Domani (雑誌)
Domani | |
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ジャンル | ファッション |
読者対象 | 35歳前後の女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 | 小学館 |
発行人 | 花塚久美子 |
編集長 | 吉川純 |
刊行期間 | 1997年より |
姉妹誌 | 『AneCan』・『Oggi』・『Precious』・『SAKURA』 |
ウェブサイト | Domani |
『Domani』(ドマーニ)は、小学館から発売されている女性向けファッション雑誌。1997年創刊。毎月1日発売。タイトルはイタリア語で「明日」を表し、姉妹誌は同じくイタリア語で「今日」を表す『Oggi』と対応している。
編集長は吉川純(2013年5月号以降)。
概要
[編集]35歳前後の女性を主なターゲットとし、小学館の女性ファッション誌の中では、姉妹誌にあたる『Oggi』『Precious』とともに「コンサバ系」の一角をなす。ファストブランドからラグジュアリーブランドまで掲載商品の価格帯は幅広く、シーズンを問わず、モノトーン、無地、ベーシックテイストのアイテムが中心で、サングラス、スカーフの掲載頻度が高いのが特徴。
同じ小学館の『SAKURA』とも対象年齢が近いが、『SAKURA』は子持ちの女性を対象にしてキッズファッションの掲載など、「ママ」を全面的に出しているのに対して、『Domani』はキッズファッションの掲載は無く、起用されているモデルも未婚や既婚で子供がいないモデルもおり、「ママ」要素は無い。 また、『Domani』と読者層が似ていてジャンルの異なるものとして、美容誌『美的』も発売されている。
2015年から表紙モデルを務めていた蛯原友里は、当時『AneCan』でも専属モデルを務めており、日本初の2誌同時専属モデルとなった[1]。
バッグサイズ版
[編集]井亀真紀が編集長であった2012年3月以降、内容は同一でサイズが小型化された「バッグサイズ版」が数か月に1回程度発売されている。この「バッグサイズ版」は2012年の雑誌大賞を受賞し、同年11~12月には同社が発売する『美的』『AneCan』『Oggi』にもラインナップが拡大された。
2013年5月号での編集長交代後も、継続展開されている。
「Domani」と「Oggi」のイメージソング
[編集]1997年4月、崎谷健次郎が歌うイメージソング「Domani」が『Domani』創刊に合わせて発売された。また、姉妹誌『Oggi』のイメージソング「Oggi」と同時発表され、‘雑誌イメージソング’の先駆けと言えるものであった。楽曲はすべて崎谷が作詞・作曲・編曲を手がけ、「Domani / Oggi」の両A面シングルとして、ポニーキャニオンから発売された。 「Domani」は、崎谷がイタリア旅行から着想を得て長閑な風景を連想させる曲で、イタリア語で「明日」を意味する「Domani」を擬人化して歌っている。「Oggi」は、対照的にアップテンポでメロディアスなダンスミュージックとなっていて、イタリア語で「今日」を意味する「Oggi」を前向きに生きようと歌っている。 新聞広告による読者へのCDプレゼントなども行われたが、紙面での連動性が低かったこともあり、大きな話題とはならなかった。しかし、ファッション雑誌と同一タイトルのイメージソングまた、雑誌イメージソングのみで構成されるシングルリリースという点では非常に画期的企画であった。
モデル
[編集]公式ホームページを参照[2]
過去のモデル
[編集]- 表紙モデル
脚注
[編集]- ^ “蛯原友里、前代未聞の“W専属モデル”就任を発表 日本ファッション誌史上初の快挙”. モデルプレス. ネットネイティブ (2015年5月30日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “MODEL”. Domani. 小学館. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “稲沢朋子”. アミューズ. 2021年5月25日閲覧。
- ^ “知花くらら、経験ゼロから表紙専属モデルへ 「Domani」での活躍を振り返る モデルプレスインタビュー”. モデルプレス. ネットネイティブ (2015年5月1日). 2015年5月4日閲覧。
- ^ “蛯原友里『Domani』卒業を報告 今後も「さらに成長を」”. ORICON NEWS (2017年11月1日). 2024年9月3日閲覧。
- ^ “小泉里子:「Domani」の新表紙キャラに 髪をカットし「新しいステージに挑戦」”. 毎日キレイ. MANTAN (2017年11月28日). 2024年9月3日閲覧。
- ^ “衝撃の表紙デビュー!ビジュアル・エディター望月芹名、撮影前日のヘアカットに密着”. Domani. 小学館 (2018年12月27日). 2021年5月25日閲覧。