八乙女駅
八乙女駅 | |
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バスのりば方面口の外観(2009年5月) | |
やおとめ Yaotome | |
◄N01 泉中央 (1.2 km) (1.3 km) 黒松 N03► | |
所在地 | 仙台市泉区八乙女中央一丁目4-10 |
駅番号 | ○N02 |
所属事業者 | 仙台市交通局(仙台市地下鉄) |
所属路線 | ■南北線 |
キロ程 | 1.2 km(泉中央起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 7,021人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)7月15日 |
八乙女駅(やおとめえき)は、宮城県仙台市泉区八乙女中央一丁目にある仙台市地下鉄南北線の駅である。駅番号はN02。
概要
[編集]八乙女駅(北緯38度18分46.4秒 東経140度53分2.6秒 / 北緯38.312889度 東経140.884056度)は、旧・奥州街道(旧・陸羽街道、旧・国道4号、現・市道七北田幹線1号線[1])をまたぐ形で設置された高架駅で、県道仙台泉線(南北)と県道北環状線(東西)の2つの主要幹線道路が交わる八乙女交差点や、県道仙台泉線と市道七北田幹線1号線が分岐する杉ノ田交差点に隣接し、自動車交通の要所にある。また、駅の位置は七北田川南岸の河岸段丘上であり、高柳川、仙台川という七北田川の2つの支流に挟まれている。
泉中央地区が形成される前の泉市(現・仙台市泉区)中心部であった旧奥州街道・七北田宿の南側に位置しており、開業前の仮称は七北田駅であった。なお、かつて存在した仙台鉄道の八乙女駅については、「仙台鉄道」を参照。
歴史
[編集]画像外部リンク | |
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宮城大学による仙台鉄道の調査報告 | |
仙台鉄道路線図 七北田周辺詳細図 七北田駅と八乙女駅の位置 |
1922年(大正11年)から1950年(昭和25年)まで、宮城郡七北田村(後の泉市、現・仙台市泉区の東部)の後年、当駅が設置される地の近くには、仙台鉄道・七北田駅(北緯38度19分12.6秒 東経140度53分33.1秒 / 北緯38.320167度 東経140.892528度)および八乙女駅(北緯38度18分50.8秒 東経140度53分10秒 / 北緯38.314111度 東経140.88611度)が存在していた[2]。
1975年(昭和50年)8月の仙台陸上交通審議会の答申では、地下鉄の(仮称)七北田駅の建設予定地を明示していないが、泉市七北田字川原(現・仙台市泉区八乙女中央三丁目)にある仙台市交通局七北田営業所(現・仙台市交通局実沢営業所七北田出張所、北緯38度18分56.5秒 東経140度53分10秒)が候補地になっていた[3]。
泉市七北田字杉ノ田(現・仙台市泉区八乙女中央一丁目)に(仮称)七北田駅として建設された当駅は、正式駅名を八乙女駅とし、開業に至った。
年表
[編集]- 1987年(昭和62年)7月15日 - 泉市七北田字杉ノ田[4][5] に開業。
- 1988年(昭和63年)3月1日 - 泉市が仙台市に編入合併されたため、住所が仙台市七北田字杉ノ田となる。
- 1989年(平成元年)4月1日 - 仙台市が政令指定都市に移行したため、住所が仙台市泉区七北田字杉ノ田となる。
- 1992年(平成4年)7月15日 - 泉中央駅まで延伸開業[6]。
- 1999年(平成11年)7月5日 - 住居表示実施により、住所が七北田字杉ノ田54-97から八乙女中央一丁目4-10となる[4][5][7]。
- 2010年(平成22年)2月13日 - 可動式ホーム柵の運用開始。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)12月6日 - IC乗車券・icsca導入[10]。
- 2015年(平成27年)
- 2020年(令和2年)12月 - 「バスプール方面出口」を「バスのりば方面出口」に名称変更。
- 2021年(令和3年)2月26日 - 駅構内の内照式案内サインを更新。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは3階、コンコースは2階にある。駅前にはバスのりばがあり、泉区南部の団地へのバスが接続する。
- のりば
1 | ■ 南北線 | 仙台・長町・富沢方面 | ||
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2 | 泉中央方面 |
勾当台管区駅管轄。
駅外側の一階には、「ふみや」というそば・うどん主体の食堂があったが、2014年9月30日に閉店しており、新たに2015年12月24日に「大衆食堂 八(はち)」が開店した。
利用状況
