西森英行

にしもり ひでゆき

西森 英行
生誕 (1977-10-015) 1977年10月15日(47歳)
日本の旗 日本 千葉県
出身校 早稲田中学校・高等学校
早稲田大学法学部
早稲田大学第一文学部
職業 脚本家
演出家
構成作家
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西森 英行(にしもり ひでゆき、1977年10月15日 - )は、日本の脚本家演出家構成作家である。劇団 『InnocentSphere』旗揚げメンバー。

人物

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1997年(平成9年)劇団 「InnocentSphere」を創立。以降、演出家・脚本家として活動。ダイナミックな物語創りと繊細な心理描写を得意とし、シチュエーションドラマから壮大な群像劇まで、幅広い物語作りの技巧には定評がある。[1]2003でパルテノン多摩小劇場フェスティバルの最優秀賞・ベストスタッフワーク賞・ベストフォトジェニック賞を受賞。

作品では社会的なテーマを扱う[2]

劇団外でも、2009年頃からはアニメやゲーム原作の舞台化に伴う脚本、演出、脚色、TVドラマやアニメの脚本、ラジオの構成、歌舞伎作品の演出なども手がけ活動している。2022年の歌舞伎座 十月大歌舞伎で演出を務めた 「荒川十太夫」は令和4年度(第77回)文化庁芸術祭・演劇部門・優秀賞受賞。[3]

資格

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  • 中学校・高等学校教諭第一種免許(国語)
  • 高等学校教諭第一種免許(地理歴史)

舞台

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脚本・演出

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  • 1997年〜 InnocentSphere全公演
  • ミュージカル「憂国のモリアーティOp.5 最後の事件」(2023年)
  • ミュージカル「憂国のモリアーティOp.4 犯人は二人」(2023年)
  • 「PERSONA5 the Stage #4 FINAL」(脚本・総合監修)(2022年)
  • 音楽劇「刻」(2022年)
  • 「PERSONA5 The Stage #3」(2021年)
  • ミュージカル「憂国のモリアーティOp.3 ホワイトチャペルの亡霊」(2021年)
  • 「サイレント・ヴォイス」(配信)(2021年)
  • 「フェイス」(2021年)
  • 「ひめ・ごと」(2021年)
  • 「PERSONA5 the Stage #2」(2020年)
  • ミュージカル「憂国のモリアーティOp.2  大英帝国の醜聞」(2020年)
  • 「フェイス」(2020年)(ネット配信)
  • 「サイレントヴォイス」(2020年)
  • 「PERSONA5 The Stage」(2019)
  • ミュージカル「憂国のモリアーティ」(2019年)
  • 「ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018 ~The End of 希望ヶ峰学園~」(2018年)
  • 「うつろのまこと ー近松浄瑠璃久遠道行」(2018年)
  • 「フェイス」(伊藤裕一・坂元健児 出演)(2017年)
  • 「遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド」(2017年)
  • オムニバスリーディング公演「僕等の図書室 特別授業」脚本(1作品)、演出
  • 「遙かなる時空の中で5 風花記」(2016年)
  • 「下天の華 夢灯り」(2016年)
  • 「遙かなる時空の中で6」(2015年)
  • 東宝×30-DELUX「マホロバ」(2014年)
  • BB団「渾沌鶏〜マロカレタルトリ」(2010年)
  • 島谷ひとみ「EDGE LIVE」(2010年)
  • 浅草六区六芸神まつり「真夏のロックフェス」(2008年)
  • 「レコンキスタ~Reconquista~」(2006年)
  • 30-DELUX 「マホロバ」(2004年)

演出

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  • 演劇女子部「ビヨスパイ〜消えたアタッシュケース〜」(2023年)
  • 「遙かなる時空の中で3 Ultimate」(2023年)
  • ミュージカル「ロミオの青い空」(2022年)
  • 「遙かなる時空の中で3 十六夜記」(2021年)
  • 「楽屋 ―流れ去るものはやがてなつかしきー」(2021年)
  • 「楽屋 ―流れ去るものはやがてなつかしきー」(2020年)
  • 「遙かなる時空の中で3 」(2018年)
  • 演劇女子部「タイムリピート~永遠に君を想う~」(主演:Juice=Juice)(2018年)
  • Messiah メサイア -月詠乃刻- (2018年)
  • Messiah メサイア -悠久乃刻- (2017年)
  • Messiah メサイア -暁乃刻- (2017年)
  • 「インフェルノ」(2016年)
  • 「続・11人いる!東の地平・西の永遠」(主演:モーニング娘。'16)(2016年)
  • 「恋するハローキティ感謝祭」(構成・演出)(主演:Juice=Juice)(2015年)
  • Messiah メサイア -鋼ノ章-(2015年)
  • Messiah メサイア -翡翠ノ章-(2015年)
  • ハロプロ演劇女子部ミュージカル「恋するハローキティ」(主演:Juice=Juice)(2014年)
  • KADOKAWA・ぴあ・BS-TBS主催「華アワセ」(2014年)
  • 30-DELUX「デスティニー」(2013年)
  • 早乙女太一新春公演「龍と牡丹2012」
  • bambooプロデュース「ビリガキ」(2010年)
  • よしもと神保町花月「ボクノカラダ」(2009年)
  • 「天使からのメール」(2009年)
  • 「デュエル・マスターズ」(ステージ構成)(2009年)

