世界古典文学全集

世界古典文学全集』(せかいこてんぶんがくぜんしゅう)は、筑摩書房1964年から2004年にかけ刊行した叢書(全54冊)である。

概要

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古代ギリシアローマからルネサンス・近世期までのヨーロッパの文芸作品や、古代期の中国文学・インド・ヘブライの史書・思想宗教書を軸に収録。
ギリシア三大悲劇詩人、フランス古典主義作家の作品、正史三国志の完訳は、他社の世界文学全集にはないものだった。
後年、岩波文庫ちくま文庫ちくま学芸文庫で改訂再刊された。

世界古典文学全集 刊行書誌

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※は、複数での共訳で、編者・訳者代表のみ記載。なお1976年に、装丁が異なった『古典世界文学』(全35冊)が一括刊行された。
(千一夜物語・シェイクスピア・セルバンデス・ゲーテ、当時未刊の老子・三国志・韓愈の計19冊分を除いた全刊行書)

外部リンク

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