石本 雅男(いしもと まさお、1902年8月21日 - 2003年7月30日[1])は、日本の法学者。専門は、民法・不法行為責任論。岡山県出身。大阪大学名誉教授、神戸学院大学名誉教授。
神戸学院大学法学部の設置にも関与した。1984年日本学士院賞受賞。
1926年京都帝国大学法学部卒。京都帝国大学在職中に滝川事件が起こり、抗議のため同大学を辞職した。100歳になっても、家族の介助による口述筆記により論文を書き上げた、というエピソードも残っている。
著書に『無過失損害賠償責任原因論』(法律文化社、全4巻、1984年 - 1993年)などがある。
- ^ 日本人名大辞典+Plus デジタル版. “石本雅男とは”. コトバンク. 2021年12月9日閲覧。