宗岡正二
むねおか しょうじ 宗岡 正二 | |
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生誕 | 1946年5月3日(78歳) 日本 山口県 |
出身校 | 東京大学農学部 |
職業 | 実業家 |
宗岡 正二(むねおか しょうじ、1946年5月3日 - )は、日本の実業家。新日鐵住金代表取締役会長や、全日本柔道連盟第4代会長を務めた。
人物
[編集]山口県下関市出身[1]。東京大学農学部農業経済学科卒業。東京都立小山台高等学校において、中西宏明(日立製作所会長、経団連会長)の1年後輩であった[2]。
新日鐵住金の前身である新日本製鐵に第1期生として新卒入社。2008年4月、三村明夫(のちの会長、相談役)より社長職を引き継ぐ[3]。2012年10月より住友金属工業との合併に伴い創立した統合会社の新日鐵住金の代表取締役会長兼CEOに就任した。2014年4月、同社代表取締役会長専任となった。2009年1億7060万円の役員報酬を、2013年1億600万円の役員報酬を受けた[4]。
2020年7月に東京大学校友会会長となり、令和2年度卒業式より式辞を述べている[5]。
また、同年11月には小山台高校同窓会である菊桜会の会長にもなっている[6]。
柔道に関するエピソード
[編集]東大時代には柔道部で主将を務めた。柔道三段[7]。2011年より、全日本実業柔道連盟会長に就任している[8]。2013年8月21日には上村春樹の後任として全日本柔道連盟の第4代会長に選出された。衆議院議員の原田義昭は高校、大学時代の柔道部の先輩であり、原田自身も大学卒業後、一時新日鐵に勤務していた。
2013年8月全日本柔道連盟会長に就任[9]、不祥事の相次いだ連盟の改革を主導した[10][11][12][13]。
略歴
[編集]- 1970年:新日本製鐵入社(富士製鐵採用)
- 1999年:同社取締役秘書部長委嘱
- 2003年:同社常務取締役
- 2005年:同社代表取締役副社長
- 2008年:同社代表取締役社長
- 2012年:新日鐵住金代表取締役会長兼CEO
- 2014年:同代表取締役会長
- 2019年:日本製鉄相談役[15]
主な公職
[編集]脚注
[編集]- ^ 2008年5月28日(水) 鉄鋼連盟会長に宗岡氏 日本鉄鋼連盟
- ^ “私が「都立小山台高」で得た代えがたい財産 | 最新の週刊東洋経済”. 東洋経済オンライン (2018年8月7日). 2020年4月11日閲覧。
- ^ “宗岡氏の社長昇格を発表 新日鉄、三村社長は会長に”. 共同通信. (2008年1月17日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ 「"年収1億円超"の上場企業役員443人リスト」 東洋経済オンライン2015年03月18日
- ^ 東大校友会ニュース no.39
- ^ “菊桜会”. www.kikuoh-kai.jp. 2022年10月14日閲覧。
- ^ 【柔道】全柔連・宗岡新会長「上村改革」から見直す
- ^ 全柔連会長 宗岡氏就任確実も「私が決めることではない」
- ^ 宗岡氏が全柔連新会長=副会長は山下氏-再建へ新体制発足 時事ドットコム 2013年8月21日
- ^ “全柔連、宗岡新体制が21日発足 再生に踏み出す”. 共同通信. (2013年8月20日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ “全柔連、宗岡新体制が発足 山下副会長、近石専務理事”. 共同通信. (2013年8月21日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ “全柔連理事、評議員に定年制導入 就任時70歳未満”. 共同通信. (2013年10月30日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ “柔道界にまっとうな常識を”. 日本経済新聞. (2013年8月23日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ 全柔連 山下会長を選出 「子供たち憧れる柔道に」 日本経済新聞
- ^ 「新日鉄住金会長・宗岡氏、相談役に 4月1日付」 毎日新聞2019年2月21日 東京朝刊
外部リンク
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