植手通有
植手 通有(うえて みちあり、旧字体:植手 通󠄁有、1931年 - 2011年7月30日[1])は、日本の政治学者。専攻は日本政治思想史。
愛知県生まれ。東京大学卒業。丸山眞男の弟子。1971年成蹊大学法学部政治学科教授。1995年退職、名誉教授[2]。明治時代の思想史研究で有名。死後著作集全3巻刊行。
著書
[編集]- 『日本近代思想の形成』(岩波書店、1974年)、オンデマンド版 2022年
- 『植手通有集 1 明治思想における人間と国家』(あっぷる出版社、2015年)
- 『植手通有集 2 徳富蘇峰論』(あっぷる出版社、2015年)
- 『植手通有集 3 丸山真男研究-その学問と時代』(あっぷる出版社、2015年)
- 『武蔵野市百年史前史 武蔵野四か村の成り立ちから三多摩の東京府移管まで』(あっぷる出版社、2016年)
編著・校注など
[編集]- 西田長壽と共編『陸羯南全集』(全10巻、みすず書房)、オンデマンド版2007年
- 校注者の一人『日本思想大系55 渡辺崋山・高野長英・佐久間象山・横井小楠・橋本左内』(岩波書店)
- 責任編集『日本の名著34 西周・加藤弘之』(中央公論社)、のち中公バックス
- 編・解題『明治文学全集34 徳富蘇峰集』(筑摩書房)
- 校注『日本思想大系49 頼山陽 日本政記』(岩波書店)
- 編・解説『近代日本思想大系4 陸羯南集』(筑摩書房)
- 編著『明治草創=啓蒙と氾濫』(社会評論社、1990年)
- 共編『丸山眞男回顧談』(上下)(岩波書店、2006年)
- 『定本 丸山眞男回顧談』(上下)(岩波現代文庫、2016年)
- ※『武蔵野市百年史記述編I』などその他論文多数
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『植手通有集 1 明治思想における人間と国家』
- 『明治思想における人間と国家』著者について - Amazon.co.jp