ORESKABAND

ORESKABAND
基本情報
出身地 日本の旗 日本 大阪府堺市
ジャンル
活動期間 2003年 - 2023年
レーベル Sony Music Associated Records
Sony Music Associated Records/TERRY DOLLAR RECORD$
Victor Music Arts
TERRY DOLLAR RECORD$
公式サイト ORESKABAND Official website
メンバー
旧メンバー
ORESKABAND
YouTube
チャンネル
活動期間 2008年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約1.36万人
総再生回数 約261.8万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年7月19日時点。
テンプレートを表示

ORESKABAND(オレスカバンド)は、日本のガールズスカロックバンド。所属レーベルはTERRY DOLLAR RECORD$。所属事務所はフラッグシップ・アーティスツ[1]

2003年5月に結成。2006年メジャー・デビューし、全米ツアーや、アルゼンチンブラジル公演など、日本にとどまらず海外まで活動の幅を広げている。

概要

[編集]

2003年5月、中学3年生の時に同級生のブラスバンド部を中心に結成。同10月に初ライブを行う。高校入学後も積極的にライブ活動を行い、2006年2月にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズと契約締結。7月にデビュー・ミニ・アルバム『俺』でメジャー・デビュー。

メンバー

[編集]

初期メンバーは全員大阪府堺市月州中学校出身。

名前 パート 生年月日 在籍期間 備考
iCas
(イカス)
ギター
ボーカル
(1989-02-13) 1989年2月13日(35歳) 2003 - skaskaskaclub
インディーズ電力
tae
(タエ)
ドラム (1988-09-26) 1988年9月26日(36歳) 2003 - skaskaskaclub
HAYAMI
(ハヤミ)
トロンボーン (1988-11-12) 1988年11月12日(35歳) 2003 - 旧名「リーダー」
ADD
(アド)
テナー・サックス (1989-07-12) 1989年7月12日(35歳) 2016 - skaskaskaclub
千葉県千葉市出身

元メンバー

[編集]
名前 パート 生年月日 在籍期間 備考
morico
(モリコ)
テナー・サックス (1988-09-12) 1988年9月12日(36歳) 2003 - 2016 2015年3月から体調不良を理由に活動を休止。同年6月に結婚と妊娠を発表し[2]、2016年1月31日に育児に専念するため脱退[3]
SAKI
(サキ)
トランペット (1989-01-12) 1989年1月12日(35歳) 2003 - 2018 DUBFORCEのメンバーとしても活動。作家活動に専念するため活動停止[4]。2021年MAYSON's PARTYに加入[5]
Tomi
(トミ)
ベース、ボーカル (1988-07-29) 1988年7月29日(36歳) 2003 - 2020 mahol-hulMariner Valley Cruiseのベーシストとしても活動していた。オレスカとは違った形で音楽と向き合いたいため脱退[6]
CC
(シーシー)
キーボード (1988-05-24) 1988年5月24日(36歳) 2019 - 2021 PANAIIのメンバー、ソロに専念するため脱退[7]宮城県仙台市出身
YUME
(ユメ)
ベース 2021 - 2023 23年1月治療に専念するため脱退[8]

サポート

[編集]
  • Hisae トランペット(2019年)1989年7月3日
  • カワノアキ エレクトリックベース(2020-2021)
  • Natsuka トランペット(2020年 - )
  • 亜万菜 キーボード(2021年 - )

 

経歴

[編集]

メジャー・デビュー前

[編集]

2003年5月、中学のブラスバンド部のメンバーを中心に「俺たちカスカスアメリキャンローソンスカバンドウィズカッターシャツ」結成。その後ライブハウスのスタッフにバンド名が長いと言われ「オレスカバンド」へ改名[9]。10月に初ライブを行った。

2004年にメンバーが高校進学し、本格的にライブ活動を開始。

2005年6月に自主制作盤『ペンパル』リリース。

メジャー・デビュー後

[編集]

2006年1月21日に初の自主企画イベント「平成サラダ合戦」開催。2月にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズと契約締結。プライベートレーベル「TERRY DOLLAR RECORD$」および専属マネジメント「TERRY DOLLAR PRODUCTION$」を設立。7月19日にデビュー・ミニ・アルバム『俺』をリリース。11月1日に1stシングル「アーモンド」リリース。

2007年はメンバーが高校を卒業し、3月からアメリカ最大の音楽見本市「サウス・バイ・サウスウエスト」を皮切りにアメリカでのライブを含む全国ツアー「We Are Oreskaband TOUR '07」を開催。5月に1stフル・アルバム『WAO!!』をリリース。

