大谷中学校・高等学校 (京都府)
大谷中学校・高等学校 | |
---|---|
北緯34度59分4.6秒 東経135度46分17.8秒 / 北緯34.984611度 東経135.771611度座標: 北緯34度59分4.6秒 東経135度46分17.8秒 / 北緯34.984611度 東経135.771611度 | |
過去の名称 | 京都府小教校→京都府尋常中学校→京都大谷中学校→京都大谷中学校・高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人真宗大谷学園 |
設立年月日 | 1875年(明治8年) |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 バタビア・インテグラル |
学校コード | C126310000122 中学校) D126310000139 (高等学校) | (
高校コード | 26502A |
所在地 | 〒605-0965 |
京都府京都市東山区今熊野池田町12 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
大谷中学校・高等学校(おおたにちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、京都府京都市東山区今熊野池田町にある私立の中学校・高等学校。学校法人真宗大谷学園が経営している。本山は東本願寺(真宗大谷派)。
沿革
[編集]- 1875年(明治8年)東本願寺により、京都府下小教校(当校の前身)が高倉六条に創立。
- 1888年(明治21年)財政難の京都府に替わって京都府尋常中学校(旧京都一中、現在の洛北高校)併設。初代校長に清沢満之を招く。
- 1893年(明治26年)京都府尋常中学校を京都府に返還し、大谷尋常中学校として再スタート。沢柳政太郎が第3代校長に就任する。
- 1894年(明治27年)大谷尋常中学校を東山今熊野の現在地に移転し、真宗第一中学寮と改める。
- 1896年(明治29年)真宗第一中学寮を真宗京都中学に改称。南条文雄が第4代校長に就任する。
- 1923年(大正12年)真宗京都中学大谷中学校に改編し、寺院子弟以外に一般生徒にも門戸を開放。谷内正順が第9代校長に就任。
- 1928年(昭和3年)北原白秋作詞、山田耕筰作曲の校歌(旧校歌)制定。創立記念日を10月1日とする。
- 1947年(昭和22年)新制大谷中学校を開設。廣小路亨が第19代校長に就任する。
- 1948年(昭和23年)新制大谷高等学校を開設する。
- 1949年(昭和24年)校章(菩提樹)を制定する。
- 1951年(昭和26年)商業科を設置する。
- 1955年(昭和30年)中学校の募集を停止する。
- 1960年(昭和35年)バタビアシステムを導入し大谷中学校を再開する。
- 1963年(昭和38年)高校にバタビアコース導入する。
- 1964年(昭和39年)創立90周年を記念して、大木惇夫作詞、清水脩作曲の校歌(新校歌)を制定する。また、日頃の自分を振り返る為の講堂礼拝が始まる。
- 1967年(昭和42年)講堂礼拝講話集 『樹心集』を創刊する(現在もなお続いている)。
- 1968年(昭和43年)知進寮(寺院の門徒生の為の寮)を開設。特別奨学生制度を導入する。
- 1969年(昭和49年)商業科の募集を停止する。
- 1974年(昭和49年)創立100周年記念式典を執行する。
- 1984年(昭和59年)創立110周年記念式典を執行する。温水プール・食堂・研修道場竣工。
- 1992年(平成4年)大谷の教育を再点検し、 『樹心』を教育理念として再認識する。
- 1994年(平成6年)創立120周年記念式典を執行する。
- 1997年(平成9年)中学が男女共学体制となる(1997年以前は男子校)。東館竣工。真城義麿が第23代校長に就任する。
- 2000年(平成12年)高校が男女共学体制となる(2000年以前は男子校)。
- 2005年(平成17年)創立130周年記念式典を執行する。
- 2006年(平成18年)西館1期(特別教室棟)竣工。
- 2007年(平成19年)西館II期(HR棟)竣工。校舎整備完了。
