3.4GHz帯
3.4GHz帯(さんてんよんギガヘルツたい)とは、主に携帯電話(NTTドコモ、ソフトバンク、au(KDDI/沖縄セルラー))に使用されている周波数帯である。3.5GHz帯とも言う。
概要
[編集]- 4G向けTDDバンド(バンド42)である。
- 4G向けの周波数として多くの国で利用される事となった[1]事から日本国内においても4G向けの周波数として確保され、各携帯電話会社へ割り当てが行われている。
- 本周波数は従来から利用されてきた携帯電話用の周波数に比べてかなり高く面的なエリア展開が難しい事から、各社ともに他の周波数帯と組み合わせた利用をしており、本周波数単独での人口カバー率等のエリア展開に関する目標値は設定されていない。
- au(KDDI/沖縄セルラー)とソフトバンクは、一部帯域を5Gに転用する事を発表している。[2][3]
利用周波数
[編集]- ソフトバンク
- TDD : 3400 - 3440 MHz (40MHz)
- TDD : 3560 - 3600 MHz (40MHz)
- NTTドコモ
- TDD : 3440 - 3480 MHz (40MHz)
- TDD : 3480 - 3520 MHz (40MHz)
- au(KDDI/沖縄セルラー)
- TDD : 3520 - 3560 MHz (40MHz)
注記
[編集]関連項目
[編集]- 携帯電話
- 無線
- ヘルツ
- 2.5GHz帯…日本ではBWA帯域として使用されている。
- 2GHz帯
- 1900MHz帯(≒1.9GHz帯)…通常は、米国のPCSバンドを指すが、日本では2GHz帯(の上り帯域)ないしはPHS用帯域の一部としても利用されている。
- 1800MHz帯
- 1.5GHz帯
- 900MHz帯
- 850MHz帯…通常は、米国のセルラーバンド(CLR)を指すが、歴史的事情により800MHz帯という人もいる。
- 800MHz帯
- 700MHz帯…米国ではSMHバンド、日本ではAPTバンドにそれぞれ含まれている。いずれも配列が異なる別個のバンドであり、互換性はない。かつて策定されていたAWFバンドもこの中に含められる。