2008年は2度目となる「サウス・バイ・サウス・ウエスト」への出演[10]や「WARPED TOUR '08」で日本人として初の46都市全公演出演を果たす[11]10月22日、2ndミニ・アルバム「What a Wonderful World vol.1」、WARPED TOURライブ&ドキュメンタリーDVD「46 ORESKABAND ~WARPED TOUR 2008~」を同時リリース。

2009年10月に所属事務所をSME内の「Steezlab Music」へ移籍(今までマネジメントを行っていた「TERRY DOLLAR PRODUCTION$」はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ内に置かれていた)。4月15日、3rdミニ・アルバム「What a Wonderful World vol.2」リリース。

2010年11月24日に3rdフル・アルバム『COLOR』リリース。

2011年、全国ツアー『COLOR collection 2011』を開催。

2013年2月27日に4thフル・アルバム「Hot Number」リリース。6月にアメリカで5年ぶりとなるロサンゼルス公演、7月には初のブラジル公演を行った。

2014年2月26日初のベスト・アルバム「BEST (2003-2013)」をリリース。

ビクターミュージックアーツ移籍後

[編集]

2014年にレコード会社をビクターミュージックアーツへ移籍、バンド名を英語表記の「ORESKABAND」へ改名。7月には初のアルゼンチン公演を行った。9月10日、4thミニ・アルバム『Carry On!』リリース。

2016年1月31日、moricoが育児に専念するため脱退を発表[3]3月6日スカレゲエカルチャー系イベント「Stay Irie, Go Rudy」を渋谷club aisaにて開催。

3月9日、5thシングル「NEXSPOT / ¡Fiebre!」リリース。6月にサポートメンバーのADD(テナー・サックス)の正式加入を発表、11月23日、5thフルアルバム「Slogan」をリリース。「Slogan」リリースツアー "HAPPY!! SURVIVE!! 2017"を開催。梅田クラブクアトロ名古屋E.L.L.恵比寿LIQUIDROOMにて東名阪ワンマンライブを行う。

TERRY DOLLAR RECORD$移籍後

[編集]

2017年11月3日、デビュー当時設立されたプライベートレーベル「TERRY DOLLAR RECORD$」の名を引継ぎ、自主レーベル「TERRY DOLLAR RECORD$」より、初の7インチEP盤「Groovin' Work Stylee」をリリース。同タイトル楽曲では、Rub A Dub MarketJa-ge Georgeと初のコラボレーションを行った。11月19日、「Stay Irie, Go Rudy 2017」を渋谷club aisaにて開催。その後12月にかけて初となるヨーロッパでのライブツアーを行う。(チェコドイツオーストリアイタリアフランススイスの6都市、全11公演)

2018年8月25日、毎年香港で開催される「Hong Kong International Reggae Ska Festival 2018」に出演し、アジア進出する。10月10日、大阪にて定期開催されているライブハウス体験型イベント「NANIWAdelic」のテーマソングとして、配信限定シングル「ITOKASHI」をよしもとミュージックよりリリース。12月29日、SAKI(Tp)が音楽作家活動に専念するため2018年を以てバンド活動を休止することを発表。[5]

2019年4月19日、「第11回沖縄国際映画祭」に出演し、映画祭のテーマソングである「笑顔のまんま」をスカカバーを配信限定リリース。7月13日済州島韓国)のロックフェス「Stepping Stone Festival」に出演。7月28日、「FUJI ROCK FESTIVAL’19」Gypsy Avalonステージへ出演。8月31日台湾で行われたスカフェスティバル「Taiwan Ska Fest Vol. 3」へ出演。10月27日、「Stay Irie, Go Rudy 2019」を代官山UNITにて開催。CC(Key)がバンドに加入。

2020年8月16日、初の配信ストリーミングライブ「さよならホームラン!〜君の瞳に乾杯〜」を開催。Tomi(Ba)がバンドを脱退。

2021年7月1日、YUME(Ba)がバンドに加入。

2021年8月、CCがソロ活動専念のため脱退。

2023年1月、YUMEが療養のため脱退。

2023年11月より充電のためライブ活動を休止。

ディスコグラフィ

[編集]

