中江和仁
中江 和仁(なかえ かずひと、英字:Kazuhito Nakae、1981年 - )は、日本のCMディレクター、映画監督。滋賀県出身。(株)サン・アド所属。
経歴
[編集]2005年武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業後、東北新社を経てサン・アド株式会社に入社。広告制作の傍ら映画を制作する。
受賞
[編集]- 第108回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 監督賞(『大豆田とわ子と三人の元夫』池田千尋、瀧悠輔と共同)[1]
CM作品
[編集]- ゆうちょ銀行:企業「ゆうちょ通り一丁目の人々シリーズ」
- 資生堂:シーブリーズ「ぼくとわたしの。シリーズ」
- レオパレス21:続ドラマ
- ローソン:おにぎり屋、マチカフェ、ウチカフェフラッペ
- サントリー:オールフリー
- サントリー:サントリーウーロン茶「ご飯の幸福シリーズ」
- サントリー:胡麻麦茶
- ジャパンゲートウェイ:メルサボン シリーズ
- グンゼ:YG シリーズ
- ハウスメイト:企業「まごころ部屋探しシリーズ」
- 住友生命:浅田真央応援プロジェクトシリーズ
- AEON:G.Gシリーズ
- NTTドコモ:はなして翻訳編
- 大正製薬:大正漢方胃腸薬「走る男シリーズ」
- LINE:企業「劇団シリーズ」
- 東京ガス:customer篇
- ACジャパン:あなたはあなたでいいのだ篇
ほか
PV作品
[編集]- ハンバート ハンバート:ぼくのお日さま
- ナオト・インティライミ : いつかきっと、together
映画作品
[編集]- 何も始まらなかった一日の終わりに(2004年・監督、脚本)
- (小津安二郎記念蓼科高原映画祭・短編映画コンクール出品、東京国際ファンタスティック映画祭出品)
- single (2005年・監督、脚本)
- (PFF観客賞受賞、バンクーバー国際映画祭出品、シネマ・デジタル・ソウル出品)
- Stringphone (2008年・監督、脚本)
- (ADFESTアジア・オセアニア広告祭 Fabulous4短編映画部門グランプリ、ショートショートフィルムフェスティバル出品)
- 蒼い手(2011年・監督、脚本)
- (サンフランシスコ短編映画祭グランプリ、モナコ国際映画祭ベストオリジナルショートストーリー賞・助演男優賞)
- パーマネント ランド(2012年・監督、脚本ー文化庁若手映画作家育成プロジェクト)
- (バンクーバー国際映画祭出品、ニューポートビーチ映画祭出品)
- 嘘を愛する女(2018年・監督、脚本)
- 劇場版「きのう何食べた?」(2021年・監督)
テレビドラマ
[編集]- きのう何食べた?(2019年4月 - 6月、テレビ東京)
- きのう何食べた?正月スペシャル2020(2020年)
- きのう何食べた? season2(2023年10月 - 12月)
- 大豆田とわ子と三人の元夫(2021年、カンテレ・フジテレビ)
- Shrink-精神科医ヨワイ-(2024年8月 - 9月、NHK総合・BSプレミアム4K)
書籍
[編集]- 板屋緑; 篠原規行『映像表現のプロセス』武蔵野美術大学出版局、2010年。ISBN 9784901631945。
脚注
[編集]- ^ “第108回ドラマアカデミー賞”. ザテレビジョンドラマアカデミー賞. ザテレビジョン. 2021年9月11日閲覧。