礼華はる
礼華 はる(れいか はる、10月8日[1] - )は、宝塚歌劇団月組に所属する男役スター。
東京都文京区[2]、日本女子大学附属高等学校出身[2]。身長178cm[3]。血液型AB型[4]。愛称は「はる」、「ぱる」[1]。
来歴
[編集]2013年、宝塚音楽学校入学。
2015年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に101期生として入団[5][3]。入団時の成績は17番[5]。月組公演「1789」で初舞台[1]。その後、月組に配属[5]。
長身の大型スター候補として注目を集め、2021年、珠城りょう・美園さくらトップコンビ退団公演となる「桜嵐記」で、新人公演初主演[6][7][8]。当初は前年の「ピガール狂騒曲」で初主演予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、新人公演が休止となる[9][2]。
2022年、月城かなと・海乃美月トップコンビ大劇場お披露目となる「今夜、ロマンス劇場で」で、2度目の新人公演主演[8][10]。
2023年の「月の燈影」でバウホール公演初主演[3][11]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2015年4 - 6月、月組『1789-バスティーユの恋人たち-』(宝塚大劇場)[注釈 1][12]
月組時代
[編集]- 2015年6 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(東京宝塚劇場)
- 2015年9月、『A-EN(エイエン) ARI VERSION』(バウホール) - レイモンド
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』『GOLDEN JAZZ』
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 新人公演:長谷川橋介(本役:春海ゆう)『Forever LOVE!!』
- 2016年10 - 11月、『Bow Singing Workshop〜月〜』(バウホール)
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - ドアマン、新人公演:エリック・リトナウアー(本役:朝美絢/暁千星)『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - 唐人『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - 衛兵、新人公演:ポルトス(本役:暁千星)
- 2017年12月、『Arkadia-アルカディア-』(バウホール) - ジョス
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - ボーイ、新人公演:長谷山蒼太(本役:暁千星)『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - バッドボーイ
- 2018年6 - 7月、『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター) - ダン/紳士
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使、新人公演:エルマー・バチャニー(本役:蓮つかさ/暁千星)
- 2019年1月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(東京国際フォーラム) - ウエイター
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 次郎/法典ヶ原の村民、新人公演:吉岡伝七郎(本役:夢奈瑠音)『クルンテープ 天使の都』
- 2019年7 - 8月、『チェ・ゲバラ』(日本青年館・ドラマシティ) - ルイス・ベルグネス
- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - ダニエルJr./クラブの男、新人公演:リチャード・ラッティンガー(本役:月城かなと)
- 2020年2月、『赤と黒』(御園座) - ラ・ジュマート男爵
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - ピエール[9]
- 2021年2 - 3月、『ダル・レークの恋』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ジャスビル
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 権七、新人公演:楠木正行(本役:珠城りょう)『Dream Chaser』 新人公演初主演[7][6]
- 2021年10月、『LOVE AND ALL THAT JAZZ』(バウホール) - エーリッヒ・ゾマー少尉/ユーディ[2]
- 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 狭霧、新人公演:牧野健司(本役:月城かなと)『FULL SWING!』 新人公演主演[8][10]
- 2022年5月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・ドラマシティ) - ビセンテ
- 2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - ビロクシー
- 2022年11 - 12月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』 - ジョイ『FULL SWING!』(全国ツアー)
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 藤原常行『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
- 2023年6月、『月の燈影(ほかげ)』(バウホール) - 幸蔵 バウ初主演[3][11]
- 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - トーマ・ランゲ『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
- 2024年1月、『G.O.A.T』(梅田芸術劇場)
- 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - カイ『Grande TAKARAZUKA 110!』
- 2024年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ミッシェル・ドゥ・プレール伯爵『Grande TAKARAZUKA 110!』(全国ツアー)
- 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - ディーン『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
出演イベント
[編集]受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、56頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d <華宝塚>包容力放つ男役に 礼華(れいか)はる(月組) 東京新聞。
- ^ a b c d 宝塚歌劇月組・礼華はるのバウ初主演作「月の灯影」が開幕「千秋楽まで健康第一で」 スポーツ報知。
- ^ 『To The Future/宝塚GRAPH 2019年11月号』 阪急コミュニケーションズ、2019年、132頁。
- ^ a b c 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
- ^ a b 宝塚歌劇 月組「桜嵐記」で1年4カ月ぶり新人公演復活 礼華はる「仲間と支え合った」 デイリースポーツ。
- ^ a b 宝塚新人公演が1年4カ月ぶりに再開 礼華はる主演 きよら羽龍ヒロイン 日刊スポーツ。
- ^ a b c 月組新人公演で大型スター候補礼華はる主演、相手役は花妃舞音を抜てき 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚歌劇1年4か月ぶりの新人公演上演に初センターの月組・礼華はる「幸せな時間でした」 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚月組 礼華はる連続主演「気を引き締めて集中!視野を広げられたかな」 デイリースポーツ。
- ^ a b 宝塚月組178センチ長身スター礼華はる 江戸物「月の燈影」でバウ初主演作開幕「健康第一に」 日刊スポーツ。
- ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、17頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
- ^ 5年に1度の「演劇人祭」劇団新派、宝塚歌劇、坂東玉三郎らが祝賀芸能を披露 ステージナタリー。
- ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。