シングル

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[12]
Sony Music Associated Records
1st 2006年11月1日 アーモンド AICL-1777 (CD) 75位
TERRY DOLLAR RECORD$ (Sony Music Associated Records)
2nd 2007年3月7日 忘れもの/チャック AICL-1811/2 (CD+DVD) 88位
3rd 2007年5月9日 爪先 AICL-1888 (CD) 44位
4th 2010年4月27日 自転車 AICL-2117 (CD) 75位
AICL-2115/6 (CD+DVD)
Victor Music Arts
5th 2016年3月9日 NEXSPOT/¡Fiebre! VMAN-6 (CD) -

配信限定シングル

[編集]
発売日 タイトル レーベル
2017年11月3日 Upside Down TERRY DOLLAR RECORD$
Groovin’ Work Stylee (feat. Ja-ge George)
2018年10月10日 ITOKASHI YOSHIMOTO MUSIC
2019年2月13日 ITOKASHI(NANIWA delic 2018.11.25)@心斎橋Club Drop
2019年4月17日 笑顔のまんま
2021年11月10日 I'll Be There TERRY DOLLAR RECORD$
2021年12月1日 SHE
2022年1月12日 Stormy
2022年7月6日 SURVIVOR/up & down my heart / 神田莉緒香&ORESKABAND FRIENDSHIP.
2023年4月19日 WACHA TERRY DOLLAR RECORD$
2023年6月21日 ローリンローリン

フル・アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[13]
TERRY DOLLAR RECORD$ (Sony Music Associated Records)
1st 2007年5月23日 WAO!! AICL-2009 (CD) 29位
AICL-2007/8 (CD+DVD)
2nd 2007年9月4日 ORESKABAND TDR-001 (CD) -
3rd 2010年11月24日 COLOR AICL-2217 (CD) 140位
4th 2013年2月27日 Hot Number AICL-2512 (CD) 197位
AICL-2510/1 (CD+DVD)
Victor Music Arts
5th 2016年11月23日 slogan VMAN-015 (CD) 250位
TERRY DOLLAR RECORD$
6th 2022年3月2日 BOHEMIA FATDR-1 (CD)

ミニ・アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 チャート 備考
オリコン
[13]
TERRY DOLLAR RECORD$ (Sony Music Associated Records)
1st 2006年7月19日 AICL-2006 (CD) 49位 -
2006年7月27日 SYUM-0666 (12inch) - FILE RECORDSより発売
2nd 2008年10月22日 What a Wonderful World! vol.1 AICL-2019 (CD) 78位 -
3rd 2009年4月15日 What a Wonderful World! vol.2 AICL-2020 (CD) 73位 -
Victor Music Arts
4th 2014年9月10日 Carry On! VMAN-1 (CD) - -
5th 2017年11月3日 Groovin' Work Stylee (7inch) - -

ベスト・アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[13]
TERRY DOLLAR RECORD$ (Sony Music Associated Records)
1st 2014年2月26日 BEST (2003-2013) AICL-2642 (CD) 233位
AICL-2640/1 (CD+DVD)

映像作品

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[14]
TERRY DOLLAR RECORD$ (Sony Music Associated Records)
1st 2008年10月22日 46 ORESKABAND -WARPED TOUR 2008- AIBL-9169 (DVD) 139位

その他

[編集]
  • 「ペンパル」(2005年6月)枚数限定版 自主制作
  • 「PUNCH☆PARTY」(2005年8月)スプリットCD
  • オムニバス「通天MUSIC-関西早耳アワード-vol.2」(2005年10月)タワーレコード限定
  • コンピレーション「100PROOF」(2006年5月17日)
  • オムニバス「JAPA-RICO〜RICO RODRIGUEZ MEETS JAPAN」(2006年6月28日、「MONKEY MAN」収録)
  • 音楽教材CD「2015年ビクター運動会③ ブンブン・パラダイス」(2015年4月1日、「ブンブン・パラダイス」収録)

ミュージック・ビデオ

[編集]
公開年 監督 曲名 備考
2006年 高野彩絵美 ナイフとフォーク
福和敏 ピノキオ
アーモンド
2007年 忘れもの
チャック
爪先
2008年 24カラット
UGICHIN 君ストライプ
2009年 What a Wonderful World
2010年 深津昌和 自転車
easeback 街を出るよ
2013年 牧野孝彬 Walk
2014年 斎藤俊明 Carry On!
2015年 Hands Up Girls
2016年 クラウディ !Fiebre!
NEXSPOT
Free Now
2021年 天谷あむ 美しい男
長棟航平 No.9