[編集]乗車人員推移 | |
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年度 | 一日平均乗車人員 |
2002 | 9,087 |
2003 | 8,773 |
2004 | 8,785 |
2005 | 8,677 |
2006 | 8,548 |
2007 | 8,377 |
2008 | 8,152 |
2009 | 7,595 |
2010 | 7,297 |
2011 | 6,599 |
2012 | 7,616 |
2013 | 7,833 |
2014 | 7,704 |
2015 | 7,857 |
2016 | 8,179 |
2017 | 8,458 |
2018 | 8,405 |
2019 | 8,295 |
2020 | 6,548 |
2021 | 6,621 |
2022 | 7,021 |
- 2022年度(令和4年度)
- 1日平均乗車人数:7,021人[14]
- 一日平均乗車人員(単位:人/日)
駅周辺
[編集]東側
[編集]西側
[編集]- J:COM仙台キャベツ
- 東北生活文化大学・短期大学部・高等学校
- ヨークベニマル 上谷刈店
バスのりば
[編集]仙台市営バス・宮城交通が発着するバスのりばがある。1992年(平成4年)の泉中央駅開業までは八乙女駅が終端駅であり、バスとの乗り継ぎ指定駅になっていたため、旧・泉市や富谷町(現・富谷市)方面とのバスが多くここに発着していた。バスターミナル併設の泉中央駅開業後、八乙女駅のバス発着数は減ったものの、今も市内の主要バスターミナルの1つである。
- 1:【仙台市営・宮城交通】[S160][S161]黒松団地・仙台駅前、【仙台市営】[40]台原駅、【東日本急行】栗原市金成庁舎前
- 2:【宮城交通】加茂団地、長命ヶ丘、旭ヶ丘駅(加茂・虹の丘経由/みずほ台・虹の丘経由)、仙台駅前(みずほ台・虹の丘経由)
- 番号なし:【ミヤコーバス】(高速)古川・古川営業所
- 3:【宮城交通】鶴が丘ニュータウン、松陵ニュータウン
- 6:【仙台市営】[43][45][47]旭ケ丘駅(東黒松、南光台中学校、松森明神)
- 7:【宮城交通】明石台団地、新富谷ガーデンシティ
- 8:【宮城交通】向陽台団地
- 9:【宮城交通】仙台駅前(七北田橋方面より)
- 10:【宮城交通】仙台駅前(泉警察署前方面より)
- 11:【宮城交通】泉中央駅、泉中央駅経由向陽台団地、東北学院大学泉キャンパス、泉中央駅・住宅前経由鶴が丘ニュータウン、泉中央駅経由新富谷ガーデンシティ、南富谷サニータウン、泉ヶ丘経由富谷営業所
- 八乙女駅入口バス停(地下鉄乗り継ぎ制度のあった2015年12月6日までは指定バス停であった。ただし八乙女駅始発のバスは通過する。)
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]脚注
[編集]- ^ 仙台市道泉3018号・七北田幹線1号線
- ^ 仙台鉄道路線図 七北田周辺詳細図(宮城大学教授 徳永幸之「仙台鉄道」)
- ^ 宮城県議会 昭和53年2月定例会(第180回) 3月10日-05号 P.151
- ^ a b 上谷刈・八乙女(平11) (PDF) (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」)
- ^ a b 第6回 資料3 町名変更区域図 (PDF) (仙台市「歴史的町名復活検討委員会」)
- ^ “仙台市営地下鉄 泉中央へ延伸開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年7月17日)
- ^ 住居表示 旧・新対照表(な~の) (PDF) (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」)
- ^ a b 地下鉄南北線の運行再開について (PDF) (仙台市交通局 2011年3月13日)
- ^ ホームにひび、橋脚損傷 仙台地下鉄・八乙女駅周辺(河北新報 2011年3月26日)
- ^ イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる 河北新報(2014年12月7日)
- ^ 仙台市地下鉄南北線の売店が「ファミマ」に転換! 29日から順次開店 - マイナビニュース、2015年7月24日
- ^ 東北地方で初の地下鉄駅ナカ店舗 仙台市地下鉄南北線の駅構内の売店をファミリーマートに転換 仙台駅など合計5店を7月29日(水)から順次開店 (PDF) - ファミリーマート、2015年7月23日
- ^ 八乙女駅1階に飲食店がオープン! - 仙台市交通局、2015年12月24日
- ^ 仙台市地下鉄 駅別乗車人員の推移(令和4年度) - 仙台市交通局
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 八乙女駅 - 仙台市交通局