八芒星

正八芒星、円周を8等分し、3個隣の点どうしをつないで作られる事からシュレーフリ記号は{8/3}で表される。

幾何学において、八芒星(英語:Octagram オクタグラム)は、八つの角を持つ星型多角形である。

オクタグラムは、ギリシャ語倍数接頭辞で八を意味する octa- と、「線」を意味するギリシャ語γραμμή (grammḗ)から来た接尾辞-gramを組み合わせた語である[1]

バリエーション

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1辺を1とした場合の割合

Narrow

Wide
(45°回転)


同辺

18世紀初期のチリの国旗

幾何学的にはアウセクリスのシンボルのように、十字架の先を三角形状に欠いたように表すこともできる。

8方位の羅針図(コンパスローズ)のように、十字と45°小さな十字をずらした形で示す事も出来る。
2{4}
{8/3}

関連項目

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脚注

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出典
  1. ^ γραμμή, Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, on Perseus
  • Grünbaum, B. and G.C. Shephard; Tilings and Patterns, New York: W. H. Freeman & Co., (1987), ISBN 0-7167-1193-1.
  • Grünbaum, B.; Polyhedra with Hollow Faces, Proc of NATO-ASI Conference on Polytopes ... etc. (Toronto 1993), ed T. Bisztriczky et al., Kluwer Academic (1994) pp. 43–70.
  • John H. Conway, Heidi Burgiel, Chaim Goodman-Strass, The Symmetries of Things 2008, ISBN 978-1-56881-220-5 (Chapter 26. pp. 404: Regular star-polytopes Dimension 2)