ストラスブール天文データセンター
ストラスブール天文データセンター(仏、Centre de données astronomiques de Strasbourg、英、Strasbourg Astronomical Data Center)は天文情報の収集・配布をするデータセンターである。フランスのストラスブールにあるストラスブール天文台内にデータセンターが存在する。このデータセンターは、1972年にCentre de Données Stellairesの名で設立された[1]。現在の名前に変更されたのは1983年である[1]。1990年代にはインターネット技術を用いたオンラインサービスを始めた[1]。現在提供されているオンラインサービスは次のとおりである。
- SIMBAD 天体のデータベース
- VizieR 天体カタログサービス
- Aladin Sky Atlas 双方向性の星図[2]
2003年にはADASS(Astronomical Data Analysis Software and Systems)という天文学のデータ解析ソフトウェアとシステムに関する国際会議がCDSの主催で行われた[3]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “Centre de Données astronomiques de Strasbourg”. Centre de Données astronomiques de Strasbourg. 2013年11月25日閲覧。
- ^ Genova, F.; et al. (2000). “The CDS information hub. On-line services and links at the Centre de données astronomiques de Strasbourg”. Astronomy and Astrophysics Supplement 143: 1–7. Bibcode: 2000A&AS..143....1G. doi:10.1051/aas:2000333.
- ^ “Astronomical Data Analysis Software & Systems XIII”. CDS, Observatoire Astronomique de Strasbourg. 2013年11月25日閲覧。