- 2015年(平成27年)創立140周年記念式典を執行する。
- 2019年(令和元年)新体育館(現在の智身館)が起工•着工。バタビアコースグローバルクラ発足。
- 2020年(令和2年)新体育館(現在の智身館)竣工。
学校理念
[編集]「樹心」 〜人と成る〜 TO BE HUMAN
[編集]本願 いのちを大切にする
聞法 自分を発見する
同朋 友と共に歩む
精進 本気でやりとげる
校訓
[編集]- 真理を尊重せよ
- 義務を果遂せよ
- 相互に敬愛せよ
- 不断に精進せよ
学科
[編集]中学校
- バタビアコースマスターJrクラス(難関国公立大学への進学をめざす)
- バタビアコースコアJrクラス(難関私立大学・国公立大学への進学をめざす)
高校
- バタビアコースマスタークラス(難関国公立大学への進学をめざす)
- バタビアコースコアクラス(難関私立大学・国公立大学への進学をめざす)
- バタビアコースグローバルクラス(世界で活躍する人となることをめざす)
- インテグラルコース(現役での大学進学をめざす)
※学年・コースを区別するために、中学校はI〜III年、高校・バタビアコースはIV〜VI年、高校・インテグラルコースはA〜C年と表記される。
制服
[編集]2022年4月より男女共に大幅な制服のリニューアルが行われ、男女共通性のある仕様になった。
- 男子
- 詰襟(学ラン)から男女共通のブレザーへ変更。
- ポロシャツがカッターシャツへ変更。
- 高校は青色のネクタイ、中学は赤色のネクタイを着用。
- 女子
- 従来の制服をベースに男女共通のブレザーへ変更。
- スカートの他にスラックスも選択できる。
- 正装
- ブレザー
- 白色カッターシャツ
- 青色ネクタイ(高校)、赤色ネクタイ(中学)
※オプションとして、カラーシャツや女子用リボン、ニット、カーディガンなど、様々な選択ができる。
部活動
[編集]体育系
[編集]- サッカー部
- 野球部
- 1965年春(第37回選抜高等学校野球大会) 出場
- スキー部
- テニス部
- バドミントン部
- ホッケー部
- 1972年 第35回全国高等学校総合体育大会ホッケー競技大会 男子優勝
- 剣道部
- 柔道部
- 1964年 第13回全国高等学校総合体育大会柔道競技大会 男子団体戦優勝
- 水球部
- 卓球部
- 女子ハンドボール部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 男子バレーボール部
- 女子バレーボール部
- 卓球部
- 陸上部
文化系
[編集]- 生徒会執行部
- GSI部
- コーラス部
- ハレジャ部
- マルチメディア部
- 科学部
- 華道部
- 韓国言語文化部
- 競技かるた部
- 軽音楽部
- 吹奏楽部
- 写真部
- 茶道部
- 美術部
- 文芸部
- 放送部
- 歴史研究部
※部員数などの詳細は大谷中学高等学校HPや大谷中学校・高等学校 クラブガイドを参照
著名な出身者
[編集]仏教
[編集]- 安藤俊雄 - 元大谷大学学長、仏教学者
- 大谷光暢 - 真宗大谷派第24代門主
- 大谷暢顯 - 真宗大谷派第25代門主
- 大谷瑩誠 - 元真宗大谷派宗務総長、元大谷大学学長、東洋学者
- 金子大栄 - 元真宗大谷派宗務顧問、大谷大学名誉教授、仏教思想家
- 寺本恵真 - 元札幌大谷短期大学学長、元札幌大谷中学校・高等学校校長
政治
[編集]芸能
[編集]- 越前屋俵太 - タレント
- 島田紳助 - 元タレント
- 透水さらさ - 元宝塚歌劇団雪組娘役
- 土建屋よしゆき - タレント
- 中岡創一(ロッチ)- お笑い芸人
- 原田まりる - タレント
- TAMAMIZU - ミュージシャン
- 高見文寧(ME:I) - アイドル
- 茶屋(空前メテオ)-お笑い芸人
スポーツ
[編集]- 青柴憲一 - 元プロ野球選手
- 伊戸重樹 - プロバスケットボール選手
- 北村俊介 - 元プロ野球選手
- 武岡優斗 - サッカー選手
- 羽賀善夫 - 柔道家
- 波留敏夫 - 元プロ野球選手
- 福田岳洋 - 元プロ野球選手
- 堀井恒雄 - 元プロ野球選手
- 村川幸信 - 元プロ野球選手
- 足立兼敏 - 元大学野球・高校野球指導者