三木市役所
三木市役所 Miki City Hall | |
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情報 | |
用途 | 市役所 |
設計者 | 昭和建設 |
構造設計者 | 昭和建設 |
施工 | 昭和建設 |
建築主 | 三木市 |
事業主体 | 三木市 |
管理運営 | 三木市 |
階数 | 8階 |
竣工 | 1993年7月1日 |
所在地 | 〒673-0422 兵庫県三木市上の丸町10番30号 |
三木市役所(みきしやくしょ)は、日本の地方公共団体である三木市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。
現庁舎
[編集]兵庫県三木市にあり、市内で一番高いビルディング。三木城をモデルにした庁舎の建設をバブル景気間に計画し、昭和建設に建設の依頼を出した。1993年7月1日に完成した。完成後は特異な外観の庁舎であることから他都道府県からの視察が相次ぐ[1][2]。
沿革
[編集]- 1993年(平成5年)
- 2002年(平成14年)4月1日 - 国保介護課、国体準備室、県事業プロジェクト推進室を新設する[2]。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 子育て支援室を新設する[2]。
- 2008年(平成20年)5月7日 - 障害者作業所「ワークルーム虹」を開設する[2]。
- みっきぃ広場
- 駐車場
かつて存在していた庁舎
[編集]旧庁舎
[編集](旧)三木市役所 Former Miki City Hall | |
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情報 | |
用途 | 市役所 |
旧用途 | 吉川町役場 |
設計者 | 大宮工業 明和工務店 |
構造設計者 | 大宮工業 明和工務店 |
施工 | 大宮工業 明和工務店 |
建築主 | 三木市 |
事業主体 | 三木市 |
管理運営 | 三木市 |
構造形式 | 鉄筋 |
敷地面積 | 2.785 (844.2坪) |
状態 | 解体 |
階数 | 地上4階 地下1階 |
着工 | 1959年5月6日[3] |
竣工 | 1959年12月8日[4] |
解体 | 不明(解体済) |
所在地 | 〒673-04 兵庫県三木市本町二丁目2番10号 |
市制施行をした三木市の4分庁舎で業務している執務の統合をさせる目的かつ旧庁舎の前に立地していた庁舎が手狭になったことから建設が計画され、1958年10月に庁舎建設特別委員会を設置した。設置後は建設場所を三木市本町に建設を決定して、大宮工業と明和工務店に建設を依頼した。1959年3月から4月にかけて着工を予定したが、5月6日になった。完成は1959年11月末を完成予定としたが、予定より遅く1959年12月8日に完成した。[3][4][5][6][7] 現在は解体され、更地となっている。
沿革
[編集]- 1959年(昭和34年)
- 1970年(昭和45年)3月30日 - 増築工事が完成する[5]。
- 1978年(昭和53年)11月22日 - コンピューターを導入する[5]。
- 1993年(平成5年)7月9日 - 業務を終了する。
- 三木市制時の庁舎
1959年以前撮影 - 建設時の市役所
1958年撮影 - 完成時の市役所
1959年撮影 - 落成式の様子
1959年12月8日撮影 - 解体後の様子
2013年9月22日撮影
庁舎概要
[編集]完成時の概要
階 | 概要 |
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4 | 展望台 |
3 | 会議室・図書室・正副議場室・議会事務局・控室・議場・電話室・記者クラブ |
2 | 建設課・農林課・商工課・教育長質・教育委員会・会議室・総務課・市長室・応接室・助役室 |
1 | 職員更衣室・食堂・相談所・宿直室・小便室・福祉事務所・市民課・保健課・市民ホール・税務課・出納室 |
B1 | 書庫・機械室 |
旧・吉川支所(初代)
[編集](旧)三木市役所吉川支所(初代) Miki city hall Yokawa branch | |
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情報 | |
用途 | 市役所支所 |
旧用途 | 吉川町役場 |
設計者 | 笠井正一[8] |
施工 | 高階組[8] |
建築主 | 吉川町[8] |
事業主体 | 吉川町[8] |
管理運営 | 吉川町[8] |
構造形式 | 鉄筋[8] |
建築面積 | 949.4 m² [8] |
状態 | 解体 |
階数 | 地上2階[8] |
解体 | 2008年9月[9] |
所在地 | 〒673-1192 兵庫県三木市吉川町吉安246番地 |
- ガラス張りの庁舎であり、竣工当時は「あれは何だ」と交わされていた。吉川町新設後に「役場は町の中央に建築するもの」と明記され、最終的に当時の吉安に建設が決定し、用地を買収した結果建設が開始され、1959年12月10日に完成した。三木市に編入する前は 旧吉川町役場として機能し、編入後は吉川支所として機能していたが、2008年9月に老朽化に伴って解体された[9][10]。
沿革
[編集]- 1959年(昭和34年)12月10日 - 兵庫県三木市吉川町吉安246番地に旧庁舎が完成する。[10]
- 2005年(平成17年)10月24日 - 三木市との編入合併により、吉川町役場から三木市役所吉川支所になる。
- 完成当時の庁舎
1959年撮影
旧・吉川支所(二代)
[編集](旧)三木市役所吉川支所(二代) Miki City Hall Yokawa branch | |
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情報 | |
用途 | 市役所支所 |
建築主 | 三木市 |
事業主体 | 三木市 |
管理運営 | 三木市 |
構造形式 | 鉄筋 |
敷地面積 | 7,528 m² [11] |
延床面積 | 1,243 m² [11] |
階数 | 地上1階 |
竣工 | 2009年11月29日 |
所在地 | 〒673-1192 兵庫県三木市吉川町吉安246番地1 |
2009年11月29日に新支所が図書館との複合施設として完成した[11]。
吉川支所は2021年12月で業務を終え、吉川健康福祉センターへ統合され、旧吉川支所は2022年4月2日から学習・交流スペースとなる[12]。
沿革
[編集]- 2009年(平成21年)11月29日 - 兵庫県三木市吉川町吉安246番地1に新庁舎が完成し[11]、11月30日に業務を開始する[11]。
- 2021年12月 - 吉川健康福祉センターへ統合され業務を終了[12]。
庁舎概要
[編集]階 | 概要 |
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1 | 図書館・多目的室・更衣室・給湯室・育児室・地域振興課・生活振興課 |
- 吉川庁舎通用口裏側
参考文献
[編集]- 『「広報みき」縮刷版①』(初版第1刷)三木市総務課、1975年4月20日。
- 株式会社 神戸新聞事業社 編『山田錦のさと よかわ物語 吉川町制50周年記念誌』(第一冊発行)吉川町 企画調整課、2005年1月1日。
脚注
[編集]- ^ “三木城模した切り妻造り 市民見守る「まちの誇り」”. 神戸新聞 2006.10.23. 2013年1月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “平成23年度三木市統計書付録1”. 三木市. 2013年1月4日閲覧。
- ^ a b 広報 みき ① p101
- ^ a b c d 広報 みき ① p113
- ^ a b c d “平成23年度三木市統計書付録1”. 三木市. 2013年1月4日閲覧。
- ^ 広報 みき ① p37
- ^ a b 広報 みき ① p95
- ^ a b c d e f g h 吉川町制50周年記念誌 p119
- ^ a b “広報みき 2008.9 p33”. 三木市. 2013年1月4日閲覧。
- ^ a b 吉川町制50周年記念誌 p128
- ^ a b c d e “三木市吉川支所・三木市立吉川図書館が完成しました”. 三木市. 2013年1月4日閲覧。
- ^ a b “旧三木市吉川支所 学習・交流スペースに衣替え 名称募集中”. 神戸新聞. 2022年3月30日閲覧。