半助豆腐

半助豆腐(はんすけどうふ)は大阪郷土料理。「半助」とは、鰻の蒲焼を作ったときに切り落とした「の頭」の部分のことである[1][2]。鰻の半助鍋[1]、ウズラ豆腐とも[3]

半助と豆腐を、醤油砂糖で作った汁で煮込む料理である[1][2][3]。安価で美味、しかも栄養満点な料理と言われる[3]

半助の由来は、昔は鰻の頭はザル1杯50銭で売られていたため1円(円助と呼ばれた)に対して半助と呼ばれるようになった説や、半助という名前の男が売っていたからという説、半人前のことを半助と呼んでいたことから、など諸説ある[4][5]

大阪を舞台にしたNHK朝ドラ『ごちそうさん』や、上方落語『遊山船(ゆさんぶね)』にも登場する。

脚注

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