判官 判官(じょう) 律令制における四等官の第三位の官。 判官(はんがん) 中世はじめ頃より使われ始めた判官の職を帯びる者の通称。五位の位階にあるものを特に大夫判官(たいふはんがん/たいふほうがん/たいふのほうがん)という。 九郎判官(くろう ほうがん)- 源義経のこと。左衛門尉だったことから。九郎は輩行名で源義朝の九男だったことによる。古来この義経に限って「ほうがん」と読んでいたが、近年では「はんがん」も通用している。 判官贔屓 - 上記が語源。 佐々木判官(ささき はんがん) - 佐々木道誉のこと。佐渡判官と呼ばれた。 塩冶判官(えんや はんがん)- 塩冶高貞のこと。左衛門尉だったことから。 塩谷判官(えんや はんがん)- 上記の名を借りた『仮名手本忠臣蔵』の登場人物。史実の浅野内匠頭にあたる。 小栗判官(おぐり はんがん)- 照手姫と天馬の伝承で知られる伝説上の人物。 判官(はんかん) 日本統治時代の台湾における裁判官の官名、台湾総督府法院判官 日本統治時代の関東州における裁判官の官名、関東法院判官。 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。