第40普通科連隊
第40普通科連隊 | |
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第40普通科連隊創隊記念行事の様子 | |
創設 | 1962年(昭和37年)8月15日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 普通科 |
所在地 | 福岡県 北九州市小倉南区 |
編成地 | 小倉 |
上級単位 | 第4師団 |
担当地域 | 福岡県北部 |
第40普通科連隊(だいよんじゅうふつうかれんたい、JGSDF 40th Infantry Regiment)は、福岡県北九州市小倉南区の小倉駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第4師団隷下の普通科連隊である。
概要
[編集]連隊長は1等陸佐(二)が充てられ、連隊本部、本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊により編成される。
訓練は主に曽根訓練場や日出生台演習場などで実施する。
沿革
[編集]第19普通科連隊第2大隊
- 1956年(昭和31年)1月25日:第19普通科連隊が編成完結。
第40普通科連隊
- 1962年(昭和37年)8月15日:第19普通科連隊第2大隊を基幹として第40普通科連隊が小倉駐屯地において編成完結。
- 1977年(昭和52年)3月25日:北九州市平尾台の野焼きが山火事化したことから、福岡県知事の要請に基づき212人が出動[1]。
- 1990年(平成 2年)3月26日:師団近代化への改編により、自動車化。
- 2003年(平成15年)3月27日:第4師団の「沿岸配備型師団」への改編。
- 軽装甲機動車及び01式軽対戦車誘導弾が配備。
- 後方支援体制変換に伴い、整備部門を第4後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援隊へ移管。
- 2013年(平成25年)3月26日:整備支援部隊が第2普通科直接支援中隊へ改編。
警備隊区
[編集]福岡県のうち、北九州地方(北九州市・中間市・行橋市・豊前市・遠賀郡・京都郡・築上郡)である。
- 第1普通科中隊 - 行橋市・京都郡(苅田町・みやこ町)
- 第2普通科中隊 - 北九州市若松区・中間市・遠賀郡(遠賀町・芦屋町・水巻町・岡垣町)
- 第3普通科中隊 - 豊前市・築上郡(築上町・上毛町・吉富町)
- 第4普通科中隊 - 北九州市小倉北区・門司区・戸畑区
- 重迫撃砲中隊 - 北九州市小倉南区・八幡西区・八幡東区
部隊編成
[編集]- 第40普通科連隊本部
- 本部管理中隊「40普-本」:軽装甲機動車、偵察用オートバイ
- 第1普通科中隊「40普-1」:高機動車、81mm迫撃砲 L16
- 第2普通科中隊「40普-2」:高機動車、81mm迫撃砲 L16
- 第3普通科中隊「40普-3」:高機動車、81mm迫撃砲 L16
- 第4普通科中隊「40普-4」:軽装甲機動車、81mm迫撃砲 L16
- 重迫撃砲中隊「40普-重」:120mm迫撃砲 RT
整備支援部隊
[編集]- 第4後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援隊:2003年(平成15年)3月27日から2013年(平成25年)3月25日の間。
- 第4後方支援連隊第2整備大隊第2普通科直接支援中隊:2013年(平成25年)3月26日から
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第40普通科連隊長 兼 小倉駐屯地司令 | 1等陸佐 | 佐藤靖倫 | 2024年 | 4月 1日陸上自衛隊東北補給処装備計画部企画課長 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 青木香 | 1962年 | 8月15日 - 1964年 8月13日第19普通科連隊付 | 東北方面総監部幕僚副長 |
2 | 原満寿夫 | 1964年 | 8月14日 - 1966年 7月15日陸上幕僚監部第2部総括班長 | 陸上自衛隊富士学校企画室長 |
3 | 木村重夫 | 1966年 | 7月16日 - 1968年 7月15日中部方面総監部第2部長 | 自衛隊静岡地方連絡部長 |
4 | 後藤健 | 1968年 | 7月16日 - 1970年 7月15日陸上自衛隊富士学校総合教育部勤務 | 自衛隊佐賀地方連絡部長 |
5 | 加來鐡雄 | 1970年 | 7月16日 - 1972年 3月15日第3陸曹教育隊長 | 東部方面総監部付 |
6 | 小川光介 | 1972年 | 3月16日 - 1974年 3月15日中部方面総監部業務室長 | 第4陸曹教育隊長 兼 松山駐とん地司令 |
7 | 滑石隆 | 1974年 | 3月16日 - 1976年 3月15日陸上自衛隊富士学校学校教官 | 陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長 |
8 | 平山誠 | 1976年 | 3月16日 - 1978年 1月 9日中部方面総監部業務室長 | 陸上自衛隊富士学校普通科部副部長 |
