笠井嗣夫
笠井 嗣夫(かさい つぎお、1942年 - )は、日本の詩人、文芸評論家。
略歴
[編集]- 1942年、北海道生まれ。父はプロレタリア詩人の笠井清[1]。
- 北海道札幌南高等学校を経て、1966年北海道大学文学部卒[2]。
- 大学卒業後は定時制高校教諭。
- 2002年より北海道新聞文学賞詩部門の選考委員。
- 日本ペンクラブ会員。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 飢餓のまつり 笠井嗣夫詩集(1967年、北書房)
- 青い空夢の死骸 詩人たち : 笠井嗣夫詩論集(1979年6月、白馬書房)
- 田村隆一―断絶へのまなざし(1982年8月、沖積舎)
- 夜のつめたい発作 笠井嗣夫詩集(1984年6月、れんが書房新社)
- ことばの現在位置(1994年10月、土曜美術社出版販売)
- ローザ/帰還(2003年7月、思潮社)
- 映画の歓び(2005年10月、響文社)
編著
[編集]- 狼火―北海道新鋭詩人作品集(1973年、北海道編集センター)
- 宗左近詩集(2002年4月、芸林書房)
- 詩集 炎える母・抄 その他の詩―宗左近対訳詩選集(2011年5月、土曜美術社出版販売)
- デュラスのいた風景 笠井美希遺稿集・デュラス論その他(2018年8月、七月堂)