春陽会
春陽会(しゅんようかい)は、1922年(大正11年)1月14日に設立された[1]在野の洋画団体の一般社団法人である。
創立[編集]
院展の日本画部と対立、脱退した洋画部同人を中心に創立された。創立時のメンバーは、足立源一郎、倉田白羊、小杉放庵、山本鼎、森田恒友、長谷川昇ら6人の日本美術院洋画部系の画家と、草土社系の岸田劉生、木村荘八、中川一政、そのほか萬鉄五郎、石井鶴三、梅原龍三郎らだった。その後、梅原と岸田は脱会し、河野通勢や岡本一平らが参加。
特徴[編集]
東洋画風の手法や発想に立つ画風を有し、特定の主張をせず、前衛的作品が多い[要出典]。
定期展覧会[編集]
設立された1922年の翌年以降、例年春に展覧会を開催する。
2023年には第100回を迎え、100回記念シンボルマークの公募や記念事業(長野県立美術館での記念展、2024年3月 - 5月)が実施された[2][3]。
脚注[編集]
- ^ 春陽会ホームページ(沿革)
- ^ 公募 春陽会100回記念展シンボルマーク - 春陽会
- ^ 【100回記念事業】春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ 2024年3月16日(土)~5月12日(日) - 春陽会
関連項目[編集]
- 日本美術院
- 損保ジャパン美術財団選抜奨励賞 - 日本の美術団体から選抜された新人作家に贈られる賞