なお、バスだけでなく、そのバスに行くまでの道中、および終点や途中の様子、宿泊した施設などにも触れられている。
構成
[編集]※自治体名は当時のもの。
書誌情報
[編集]- 日本交通公社出版事業局(現、JTBパブリッシング) 1989年1月 ISBN 9784533010712
- 新潮社(新潮文庫) 1991年8月 ISBN 9784101268095
- 洋泉社(宝島社に吸収合併)(洋泉社新書) 2010年12月 ISBN 9784862486264
- 河出書房新社(河出文庫) 2019年8月 ISBN 9784309417035
脚注
[編集]- ^ 『ローカルバスの終点へ』新潮社、1991年8月25日、奥付頁。ISBN 4101268096。
外部リンク
[編集]- ローカルバスの終点へ - 河出書房新社