E☆2

E☆2
えつ
愛称・略称 えつ
ジャンル 美少女系イラスト、美少女系漫画
刊行頻度 隔月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 1,000円
出版社 発行:メディエイション
発売:ビオ・マガジン
編集部名 E☆2編集部
発行人 野澤克巳
編集人

水田大介(Vol.1 - Vol.57)

保木本勇人(Vol.58 -)
編集長 水田大介(Vol.1 - Vol.44、Vol.52 - Vol.53)
吉田敦(Vol.45 - Vol.51)
保木本勇人(Vol.54 -)
雑誌名コード 158
刊行期間 2005年9月21日(Vol.1) -
レーベル E☆2コミックス
姉妹誌 E☆2ぷらす
ウェブサイト http://www.etsu.jp/
特記事項 『アネモネ』増刊扱い、
刊行周期の変化多々あり
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E☆2』(えつ)は、アールビバンのe・ジュネックス事業部内にある出版事業部[1]メディエイションが発行しビオ・マガジンが発売する、日本隔月刊美少女コンテンツ雑誌。2005年9月21日創刊[2]。基本的に偶数月末発売(詳細は#発行概要を参照)。『アネモネ』増刊扱い。

このような雑誌としては珍しく[要出典]、本誌オリジナルキャラクターを中心に据えた誌面構成となっている。

概要

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本誌内容

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「70名の著名なイラストレーターシナリオライター漫画家が参加」を掲げたオリジナル美少女キャラクターを多数掲載する雑誌であり、アールビバンのイラスト系部門であるアールジュネスに所属する所謂萌え系・美少女系作家による作品が多く掲載されている[3]。前述の通りオリジナル作品中心の誌面なため作家の特集が多く組まれる事が特徴であり、作家同士の対談も毎号行なわれている[4]。掲載作家監修のフィギュアタペストリーなどのオリジナルグッズ企画も多数存在するが、オービットの『きると』やピンポイントの『コスプレ露出研究会』など、アダルトゲームとのコラポレーションも存在する。またVol.19からは美少女ゲームの特集が組まれるようになった。左綴じの雑誌だが創刊当初から、表紙からはイラスト作品が、裏表紙からは漫画作品が始まり、本の中心ページ辺りに目次ページが入る構成となっていた。しかし、Vol.25からは通常の雑誌構成となっている。なお漫画作品などの一部コンテンツは、編集プロダクションパルプライドが業務を行なっていた[5]

その他、本誌掲載のイラストを再録した画集『ガールズガールズガールズ!』が発行されており、現在はVol.7まで刊行中[6]。また、一部の漫画作品は携帯コミックとしても配信中である。

発行概要

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2005年8月12日から14日にかけて開催されたコミックマーケット68にて同人誌としてVol.0が販売[7][8]、そして同年9月21日に発行:メディエイション / 発売:飛鳥新社より『季刊S』2005年11月号増刊としてVol.1が発売され刊行を開始する(以降、発売月の第3金曜日発売)。この際、Vol.0がまんがの森アニメイトAmazon.co.jp委託販売された[9]。創刊当初は季刊であったが、2006年9月15日発売のVol.5より隔月刊となり、それと同時に『季刊S』増刊扱いから『アネモネ』増刊扱いへと移行。その後、2007年5月25日発売のVol.9より発売日を発売月下旬に変更する。また2009年には、増刊元の雑誌『アネモネ』の発行元が飛鳥新社からビオ・マガジンへと移った関係で、8月29日発売のVol.21よりこちらも発売元がビオ・マガジンへと移行している。

なお基本的には隔月刊であるが、発行間隔の変更が多々存在する。前述の通りVol.5より隔月刊化されたがVol.16からVol.19にかけては季刊ペースで発行され、これにより当初は奇数月刊であったのが偶数月刊となった。この他にVol.28からVol.30にかけても季刊ペースで発行されている。また2011年8月には本誌が発売されず、代わりとして同年9月3日に漫画作品を掲載しない『E☆2ぷらす』Vol.1が『アネモネ』増刊扱いで発行されている[10]。この『E☆2ぷらす』は同年12月にも本誌の代わりとしてVol.2が発行され、以降は年2回刊行されている[11]

単行本

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掲載作品を収録した単行本は、発行:メディエイション / 発売:廣済堂あかつき 出版事業部の〈E☆2コミックス〉レーベルより発行中。2007年11月30日に発売元を飛鳥新社として発行が開始されたが、2009年10月30日発売分より廣済堂あかつき 出版事業部へと変更されている[12]。またこの変更に伴い、新刊発売に合わせて一部既刊も新装版として再刊行されている[12]

