石巻ゆうすけ
いしまき ゆうすけ 石巻 ゆうすけ | |
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阪神競馬場にて (2015年3月22日) | |
プロフィール | |
本名 | 同じ |
愛称 | マキさん |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
生年月日 | 1962年9月24日(62歳) |
血液型 | O型 |
最終学歴 | 日本大学芸術学部卒業 |
勤務局 | 関西テレビ放送 |
職歴 | 副部長→部長 |
活動期間 | 1986年 - 2018年 |
ジャンル | スポーツ(競馬・ゴルフ)・報道番組 |
公式サイト | 関西テレビ |
出演番組・活動 | |
出演経歴 | #過去の出演番組を参照 |
石巻 ゆうすけ(いしまき ゆうすけ、1962年9月24日 - )は、関西テレビ放送の元アナウンサー、関西テレビ青少年育成事業団事務局長。
来歴・人物
[編集]「石巻ゆうすけ」は本名で、なぜ名前が平仮名表記の「ゆうすけ」になったのかについては、親が出生届を提出するため役所を訪れた際、本来は「悠輔」にするつもりだったが、当時は「悠」が常用漢字ではなかったため認められず(※現在は常用漢字として認められており、名前に使うことは可能)、仕方なく平仮名の「ゆうすけ」で提出したことによる(以前、Youtube「カンテレchannel」の自己紹介にていきさつを語っていた)[1]。
東京都立九段高等学校を経て、日本大学芸術学部を卒業して入社以来、プロ野球( - 2004年)・競馬などのスポーツ実況を担当。1996年のオリックスブルーウェーブのパ・リーグ優勝決定試合(9月23日、対日本ハムファイターズ戦。延長10回裏にイチローのサヨナラヒットで前年に続いての連覇を達成)の実況を担当。
スポーツ中継、特に競馬は業務命令で始めた事を過去に『DREAM競馬』の公式プロフィールで明らかにしている(現在は番組リニューアルに伴いアナウンサーのプロフィールは削除された)。競馬実況は山本浩之とともにサブとして始めたが、最初は山本と同じく、杉本清や馬場鉄志に次いでの起用であった。
GIレースの実況は21世紀に入ってから本格的に始めており、2012年までは年に3レースを担当していた。
- 2003年の秋華賞では、スティルインラブの牝馬三冠達成の瞬間を伝え、先輩でもある馬場鉄志より先に「三冠達成実況アナ」の称号を得た。さらに2010年の秋華賞でもアパパネの牝馬三冠達成の瞬間を伝え、自身にとって2度目の三冠達成実況を担当した。
- 2006年の宝塚記念では、ディープインパクト5冠達成、2012年の宝塚記念では、前年の3歳4冠馬(クラシック3冠、有馬記念)で年度代表馬のオルフェーヴルの5冠達成、2013年の宝塚記念では前年の年度代表馬(牝馬三冠、ジャパンカップを制覇)・ジェンティルドンナ、前年のクラシック2冠(皐月賞、菊花賞)と有馬記念を制したゴールドシップ、この年の天皇賞・春を制したフェノーメノの3強が揃う中で、ゴールドシップの勝利(通算GI4勝目)を伝えた(宝塚記念の実況はこの年が最後となり、翌年は後輩の大橋雄介、翌々年は川島壮雄が担当している)。
- 2006年には、『サタうま!』でアラブ首長国連邦・ドバイワールドカップミーティング各レース、イギリス・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどの海外のビッグレースの吹き替え実況を行っている。
- 関東で大きなレースがある場合は現地出張することもあった。
競馬や野球以外に大阪国際女子マラソンなどにも関わっていたが、2005年以降は競馬以外のスポーツからほとんど引退した。理由は、局内の事情で報道業務も行うことになった事による。
2014年6月23日より関西テレビアナウンス部長を務めた。アナウンス部長に就いたことにより競馬中継からも退いた。
座右の銘は、系列局スポーツアナの先輩・浅見博幸(元仙台放送)から頂戴した「一日一ギャグ」。
2018年6月限りでアナウンス部長を大橋雄介にバトンタッチし、自身はアナウンス部から離任することとなった[2]。
過去の出演番組
[編集]- 各種スポーツ中継(以下は主なもの)
- 関西テレビが中継にかかわるゴルフ大会
- 大阪国際女子マラソン
- enjoy! Baseball
- プロ野球ニュース
- すぽると!
