湯ノ湖
湯ノ湖 | |
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湖畔展望テラスより見た湯ノ湖と男体山(奥) | |
所在地 | 栃木県日光市 |
位置 | 北緯36度48分00秒 東経139度25分25秒 / 北緯36.80000度 東経139.42361度座標: 北緯36度48分00秒 東経139度25分25秒 / 北緯36.80000度 東経139.42361度 |
面積 | 0.32 km2 |
周囲長 | 2.8 km |
最大水深 | 12 m |
水面の標高 | 1,478[1] m |
成因 | 堰止湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
プロジェクト 地形 |
湯ノ湖(ゆのこ)は、栃木県日光市の西部にある湖。北東にある三岳火山の噴火によってつくられた堰止湖である[1]。標高1,478m[1]。
概要
[編集]日光白根山からの水に加え、湖畔にある日光湯元温泉からの湯が流れ込んでいる。温泉成分や山からの砂などで水深が浅くなり、湿地化する危機にあったが、1992年から浚渫工事が行われ[2]、危機を乗り越えた。温泉の湯が流れ込んでいるものの、水深が浅いため冬季には全面結氷することもある。
2005年に戦場ヶ原、小田代ヶ原などと共にラムサール条約湿地に登録された[3]。
地理
[編集]周囲は約3kmで、ハイキングコースも整備されており約1時間で一周できる[1]。
兎島(うさぎじま)は湯ノ湖の唯一の半島で、ウサギの耳に似ていることから名付けられたと言われている。その付け根には兎島湿原がある[1]。
湖の南端の湯滝上(ゆたきうえ)には湯滝があり、戦場ヶ原方面へのハイキングコースの起点となっている[1]。
利用
[編集]毎年2月頃に海上保安庁の特殊救難隊が、氷結した海面での海難事故を想定した訓練を実施している[4]。
ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 奥日光ハイキングガイドマップ 日光観光協会、2020年12月13日閲覧。
- ^ “自然「湖沼」湯ノ湖”. 栃木県. 2022年7月13日閲覧。
- ^ “Oku-Nikko-shitsugen | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年11月8日). 2023年4月10日閲覧。
- ^ “栃木)海猿、氷結の湯ノ湖で過酷な潜水訓練”. 朝日新聞デジタル (2019年2月20日). 2022年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、湯ノ湖に関するカテゴリがあります。