鈴木瑞穂

すずき みずほ
鈴木 瑞穂
本名 鈴木 瑞穂[1]
生年月日 (1927-10-23) 1927年10月23日
没年月日 (2023-11-19) 2023年11月19日(96歳没)
出生地 大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮平安北道新義州府[2]
出身地 中華民国の旗 中華民国満洲
国籍 日本の旗 日本
血液型 O型[3]
職業 俳優声優
ジャンル テレビドラマ映画吹き替え
活動期間 1952年 - 2023年
配偶者 高田光枝[4]
著名な家族 高田敏江(義妹)[4]
所属劇団 劇団銅鑼(団友)[3]
事務所 オフィスODA[3]
受賞
芸術祭奨励賞
紀伊國屋演劇賞
テンプレートを表示

鈴木 瑞穂(すずき みずほ[5]1927年昭和2年〉10月23日[6][7][8][1][9] - 2023年令和5年〉11月19日[10])は、日本男性俳優声優。オフィスODA所属[3]劇団銅鑼団友[3]。以前は其田事務所に所属していた[1]

来歴

[編集]

満洲出身[11][3][注釈 1]。安東中学校卒業[8][12]海軍兵学校在学中に終戦を迎える[13]京都大学経済学部に入学[12]劇団民藝の公演『かもめ』を観て感動したことで、京都大学を中退して日本大学芸術学部に転じる[7]

1952年滝沢修宇野重吉内藤武敏らと劇団民藝の設立に参加[11]。「五稜郭血書」で初舞台を踏んだ[14]

1962年に『るつぼ』での演技で文化庁芸術祭奨励賞を受賞[11][8]

1971年佐野浅夫佐々木すみ江下條正巳らと退団。

1972年、劇団銅鑼の設立に参加し、10年間代表を務めた後[3]フリーとなる[11]

熊井啓山本薩夫の監督映画の常連俳優でもあった。

2017年、第45回日本新劇製作者協会賞を受賞した[15]

2023年11月19日午後11時1分、心不全のため東京都で死去した[16]。96歳没。訃報は28日に劇団銅鑼より発表された[10]

人物

[編集]

出演作品(俳優)

[編集]

舞台

[編集]

劇団民藝

[編集]

その他

[編集]

映画

[編集]

テレビ作品

[編集]

出演作品(声優)

[編集]

吹き替え

[編集]

担当俳優

[編集]
バート・ランカスター

洋画

[編集]

海外テレビ作品

[編集]

海外アニメ

[編集]

テレビアニメ

[編集]

OVA

[編集]

劇場アニメ

[編集]

ラジオドラマ

[編集]

ナレーション

[編集]

テレビ作品

[編集]

映画

[編集]

テレビアニメ

[編集]

ドキュメンタリー

[編集]

トーク番組

[編集]

ゲーム

[編集]

その他コンテンツ

[編集]

受賞歴

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 東京都出身としている資料もある[1][8]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、158頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ 鈴木瑞穂さん、憲法 9 条を熱く語る” (pdf). 岐阜・九条の会. 2024年4月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 鈴木瑞穂”. 劇団銅鑼. 2023年7月20日閲覧。
  4. ^ a b c d 落合義雄『ぐんま演劇回り舞台』上毛新聞社、1965年、167頁。 
  5. ^ a b c d e ゴジラ大百科 1993, p. 122, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  6. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、496頁。ISBN 4-415-00878-X 
  7. ^ a b 河北新報 1986年9月25日朝刊 24面「登場」コーナー
  8. ^ a b c d 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、279頁。 
  9. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「10月23日 / 10月24日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、300頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  10. ^ a b 劇団銅鑼 [@gekidandora] (2023年11月28日). "劇団銅鑼のポスト". X(旧Twitter)より2023年11月28日閲覧
  11. ^ a b c d NHK. “鈴木瑞穂|NHK人物録”. NHK人物録 | NHKアーカイブス. 2022年1月9日閲覧。
  12. ^ a b 『日本映画人名事典 男優篇 (上巻)』キネマ旬報社、861頁。ISBN 978-4873761886 
  13. ^ 「シアター」『新婦人』12月号、文化実業社、1962年12月、192頁。 
  14. ^ “「AKIRA」のDr.死す 俳優の鈴木瑞穂さん 96歳 心不全 ダース・ベイダー役など演じる”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年11月29日). https://www.daily.co.jp/gossip/2023/11/29/0017077342.shtml 2023年11月29日閲覧。 
  15. ^ 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 平成最後の夏に… 俳優・鈴木瑞穂さん”. 毎日新聞. 2022年1月9日閲覧。
  16. ^ 名脇役の鈴木瑞穂さん死去 演劇作品や映画で活躍”. 共同通信 (2023年11月28日). 2023年11月28日閲覧。
  17. ^ 「世田谷・9条の会」申し合わせ”. しんぶん赤旗 (2005年3月4日). 2021年10月28日閲覧。
  18. ^ 「世田谷・9条の会」申し合わせ”. 世田谷・九条の会 (2005年3月4日). 2018年7月6日閲覧。
  19. ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, pp. 537–538, 「主要特撮作品配役リスト」
  20. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 209, 「『ゴジラ』作品解説/俳優名鑑」
  21. ^ 夜の訪問者[吹]水曜ロードショー版”. スターチャンネル. 2023年7月10日閲覧。
  22. ^ サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ”. 日本アニメーション. 2016年5月17日閲覧。
  23. ^ AKIRA”. トムス・エンタテイメント. 2021年9月7日閲覧。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]