板倉美紀

板倉 美紀(いたくら みき、1975年8月1日 - )は、日本の元陸上競技(競歩)選手。

来歴

[編集]

石川県羽咋郡志賀町出身。金沢高校順天堂大学卒。
中学1年から陸上競技を始める。当時は中距離走選手。顧問教諭の勧めで中学2年から競歩に取り組み才能が開花。

1992年バルセロナオリンピック日本代表選手に選ばれ、同年9月にソウルで行なわれた世界ジュニア陸上選手権では銅メダルを獲得したが、この年の12月に練習中に交通事故にあい重傷を負う。しかし、1993年には競技会に復帰した。

金沢学院大学教務助手を経て、2009年度より石川県立大聖寺高等学校講師。2009年11月29日に能美市内の会社員と結婚。

おもな記録

[編集]
1990年4月22日 全日本競歩輪島大会 中学女子2km 優勝10分20秒 大会新
1991年9月22日 全日本競歩根上大会 高校女子5km 優勝22分53秒 高校新(当時)
1992年4月19日 全日本競歩輪島大会 女子10km 優勝45分16秒 日本新(当時)
1992年8月 4日 バルセロナ五輪 女子競歩(10km) 23位 47分11秒(当時日本人最高順位)
1992年9月 20日 世界ジュニア陸上選手権 女子5000m競歩 銅メダル 22分25秒58

17歳3日はロンドンオリンピック 土井杏南が更新するまで20年間、日本のオリンピック陸上競技における戦後最年少出場者であった[1][2]

関連書籍

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ “【アスリートの原点】土井杏南:ロンドン五輪には16歳の若さで出場。「消えた天才」は東京五輪へ向けた復活を期す”. オリンピックチャンネル. (2020年1月30日). https://www.olympicchannel.com/ja/stories/features/detail/アスリ-トの原点-土井杏南-ロントン五輪には16歳の若さて出場-消えた天才-は東京五輪へ向けた復活を期す/ 2020年6月5日閲覧。 
  2. ^ 日本のオリンピック陸上競技最年少出場者は、1932年ロサンゼルスオリンピックに15歳(閉会式時点で満15歳と261日)で出場した渡辺すみ子である。

関連項目

[編集]
  • 古章子 元の職場の同僚 (シドニー五輪トランポリン日本代表)
  • 中田大輔 職場の元同僚 (シドニー五輪トランポリン日本代表)

外部リンク

[編集]