9 | 鈴木英樹 | 1978年 | 1月10日 - 1980年 3月16日陸上幕僚監部第5部付 | 第6師団司令部幕僚長 |
10 | 鍬田利夫 | 1980年 | 3月17日 - 1982年 8月 1日防衛大学校教授 | 陸上幕僚監部監理部総務課 庶務班長 |
11 | 藤本定男 | 1982年 | 8月 2日 - 1984年 7月31日第1師団司令部第1部長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
12 | 佐藤幸憲 | 1984年 | 8月 1日 - 1986年 7月31日陸上幕僚監部調査部付 | 東部方面総監部調査部長 |
13 | 田代儀雄 | 1986年 | 8月 1日 - 1989年 3月31日陸上幕僚監部人事部人事計画課勤務 | 陸上幕僚監部総括副監察官 |
14 | 安村勇徳 | 1989年 | 4月 1日 - 1991年 3月15日陸上幕僚監部防衛部運用課 運用第1班長 | 北部方面総監部防衛部長 |
15 | 原充宏 | 1991年 | 3月16日 - 1993年 3月23日陸上幕僚監部調査部調査第2課 調査第1班長 | 統合幕僚会議事務局第2幕僚室 情報運用調整官 兼 情報班長 |
16 | 赤松修三 | 1993年 | 3月24日 - 1996年 3月31日第3師団司令部第3部長 | 自衛隊岡山地方連絡部長 |
17 | 小西泰巳 | 1996年 | 4月 1日 - 1998年 6月30日陸上幕僚監部調査部調査第1課 業務班長 | 東北方面総監部調査部長 |
18 | 宮島俊信 | 1998年 | 7月 1日 - 1999年12月 9日陸上幕僚監部装備部装備計画課 後方計画班長 | 陸上幕僚監部監理部総務課 広報室長 |
19 | 市田信行 | 1999年12月10日 - 2001年 | 7月31日陸上幕僚監部人事部人事計画課 企画班長 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
20 | 反怖謙一 | 2001年 | 8月 1日 - 2003年 7月31日陸上幕僚監部教育訓練部訓練課訓練班長 | 陸上自衛隊研究本部研究員 |
21 | 二見弘幸 | 2003年 | 8月 1日 - 2006年 3月26日第8師団司令部第3部長 | 自衛隊栃木地方連絡部長 |
22 | 藤本和敏 | 2006年 | 3月27日 - 2008年 3月31日統合幕僚会議事務局第1幕僚室 人事計画班長 | 陸上自衛隊幹部学校主任教官 |
23 | 青木泰憲 | 2008年 | 4月 1日 - 2010年 7月31日北部方面総監部装備部後方運用課長 | 西部方面指揮所訓練支援隊長 |
24 | 中村裕亮 | 2010年 | 8月 1日 - 2012年 7月25日陸上幕僚監部教育訓練部教育訓練課 訓練・演習班長 | 陸上幕僚監部教育訓練部 教育訓練課長 |
25 | 五十嵐淳 | 2012年 | 7月26日 - 2014年 7月31日第9師団司令部第3部長 | 陸上幕僚監部防衛部防衛課勤務 |
26 | 野崎英二 | 2014年 | 8月 1日 - 2016年 7月31日陸上幕僚監部副法務官 | 北部方面総監部法務官 |
27 | 淺田健 | 2016年 | 8月 1日 - 2018年11月30日中央即応集団司令部報道官 | 陸上自衛隊富士学校普通科部教育課長 |
28 | 杉村繁実 | 2018年12月 | 1日 - 2020年 8月24日陸上幕僚監部人事教育部補任課 人事第1班長 | 陸上幕僚監部指揮通信システム・情報部 情報課長 |
29 | 中村雄三 | 2020年 | 8月25日 - 2023年 3月29日陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課 企画班長 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部勤務 |
30 | 塚本洋邦 | 2023年 | 3月30日 - 2024年 3月31日西部方面総監部人事部援護業務課長 | 第4師団司令部付 |
31 | 佐藤靖倫 | 2024年 | 4月 1日 -陸上自衛隊東北補給処装備計画部 企画課長 |
主要装備
[編集]- 82式指揮通信車
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
- 20式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 9mm拳銃
- 9mm拳銃SFP9
- 84mm無反動砲
- 01式軽対戦車誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
出典
[編集]“防衛省人事発令”. 2014年8月1日閲覧。
脚注
[編集]- ^ 消防署員4人が焼死 小倉の平尾台 野焼き、強風で全山に『朝日新聞』1977年(昭和52年)3月26日朝刊、13版、23面
外部リンク
[編集]- 小倉駐屯地ホームページ
- 陸上自衛隊小倉駐屯地(公式)(@Camp_Kokura) - Twitter