東宝サウンドスタジオ
東宝サウンドスタジオ(とうほうサウンドスタジオ)は、1957年から2010年まで東宝スタジオ内に存在した映画・テレビドラマの録音スタジオ業務・音響効果制作等を手がける東宝系列の企業である。
概要・沿革
[編集]1957年9月12日に東宝撮影所内のダビングビル・東宝ダビングが始まりで、東宝映画の音響業務を中心に担当。1971年4月、合理化に着手する為に企業分離し、名前を「東宝録音センター」とする。東宝以外の一般映画やアニメも担当。1977年2月に東京映画の移転により、同映像部を吸収。1990年代に入り東宝映像サウンドスタジオと合併、「東宝サウンドクリエイティブスタジオ」へと改組し、その後、分かり易く「東宝サウンドスタジオ」と改名。2003年にミキシング卓などを修正。2010年9月に東宝ポストプロダクションセンター第1棟が完成し機能を全てそこに移転し役目を終える。建物は改装され2011年に部屋の構成を変更したポストプロダクションセンター第2棟としてリニューアルオープン[1]。2016年に音響を刷新、2022年9月にはコンソールにAvid S6を導入し現在に至っている[2]。
所属スタッフ
[編集]参考文献
[編集]- 井上英之『検証・ゴジラ誕生―昭和29年・東宝撮影所』朝日ソノラマ、1994年9月。ASIN 4257033940。ISBN 4-257-03394-0。 NCID BN12470018。OCLC 674265346。国立国会図書館書誌ID:000002360098。
- 佐藤忠男 編『日本の映画人―日本映画の創造者たち』日外アソシエーツ、2007年6月、452頁。ASIN 4816920358。ISBN 978-4-8169-2035-6。 NCID BA8226607X。OCLC 1006959295。国立国会図書館書誌ID:000008717455。