脚本

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  • 「HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND」(2024年)
  • 「僕のヒーローアカデミア The”Ultra”Stage 最高のヒーロー」(2023年)
  • 「僕のヒーローアカデミア The”Ultra”Stage 平和の象徴」(2022年)
  • 「僕のヒーローアカデミア The”Ultra”Stage 本物の英雄 PLUS ULTRA ver.」(2021年)
  • 「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 本物の英雄(ヒーロー)(2020年)
  • 演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 〜黄昏ノ仮面〜」(中島庸介と共同)[9](2019年)
  • 「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage(2019年)
  • 「一人芝居ミュージカル短編集vol.3」(2017年)
  • 30-DELUX「新版 国性爺合戦」(主演:佐藤アツヒロ)(2016年)
  • 「遙かなる時空の中で6」(2015年)
  • 「新版 義経千本桜」(主演:水夏希)(2015年)
  • 柳家三三で北村薫「朧夜の底」「六月の花嫁」「夜の蝉」(2012年)
  • 宮本亜門演出「ISAMU」(リーディング脚本)(2011年)
  • 柳家三三で北村薫「空飛ぶ馬」「砂糖合戦」(2011年)

脚色・演出

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  • 舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」(2023年6月)
  • 舞台「HELI-X III」(2022年6月)
  • 舞台「HELI-X II~アンモナイトシンドローム」(2021年10月7日 - 17日、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA)
  • 舞台「HELI-X」(2020年12月3日 - 9日、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA / 12月12日 - 13日、大阪メルパルクホール)
  • Messiah メサイア -黎明乃刻- (2019年)
  • Messiah Twilight メサイアトワイライト -黄昏の荒野- (2019年)

歌舞伎

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  • 歌舞伎座 壽 初春大歌舞伎「荒川十太夫」演出(2024)
  • 歌舞伎座 十二月大歌舞伎「俵星玄蕃」演出(2023)
  • 歌舞伎座 十月大歌舞伎 「荒川十太夫」演出(2022)

テレビ・映画

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脚本

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  • NHK Eテレ「ロジーとパシーのあそびみ~つけた」(2019年)
  • 映画「Messiah メサイア -幻夜乃刻-」脚本協力(2018年)
  • モーニング娘。’17 DVD MAGAZIN ドラマ「拝啓、ハル先輩!」 (2017年)
  • NHKEテレ「ふるカフェ系 ハルさんの休日」(主演:渡部豪太)(2015年)
  • 「水曜ミステリー9 黒星警部の密室捜査」(主演:陣内孝則)(2015年)
  • 「The Partner 〜愛しき百年の友へ〜」(TBSスペシャルドラマ)脚本協力・完成版(2013年)※ベトナム映画祭グランプリ受賞
  • 「サイコダイブ」(フジテレビ)脚本協力(2011年)
  • 「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」第2シリーズ 第6話(テレビ朝日、主演:米倉涼子)(2009年)
  • 映画「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝」(全国東宝系)(2009年)
  • アニメ「デュエル・マスターズ クロス」シリーズ脚本 (テレビ東京 )(2009年)

ラジオ

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  • NHK-FM「ラジオ歌舞伎 胸キュンナイト」構成・脚本(2016年)※NHK編成局長特賞受賞
  • NHK-FM「NHK-FM「中村隼人の邦楽ジョッキー」構成(2015年〜)
  • NHK-FM「中村壱太郎の邦楽ジョッキー」構成(2012年〜2015年)
  • J-WAVE「RADIPEDIA」ポーター(2011年)
  • TBSラジオ「下村健一の眼のツケドコロ」沖縄教科書問題(2007年)
  • 調布FMラジオドラマ「The River」(2006年)
  • TBSラジオ「下村健一の眼のツケドコロ」演劇と教育(2005年)

Innocent Sphere[1]

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  • 『大悲』紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYA(2019)
  • 『”4×4=0”//re-edit』(2017)
  • 『悪党』(2016)
  • 『セイレン』(2015)
  • 『刻印』(2015)
  • 『ミライキ』(2014)
  • 『ディス・ワンダーランド』(2013)
  • 『獅子吼-シンハナーダ』(2011)
  • 『23 分後』(2011)
  • 『4×4=0』(2010)
  • 『ヒ・ト・ミ』(2009)
  • 『ゲニウスロキ』(2009)
  • 『渾沌鶏 マロカレタルトリ』(2008)
  • 『ハリジャン』(2008)
  • 『獅子吼~シンハナーダ~』(2007)
  • 『リュケイオン』(2007)
  • 『ミライキ』(2006)
  • 『ZION~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~』(2005)
  • 『HELL FIGHTER』(2005)
  • 『Klistan Manas』(2004)
  • 『地霊-ゲニウスロキ-』(2003)
  • 『渾沌鶏 マロカレタルトリ-EXILE’03-』(2003)
  • 『Exile- 鬼若奇譚-』(2002)
  • 『QUO VADIS』(2002)
  • 『BOLERO~ cry for the babylon ~』(2001)
  • 『OUROBOROS』(2001)
  • 『ZION~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~』(2000)
  • 『EDEN』(2000)
  • 『GENESIS』(1999)
  • 『修羅』(1999)
  • 『Exile -鬼若奇譚-』(1998)
  • 『phantom』(1998)
  • 『pray』(1997)
  • 『STAY』(1997)
  • 『MISTRAL』(1997)

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b InnocentSphereオフィシャルサイトMEMBERページ[1]
  2. ^ Confetti PICKUP Webインタビュー[2]

参考文献

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Nishimori Hideyuki Web site”. 西森英行オフィシャルサイト. 2015年9月24日閲覧。

外部リンク

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