これとは別に2008年12月19日ライトノベル文庫レーベル〈E☆2スナックノベルス〉を創刊[13]。発行作品は描き下ろしだが、挿絵には本誌掲載作家が多く参加している。こちらも当初は発売元が飛鳥新社であったが、2009年8月30日発売分より廣済堂あかつき 出版事業部へと変更されている。

なおこれらの書籍の裏表紙には発行所である「メディエイション」の名称は記載されず、それぞれの発売元の社名のみ記載されていた[注 1][14]。2017年8月からは、クレジット表記が「廣済堂出版」から「E☆2編集部」の名義に変更されている。

主な連載作品

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イラスト・コラム系作品

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連載中

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連載終了

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漫画作品

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連載中(漫画)

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連載終了(漫画)

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マスコットキャラクター

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えつみん
キャラクターデザインカントク
SDキャラデザイン:タカムラマサヤ
えこ、つこ
キャラクターデザインザンクロー
『えこ☆つこ』イラスト作品にて連載。

メディア展開

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羊くんならキスしてあげる☆
2007年4月26日プレイングドラマとしてゲーム化され、2009年3月19日にはPlayStation Portableで再度ゲーム化。
ジャッジメントちゃいむ
2008年2月27日ランティスよりドラマCD化。
あっちゃんとゆりしーのE☆2らじ
榎本温子(通称:あっちゃん)と落合祐里香(通称:ゆりしー)がパーソナリティーを務める本誌のラジオ番組。
あっちゃんとゆりしーのえつらぢZ
「あっちゃんとゆりしーのE☆2らじ」がリニューアルしたラジオ番組。パーソナリティーは引き続き榎本温子と落合祐里香。
E☆2 ジャッジメントちゃいむ WEBラジオ
『ジャッジメントちゃいむ』初のWEBラジオ。パーソナリティーはアリル役の小清水亜美と白峰 鞘役の三宅淳一。2012年4月6日から2013年6月24日まで月2回の更新で公式サイト内にて配信された。
E☆2 WEBラジオ ジャッジメントたいむ
『E☆2 ジャッジメントちゃいむ WEBラジオ』のリニューアル番組。パーソナリティーは吉田真弓と続投の三宅淳一。2013年8月9日から2015年3月27日まで公式サイト内にて隔週で配信された。

メディエイション

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メディエイションmediation)は、アールビバンサブカルチャーを主に取り扱う事業部e・ジュネックス内にある出版事業部[1]。萌え系雑誌『E☆2』及びそれに属する漫画単行本文庫本の発行を中心に据え、アールジュネス所属作家の画集や、女性向けBL関連書籍の発行を行なっている。

なお発行される書籍・雑誌の奥付には「アールビバン」の記述はなく、全て「メディエイション」と記載されている。

概要(メディエイション)

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当初はアールビバンの子会社である金融会社アートファイナンス(現在は別会社と合併し消滅)内に存在しており[15]、2005年9月21日発売の雑誌『E☆2』Vol.1が最初の出版物となった[16]。しかし2006年10月1日[17]から2007年1月31日の間に、アールジュネス関連事業を行なうアールビバン子会社ジュネックス内へと移行[18]。更に同年2月1日、ジュネックスが携帯電話事業を行なう同子会社イーピクチャーズと合併しe・ジュネックスとなったため再度所属会社を移ることとなる[18]。2007年5月12日には『E☆2』に続く2つ目の雑誌となるBL漫画雑誌『Hug』が『スモールエス』増刊扱いとして刊行を開始。そして2010年9月8日にe・ジュネックスがアールビバンに吸収合併され[19]、e・ジュネックスはそのまま事業部化して現在の形となった[1]

発行書籍は萌え系・BL系共にその殆どが『E☆2』・『Hug』掲載作家の単行本や、ライトノベル、アールジュネス所属作家による画集で占められている。なお『Hug』は休刊中であるが、携帯コミックにて連載が続けられ〈Hugコミックス〉より新刊が発行されている。

出版物

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当初は発行される全書籍・雑誌が飛鳥新社を発売元としていたが、書籍の発売元は2009年6月30日発売の「もえほん ももたろう白版」及び「もえほん ももたろう紅版」より廣済堂あかつき 出版事業部へ、雑誌の発売元は同年8月29日発売の『E☆2』Vol.21よりビオ・マガジンへと移行した。

雑誌

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  • E☆2
  • Hug - 休刊中

レーベル

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絵本

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その他、画集など。

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「廣済堂あかつき 出版事業部」の名称は各書籍の奥付に記載のもの(正確には「廣済堂あかつき株式会社 出版事業部」と記載)であり、裏表紙や背表紙には「発売:廣済堂出版」と記載されている。