- KEIBA BEAT[3]
- 2011年からは職場の立場上実況に専念し、そうでないときは放送スタジオ常駐となった。
- FNNスーパーニュースアンカー(月曜日、ナレーション)
- 月刊カンテレ批評
- カンテレNEWS(主に『ユアタイム』木曜深夜ローカル枠を担当)
- カンテレ通信
主な実況歴
[編集]- 国内GI
2010年に干支一回り先輩の馬場鉄志が当時は60歳だった定年を迎えて以降、関西テレビではGI実況のシステムを見直し、年功序列制から適性等を考慮した役割分担制に移行した。石巻はアナウンス副部長という立場もあり、フジテレビの例に倣い、グランプリや格のより高いレースを受け持つことになった。大橋雄介はマイル路線、岡安譲は中長距離路線に移行。なお、定年は2010年代後半に65歳に引き上げられている。
- 宝塚記念(2005年 - 2013年)/杉本より引き継ぎ。
- 秋華賞(1997年、2001年 - 2006年、2010年 - 2011年)/馬場より引き継ぎ。中断期間中は大橋と岡安が担当
- マイルチャンピオンシップ(2012年)
- ジャパンカップダート(2010年、2012年)/馬場より引き継ぎ。2011年は大橋が担当
- 阪神ジュベナイルフィリーズ(2001年 - 2004年、2007年 - 2009年、2011年)/馬場より引き継ぎ。中断期間中は大橋が担当
フジテレビでは、社内で地位が上となった競馬アナウンサーは年末のグランプリレース・有馬記念を実況することになっており、2017年時点では青嶋達也がこれに該当する[4]。宝塚記念は上半期のグランプリレースとして位置づけられており、ジャパンカップダート(2014年よりチャンピオンズカップに名称変更し、中京競馬場に開催場移転)は日本を代表するダートの国際競走として賞金が日本のダートレースで最も高い。
- 海外GI
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(2006年)
- その他(GII・GIII)
- 金杯(西)→京都金杯(1993年、1995年、1996年、1998年 - 2004年)
- シンザン記念(1997年、1999年、2001年 - 2004年)
- 平安ステークス(1996年 - 1998年、2000年 - 2002年、2004年、2008年)
- 日経新春杯(2004年、2005年、2008年)
- 京都牝馬特別→京都牝馬ステークス(2005年 - 2007年、2011年)
- きさらぎ賞(1999年、2003年、2005年)
- 京都記念(2001年、2002年)
- シルクロードステークス(2006年 - 2008年)
- マイラーズカップ(2000年 - 2002年、2004年)
- アーリントンカップ(1998年 - 2002年、2004年)
- 4歳牝馬特別(西)(1997年)
- 毎日杯(1998年 - 2004年)
- チューリップ賞(1995年)
- アンタレスステークス(2006年、2007年)
- 阪急杯(1999年 - 2002年、2004年、2007年)
- 京都4歳特別(1998年)
- スワンステークス(1994年 - 2004年)
- 鳴尾記念(1994年 - 1996年、2002年、2004年、2005年)
- マーメイドステークス(1997年、2001年 - 2004年)
- 朝日チャレンジカップ(2000年 - 2004年)
- 関西テレビ放送賞ローズステークス(1998年 - 2005年、2007年、2010年 ‐ 2011年)
- サファイヤステークス(1995年)
- セントウルステークス(1997年、2009年)
- 京都大賞典(1998年)
- ファンタジーステークス(2004年、2007年、2008年)
- デイリー杯3歳ステークス→デイリー杯2歳ステークス(1992年、1994年、1995年、1998年 - 2003年)
- 京阪杯(1994年、1996年、1997年、1999年 - 2003年)
- 阪神牝馬特別→阪神牝馬ステークス(1997年 - 2001年、2003年 - 2005年)
- 阪神カップ(2007年)
関連人物
[編集]脚注
[編集]- ^ 「自己紹介 名前の由来 カンテレ石巻ゆうすけアナ」 Youtube「カンテレchannel」 2016年6月19日公開(※現在は公開されていない)
- ^ 石巻ゆうすけアナウンサー ご報告 カンテレのアナ場 2018年6月21日付
- ^ 2015年1月11日の番組表(競馬BEAT) ヤフーテレビ 2015年1月9日閲覧
- ^ 青嶋は2012年から担当しているが、2014年から2016年までは塩原恒夫が担当していた
外部リンク
[編集]- 関西テレビアナウンサー・石巻ゆうすけ - ウェイバックマシン(2017年4月5日アーカイブ分)