名なし草
「名なし草」 | ||||
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橋幸夫 の シングル | ||||
初出アルバム『恋のメキシカン・ロック/橋幸夫ベストヒット14 (LP・SJV-290)』 | ||||
B面 | 5人の仲間 | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター(SV-521) | |||
作詞・作曲 | 川内康範(作詞) 吉田正(作曲) | |||
橋幸夫 シングル 年表 | ||||
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『名なし草』は、1967年2月15日に ビクターより発売された橋幸夫の87枚目のシングル(SV-521)[1]。
概要
[編集]- 作詞は川内康範、作・編曲は吉田正で、この組合わせでの橋の楽曲は数曲にとどまる。
- 初めて共演したのは昭和39年(デビューから4年後)で、『あゝ特別攻撃隊』(64年2月、SV-1)と明星の10月号付録『みんなの旗みんなの歌』の「人間みんなみな同じ」(シングルリスト非掲載曲)である。
- 川内康範の詞は、70年にリリースする『この世を花にするために』C/Wの『この道』など、どれもメッセージ性の強いのが特徴で、本楽曲は橋に提供した楽曲の中では、「人間みんなみな同じ」の系列も属する曲になっている。
- 共演のザ・フレッシュメンは、1965年に結成されたバンドで[2]、橋のステージでのバックを担当していた。橋は「ブルー・コメッツとかスパイダースとかのグループ・サウンズが出てきたので、対抗した」[2]と回想している。
- グループ・サウンズのブーム以前に、いち早くエレキサウンドを導入してリズム歌謡でブームを創出した橋だけに、対抗心も強く、「僕もグループ・サウンズをやりたいとわがままを言って、自分はボーカルを担当した」[3]とも述べている。
- しかし本楽曲では、ザ・フレッシュメンとの共演は十分生かされず、ビクターヒット賞は獲得しているものの、ランキングでは月間8位(「明星」44回)どまりに終わった。
- このため「やるなら徹底してやろう」ということになり、この後、知己のすぎやまこういちに楽曲(『思い出のカテリーナ』)制作を依頼することとなった[3]。
- c/wは「5人の仲間」で、同じく川内康範作詞、吉田正作曲でザ・フレッシュメンも共演している。
- ザ・フレッシュメンは橋の映画『恋と涙の太陽』にも出演している。
収録曲
[編集]収録アルバム
[編集]- 初期のLP盤でのアルバム収録はあるが、CDベスト盤での収録、CD-BOXへの収録はない。
共演
[編集]ザ・フレッシュメン
出典
[編集]- ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
- ^ a b 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 61頁
- ^ a b 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 69-69頁