出典

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  1. ^ a b c e・ジュネックス(イージュネックス)紹介”. ARTVIVANT:アールビバン -Art Entertainment-. アールビバン. 2011年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  2. ^ いよいよ”. 編集長ブログ でも本当は正社員を目指すアルバイト君が更新する方が多いブログ. アールビバン (2005年9月20日). 2016年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  3. ^ 主な作家一覧”. アールジュネス(ARTJEUNESS). アールビバン. 2011年11月23日閲覧。
  4. ^ E☆2最新号vol.31 6月30日発売!”. E☆2(えつ)〜「アキバ」「萌え」系注目の、進化する美少女コンテンツ雑誌「E☆2」公式サイト〜. アールビバン. 2011年11月23日閲覧。
  5. ^ 株式会社パルプライド =仕事内容=”. 株式会社パルプライド =TOP=. パルプライド. 2011年11月23日閲覧。
  6. ^ 画集・その他一覧”. E☆2(えつ)〜「アキバ」「萌え」系注目の、進化する美少女コンテンツ雑誌「E☆2」公式サイト〜. アールビバン. 2011年11月23日閲覧。
  7. ^ まんがの森”. まんがの森 トップページ. まんがの森. 2005年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。 “「2005.10.04 2005夏コミ・ワンフェス同人誌10/4up」を参照”
  8. ^ 原田經史 (2005年8月12日). “連載雑紙の0号入手可能に・・・”. HARADA Bros.Blog (原田風呂風呂). 2011年11月23日閲覧。
  9. ^ E★2 バックナンバー”. E☆2(えつ)〜「アキバ」「萌え」系注目の、進化する美少女コンテンツ雑誌「E☆2」公式サイト〜. アールビバン. 2006年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  10. ^ E☆2ぷらす明日発売! こみトレは4日!”. 編集長ブログ でも本当は正社員を目指すアルバイト君が更新する方が多いブログ. アールビバン (2011年9月2日). 2016年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  11. ^ 12月発売予定 E☆2ぷらすVol.2”. 編集長ブログ でも本当は正社員を目指すアルバイト君が更新する方が多いブログ. アールビバン (2011年11月17日). 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  12. ^ a b ああむたんが!!”. 編集長ブログ でも本当は正社員を目指すアルバイト君が更新する方が多いブログ. アールビバン (2009年10月21日). 2016年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  13. ^ 祝E☆2スナックノベルス発売!!”. 編集長ブログ でも本当は正社員を目指すアルバイト君が更新する方が多いブログ. アールビバン (2008年12月19日). 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  14. ^ 龍牙翔『つるぎのまい!』 第3巻(第1版第1刷)、発行:メディエイション 発売:廣済堂あかつき 出版事業部〈E☆2コミックス〉、2010年9月3日、162頁。ISBN 978-4-331-90039-0 
  15. ^ 平成18年3月期 中間決算短信(連結)” (PDF). アールビバン. p. 2 (2005年11月18日). 2011年11月23日閲覧。
  16. ^ 出版物一覧”. 出版事業部 メディエイション. アールビバン. 2016年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月23日閲覧。
  17. ^ 平成19年3月期 中間決算短信(連結)” (PDF). アールビバン. pp. 1,2 (2006年11月21日). 2011年11月23日閲覧。
  18. ^ a b 平成19年3月期 決算短信” (PDF). アールビバン. p. 3 (2007年5月22日). 2011年11月23日閲覧。
  19. ^ 完全子会社の吸収合併に関するお知らせ” (PDF). アールビバン. pp. 1-2 (2010年5月25日). 2011年11月23日閲覧。
  20. ^ AMG×pixiv イラスト・マンガ 夢実現コンテスト”. アミューズメントメディア総合学院・- AMGで夢実現 プロを目指す専門校,学校. アミューズメントメディア総合学院. 2011年11月23日閲覧。
  21. ^ AMG×pixiv イラスト・マンガ 夢実現コンテスト Vol.2”. アミューズメントメディア総合学院・- AMGで夢実現 プロを目指す専門校,学校. アミューズメントメディア総合学院. 2011年11月23日閲覧。
  22. ^ AMG×ニコニコ静画 イラスト・マンガ 夢実現コンテスト Vol.3”. アミューズメントメディア総合学院・- AMGで夢実現 プロを目指す専門校,学校. アミューズメントメディア総合学院. 2011年11月23日閲覧。

外部リンク

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