春日井製菓
本社(2014年8月) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | 春日井製菓、Kasugai |
本社所在地 | 日本 〒451-0062 愛知県名古屋市西区花の木1丁目3番14号 北緯35度11分11秒 東経136度53分15.3秒 / 北緯35.18639度 東経136.887583度座標: 北緯35度11分11秒 東経136度53分15.3秒 / 北緯35.18639度 東経136.887583度 |
設立 | 1948年4月 (創業:1928年4月) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 8180001025070 |
事業内容 | キャンディ、豆菓子、チョコレート他の製造・販売 |
代表者 | 春日井康仁(代表取締役会長) 春日井大介(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 184億6千万(2018年実績) |
純利益 | 3億4305万円(2018年12月31日時点)[1] |
総資産 | 117億5885万9000円(2018年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 589名(2018年12月現在) |
外部リンク | https://www.kasugai.co.jp/ |
春日井製菓株式会社(かすがいせいか、英: Kasugai Seika Co.,Ltd.)は、愛知県名古屋市西区に本社を置く日本の菓子メーカーである。
概要
[編集]キャンディ、グミ、ラムネ、豆菓子、金平糖、ゼリービーンズ、チャイナマーブルを製造・販売している。「グリーン豆」や「いかピーナ」、「ゼリービンズ」、「ニッキ飴」、「ハッカ飴」、「黒あめ」などはロングセラー商品として有名。1960年代には粉末ジュース「シトロンソーダ」で一世を風靡した(現在は製造中止)。
社名は創業者の姓に由来するが、本社所在地が愛知県であるせいか、県内の春日井市発祥の企業だと誤解されるケースも少なくない。なお、偶然の一致ではあるが春日井市には当社の工場が所在している。
広告宣伝活動
[編集]自社イベント
[編集]2018年11月から、社員が企画運営する「スナックかすがい」を開始。ことわざの「子はかすがい(鎹)」をヒントに、異なる分野で活躍する二人のゲストがテーマに沿って”かすがう”様子を聴衆と楽しむ趣向のトークイベントで、2020年からはオンライン・無観客で開催を継続している。
自社メディア
[編集]2021年5月から、お菓子の楽しみ方を広げるサイト「おかしなくらい、おかし好き」をオープン。お菓子を使った料理レシピや暮らし術の他、お菓子好きの人の紹介や、お菓子にまつわるエッセイなどを紹介する。
ラジオ
[編集]地元のCBCラジオにおいては、日中だけでなく夜間・深夜帯に至るまで、各種商品のスポットCMを流している。かつてニッポン放送他、全国ネットで放送されている「オールナイトニッポン」の協賛スポンサーでもあった。当社の番組内でのCMが特殊的で1時台の最初のCMで10秒流し、その後他社の20秒CMを3本流した後、最初のCMで流した以外の商品のCMを10秒流した。また、TBSラジオ、MBSラジオでもスポットCMを流していた。
テレビ
[編集]過去にはCBCテレビの『名古屋発!新そこが知りたい』、『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』が番組スポンサーについていた他、他の番組でも番組スポンサーとしてついている。
歴史
[編集]- 1928年4月 - 名古屋市西区において、春日井商店として創業。
- 1942年5月 - 個人経営を「春日井製菓有限会社」に組織変更。
- 1948年2月 - 「春日井製菓株式会社」に改組。
- 2017年
- 2019年12月 - 春日井製菓相生株式会社を吸収合併[4]。
事業所
[編集]本社
[編集]- 本社(総務部、営業管理部、商品開発部、CSR促進室、生産管理室)
- 愛知県名古屋市西区花の木1-3-14
支店
[編集]- 名古屋支店
- 愛知県名古屋市西区花の木1丁目3-14
- マーケティング部
- 東京支店(貿易部、広域量販課)
- 仙台支店(2021年1月開設)
- 大阪支店
- 福岡支店
工場
[編集]- 本社工場
- 名古屋市西区花の木1-5-2
- 笠取北工場
- 名古屋市西区笠取町4-106
- 笠取工場
