難波春秋
難波 春秋(なんば しゅんじゅう、明治30年(1897年)‐没年不詳)は大阪で活躍した日本画家。
略歴
[編集]北野恒富の門人。本名は難波義雄[1]。1897年に大阪に生まれた。大阪に住んで日本画を描いている。1923年に開催された白耀社展覧会に「舞妓」を出品している。作品に1924年作画の「嫁ぐ日」(大阪中之島美術館所蔵)が挙げられる。1959年に高津宮参道に建立された恒富庵の「北野先生門下葉束会」に名を連ねる。
作品
[編集]- 「嫁ぐ日」 絹本着色 大阪中之島美術館所蔵 ※1924年
- 「桜美人図」 絹本 二曲一隻屏風 大阪中之島美術館所蔵 ※大正
出典
[編集]- ^ 『大日本書画名家大鑑 伝記下編』1292頁。
参考文献
[編集]- 荒木矩編 『大日本書画名家大鑑 伝記下編』 第一書房、1975年(1934年刊行版の複製)
- 中野雅宗編 『日本書画鑑定大事典』第4巻 国書刊行会、2007年
- 『没後70年 北野恒富展』 あべのハルカス美術館・産経新聞社、2017年