斎藤孝雄
斎藤 孝雄(さいとう たかお、1929年3月5日 - 2014年12月6日)は、日本の映画カメラマン、撮影監督。
人物
[編集]- 京都府出身。
- 1945年に旧制巣鴨中学校卒業。
- 1946年に東宝に入社。撮影助手となる。
- 1955年から1961年までチーフを務める。
- 1962年に黒澤明監督の映画『椿三十郎』で撮影監督としてデビューした。
- それ以後『まあだだよ』まで、黒澤作品(『デルス・ウザーラ』を除く)には欠かせない撮影監督の一人であった。
- 数多くの黒澤作品に出演していた俳優の三船敏郎が代表を務める三船プロダクションが手掛けた映画やテレビドラマの撮影を手がけることもあった。
- 2014年12月6日、慢性リンパ球性白血病により神奈川県座間市の病院にて死去した[1]。85歳没。
代表作
[編集]- 椿三十郎(1962年)
- ニッポン無責任時代(1962年)
- 天国と地獄(1963年)
- 赤ひげ(1965年)
- ゴー!ゴー!若大将(1967年)
- リオの若大将(1968年)
- どですかでん(1970年)
- 影武者(1980年)
- 乱(1985年)
- 優駿 ORACION(1988年)
- 夢(1990年)
- 八月の狂詩曲(1991年)
- まあだだよ(1993年)
- 虹の橋(1993年)
関連人物
[編集]出典・参考文献
[編集]- 鶴田義久『黒沢映画の美術』学研、1985年。ISBN 4051016994。
脚注
[編集]- ^ 斉藤孝雄氏死去 黒沢映画の撮影担当 日刊スポーツ 2014年12月8日閲覧
外部リンク
[編集]- 斎藤孝雄 - allcinema
- 斎藤孝雄 - KINENOTE
- 斎藤孝雄 - 日本映画データベース
- Takao Saitô - IMDb