石川県小松市團十郎芸術劇場うらら
石川県小松市團十郎芸術劇場うらら | |
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外観 | |
情報 | |
通称 | 團十郎芸術劇場うらら[1][2][3] |
正式名称 | 石川県小松市團十郎芸術劇場うらら[4][5][6][7] |
旧名称 | 石川県こまつ芸術劇場うらら[1][5][6][8] |
開館 | 2004年3月14日 |
開館公演 | 松竹大歌舞伎[9] |
客席数 | 851席(大ホール) 250席(小ホール) |
延床面積 | 7791,35m² |
設備 | ホール(大・小)、市民ギャラリー、会議室、喫茶など |
用途 | コンサート全般、歌舞伎公演 |
運営 | 北陸共立(指定管理者)[10] |
所在地 | 〒923-0921 石川県小松市土居原町710番地[4] |
位置 | 北緯36度24分11.9秒 東経136度27分08.1秒 / 北緯36.403306度 東経136.452250度座標: 北緯36度24分11.9秒 東経136度27分08.1秒 / 北緯36.403306度 東経136.452250度 |
アクセス | 小松駅より徒歩1分 |
外部リンク | 石川県小松市團十郎芸術劇場うらら |
石川県小松市團十郎芸術劇場うらら(いしかわけんこまつしだんじゅうろうげいじゅつげきじょううらら)は、石川県小松市土居原町にある多目的ホールを備えた劇場である。通称は團十郎芸術劇場うらら[1][2][3][8]。
2023年(令和5年)3月4日に、名称を石川県こまつ芸術劇場うらら(いしかわけんこまつげいじゅつげきじょううらら、旧通称:こまつ芸術劇場うらら)から変更した[1][2][3][5][6][7][8]。
概要
[編集]小松駅周辺の高架化・連続立体交差事業と駅周辺の土地区画整理事業の一環として整備[11]。2004年(平成16年)3月14日、これらの事業完成の式典を経て開業した[11]。こけら落し公演として、同年3月20日・3月21日に松竹大歌舞伎公演が行われた[9]。この公演では歌舞伎の演目として勧進帳が披露され、武蔵坊弁慶を十二代目市川團十郎、富樫左衛門を十代目坂東三津五郎、源義経を七代目中村芝雀がそれぞれ演じた[9]。
この劇場の名前に使われている「うらら」とは、石川県の加賀地方(能美市以南)で使われている方言で、「私たち」という意味を表し(「私」を指す「うら」と複数形の「ら」の造語)、「うららかな」という和やかなイメージを持ち合わせていることが採用の由来となっている。設計は建築家の川崎清。開館した2004年には、第11回いしかわ景観大賞のいしかわ景観賞を受賞している。
2023年(令和5年)3月4日、十三代目市川團十郎の襲名披露巡業の公演初日に名称を「石川県こまつ芸術劇場うらら」から「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」に変更した[1][2][3][5][6][7]。歌舞伎の芸名が施設名に採用されたのは日本初で[8]、日本国内でも唯一の施設となった(2023年時点)[1]。また、小松市は十三代目市川團十郎に同年4月より当施設の名誉館長を委嘱している[2][6][7]。
施設概要
[編集]各施設
[編集]- 大ホール
- 851席(桟敷席52席および車椅子席5席を含む)の多目的ホール。プロセニアム型のホールで花道を備えている。オーケストラ・歌舞伎公演など様々な用途に利用できる構造となっている。十二代目市川團十郎は、大ホールの設計監修に参加している[2][3][5][8]。
- 小ホール
- その他の施設
- 会議室(3部屋)
- リハーサル室
- 催事場
- 市民ギャラリー
- こまつふれあいショップぶっさんや
- 歌舞伎のまちギャラリー(施設名変更に伴い新設)[5][8]
- 小松駅前行政サービスセンター(住民票の写しなど戸籍関係の書類発行・手続きなど)
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f “團十郎、石川県小松「團十郎芸術劇場うらら」名誉館長就任でお練り「元気になりました」”. サンケイスポーツ. (2023年3月4日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “市川團十郎 父ゆかりの石川県小松市で襲名披露興行 「父の愛感じながら」弁慶を熱演”. スポーツ報知. (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e “市川團十郎の襲名披露巡業が石川県小松市でスタート 巡業公演は27日まで15都市20公演で開催”. 日刊スポーツ. (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b 石川県こまつ芸術劇場条例
- ^ a b c d e f “広報こまつ 令和5年2月1日号” (PDF). 小松市広報秘書課. p. 2-4 (2023年2月1日). 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e “【石川】「うらら」名誉館長 團十郎さん就任へ 4月”. 北陸中日新聞Web. (2023年2月21日). オリジナルの2023年3月5日時点におけるアーカイブ。 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c d “市川團十郎さん、小松見参 お練りに人波「成田屋!」 襲名巡業幕開け”. 北國新聞. (2023年3月4日). オリジナルの2023年3月5日時点におけるアーカイブ。 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g “「團十郎芸術劇場うらら」に名称変更 小松市、11月の襲名に合わせ”. 北國新聞. (2022年8月26日). オリジナルの2022年8月26日時点におけるアーカイブ。 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c 「豪華「勧進帳」で幕開け こまつ芸術劇場 団十郎さんら熱演」『北國新聞』朝刊2004年3月21日、36面。
- ^ “指定管理者制度導入状況一覧表” (PDF). 小松市行政経営室 (2022年4月1日). 2023年3月5日閲覧。
- ^ a b c 「「小松100年の大計」完成 駅周辺整備 新劇場で式典」『北國新聞』夕刊2004年3月15日、1面。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 石川県小松市團十郎芸術劇場うらら
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