- 名古屋市西区笠取町2-121
- 春日井工場(品質管理室、改善室)
- 相生工場
商品
[編集]キャンディ(春日井工場、キシリクリスタルは相生工場)
[編集]- 黒あめ(1980年)
- のどにスッキリ(1985年)*丸型のキャンディが多い中でホタテ貝の独特な形状をしている[5]。
- 塩あめ(1981年)
- 抹茶あめ(1986年)
- ハッカ飴(1970年)
- ニッキ飴(1970年)
- 花のくちづけ(1984年)
- ミルクの国(1984年)
- キシリクリスタル(2001年)*2017年10月にモンデリーズ・ジャパンから事業譲受。2018年2月5日からKasugaiブランドで販売開始[6]。
- 女王のミルク(2021年)
- ツムラのおいしい和漢ぷらす たかめるのど飴(2022年)*株式会社ツムラと春日井製菓の共同開発による、高麗人参と沖縄産黒砂糖を配合した黒あめ[7]。
グミ(春日井工場)
[編集]豆菓子(春日井工場)
[編集]- グリーン豆(1973年)
- うすピー(1973年)
- いかピーナ(1967年)
- えびピーナ(1969年)
- まぜまぜ一番(1988年)
- わさび茶屋(1998年)
- 唐揚革命(2020年)
- お麩のスナック
ラムネ(相生工場)
[編集]2019年より同所での製造を開始。
- ラムネいろいろ(1979年)湿式製法
- スイッチONタブレット(2019年)
掛物(糖蜜を掛けながら生産する砂糖菓子のこと)
[編集]主に本社工場・笠取北工場で製造。
- こんぺいとう(1957年)
- ゼリービンズ(1950年)
- チャイナマーブル(1950年)
- 塩こんぺいとう(2020年)
過去の商品
[編集]CM出演タレント
[編集]現在
[編集]テレビCMは行っていない。
過去
[編集]- サンドウィッチマン(キシリクリスタル)- 2018年に春日井製菓傘下で改良新発売を機に、3層構造にちなんでCM起用。
- 坂本冬美(のどにスッキリ)
- 氷川きよし(黒あめ / 塩あめ)
- 安岡力也(黒あめ) - CMでは春日井くんという少年がガキ大将にいじめられる女の子を助けようと、黒あめを食べて安岡力也扮する「黒あめマン」に変身し、ガキ大将を成敗して女の子を助けたものも元に戻れなくなり、医者からも匙を投げられてしまい、途方に暮れてしまった。また、お爺ちゃんが「わしは黒あめマンなんじゃ!!」と黒あめマンに変身し、妻であるお婆ちゃんにカミングアウトする「老夫婦篇」にも出演した。
- 目黒祐樹(黒あめ) - 「老夫婦篇」で安岡力也と共演。お婆ちゃんが黒あめを食べて変身した「黒あめウーマン」を演じた。なお、飼い犬も「黒あめ犬」に変身するオチがある。
- 谷津勲(黒あめ) - 「老夫婦篇」で黒あめマンに変身するお爺ちゃん役。
- 伊集院光(のどにスッキリ)
- 和田勉(炭焼珈琲キャンディ)
- 浦辺粂子(グリーン豆)
- 高木ブー(黒あめ)
- 鈴木ユカリ(花のくちづけ)
- 加藤晴彦(のどにスッキリ)
- 奄美大島の大家族Tさん一家(グリーン豆)
脚注
[編集]- ^ a b 春日井製菓株式会社 第74期決算公告
- ^ “春日井製菓、キシリクリスタルの製造・販売権取得合意”. LOGISTICS TODAY (2017年10月13日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ 「キシリクリスタル」事業譲渡のお知らせ モンデリーズ・ジャパン
- ^ 春日井製菓相生株式会社 国税庁法人番号公表サイト
- ^ 春日井製菓. “のどにスッキリのおいしい話”. 2012年12月6日閲覧。
- ^ 「キシリクリスタル」Kasugai 商品として販売開始 春日井製菓 2018年2月
- ^ ツムラのおいしい和漢ぷらす たかめるのど飴
- ^ 春日井のキャンディー ラジオCM 1980年代末 - YouTube(ミルクの国・花のくちづけ・カフェオーレの季節とコメント)
- ^ '78-91 お菓子CM集vol.2 春日井製菓 - YouTube(ミルクの国・花のくちづけ・カフェオーレの季節の順番で放映、放映時間帯は30秒から1分15秒)
関連項目
[編集]- 二木の菓子
- 100円ショップ
- 梅垣義明 - WAHAHA本舗所属のタレント。グリーン豆をステージ上から鼻に詰めて飛ばす芸で有名。
- 明石家さんま ー 自身の離婚会見で「子はかすがいの甘納豆」と発言し、後日同社からお礼として甘納豆を贈られた事を当時レギュラー出演していた『森田一義アワー 笑っていいとも!』で語った事がある[要出典]。