石州流伊佐派
石州流伊佐派(せきしゅうりゅう いさは)は武家茶道。石州流の一派。
江戸時代は幕府数奇屋頭を代々世襲し嘉順派、野村派とともに柳営茶道をささえた。
維新後伊佐家が5代限りで茶道と無縁になった際に、門人だった袖山宗脩(1853年 - 1932年)によって継承され伊佐派と称している。
参考文献
[編集]野村瑞典『石州流 歴史と系譜』光村推古書院
宮帯出版社編集部「茶道家元系譜」『茶湯手帳』宮帯出版社
歴代
[編集]代 | 名 | 号 | 没年 | 備考 |
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流祖 | 片桐石州 | 浮瓢軒 | 延宝元年69歳 | |
怡渓派祖 | 怡渓宗悦 | 正徳4年71歳 | 大徳寺禅僧 | |
派祖 | 伊佐幸琢 | 半々庵 | 延享2年62歳 | 数奇屋頭 |
二代 | 伊佐幸琢 | 半堤庵 | 寛政7年90歳 | 数奇屋頭 |
三代 | 伊佐幸琢 | 半寸庵 | 文化5年 | 数奇屋頭 |
四代 | 伊佐幸琢 | 半能庵 | 文化13年 | 数奇屋頭 |
五代 | 伊佐幸琢 | 半片庵 | 明治23年89歳 | 数奇屋頭 |
六代 | 袖山宗脩 | 半艸庵 | 昭和8年81歳 | |
七代 | 時田宗敬 | 香草庵 | 昭和46年81歳 | |
八代 | 磯野宗琢 | 半幸庵 | ||
九代 | 磯野宗明 |