タイアップ

[編集]
楽曲 タイアップ
花のスカダンス 江崎グリコポッキースペースシャワーTV限定CMソング (2006年4月 - 6月)[15]
テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」オープニングテーマ (2005年8月)
ピノキオ 江崎グリコ「ポッキー」スペースシャワーTV限定CMソング (2006年7月 - 9月)[15]
テレビ東京系アニメ「NARUTO -ナルト-」エンディングテーマ (2006年)
チャック テレビ東京系「PVTV」エンディングテーマ (2007年3月)
テレビ東京系「PVTV」オープニングテーマ (2007年4月)
爪先 テレビ東京系アニメ「BLEACH」エンディングテーマ (2007年)
カメレヨン ヤマザキナビスコ「ビッツサンド」CMソング (2008年)[16]
24カラット HONDA CARS中部 エコトクキャンペーンソング (2009年)[17]
ジェットウェーブ 南日本酪農協同スコール」CMソング (2009年)[18]
自転車 テレビ東京系アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」エンディングテーマ (2010年)[19]
関西サイクルスポーツセンター CMソング (2010年)
ダンスナンバー802 大阪デザイナー専門学校CMソング (2010年)[19]
Hands Up Girls MBSラジオ松井愛のすこ〜し愛して♥」テーマソング (2015年3月29日 - )

ライブ

[編集]

ワンマンライブ・主催イベント

[編集]
  • 2008年〜2009年 - What a Wonderful World Tour 2008-2009
  • 2013年 - ORESKABAND LIVE TOUR 『Hot Spice 2013』
  • 2014年 - ORESKABAND presents"ORESKABAND Best Album Release Tour"BEST VIBRATION""
  • 2014年 - ORESKABAND presents" Love & Call ORESKABAND × BIGNOUN"
  • 2014年11月16日 - ワンマンライブ「Carry On! TOUR 2014」in 東京
  • 2014年11月18日 - ワンマンライブ「Carry On! TOUR 2014」in 名古屋
  • 2014年11月25日 - ワンマンライブ「Carry On! TOUR 2014」in 大阪

出演イベント

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 株式会社フラッグシップ・アーティスツ”. www.flagship-a.net. 2022年10月27日閲覧。
  2. ^ オレスカバンドmoricoが結婚&妊娠を発表 ナタリー (2015年6月23日)
  3. ^ a b オレスカバンドmoricoが脱退、育児に専念 ナタリー (2016年1月31日)
  4. ^ Inc, Natasha. “オレスカバンドSAKIがバンド活動休止、アニメ音楽の作家活動に専念するため”. 音楽ナタリー. 2023年9月7日閲覧。
  5. ^ a b Inc, Natasha. “オレスカバンドSAKIがバンド活動休止、アニメ音楽の作家活動に専念するため”. 音楽ナタリー. 2019年1月5日閲覧。
  6. ^ oreska. “Tomi脱退のお知らせ”. ORESKABAND「ORE-BLOG」. 2023年9月7日閲覧。
  7. ^ ORESKABAND (2021年8月31日). “【CC [Keyboard 脱退のお知らせ】]”. ORESKABAND. 2023年9月7日閲覧。
  8. ^ ORESKABAND (2023年1月31日). “YUME[Ba 脱退のお知らせ]”. ORESKABAND. 2023年9月7日閲覧。
  9. ^ いっぱい泣いて、いっぱい笑った10年を越えてオレスカバンドが初のベストアルバム『BEST(2003-2013)』を手にネクストフェイズへと向かう東名阪ツアーが開幕!バンドと人生を回顧するiCas(vo&g)インタビュー&動画コメント ぴあ関西版 (2014年3月21日)
  10. ^ オレスカバンド、2年連続で<SXSW>に出演決定 Barks (2008年3月10日)
  11. ^ オレスカバンド、日本人初<WARPED TOUR>にフル参戦 Barks (2008年3月19日)
  12. ^ オレスカバンドのシングル作品 オリコン
  13. ^ a b c オレスカバンドのアルバム作品 オリコン
  14. ^ オレスカバンドのDVD作品 オリコン
  15. ^ a b スペースシャワーTVコラボレーション 歴代アーティスト紹介 江崎グリコ
  16. ^ オレスカ、レコ発ツアースタート&新曲がCMソングに ナタリー (2008年11月17日)
  17. ^ オレスカバンド、アルバム曲がHONDA CMソングに起用 ナタリー (2009年1月13日)
  18. ^ オレスカバンド、西日本の名物乳性飲料を爽やか演出 ナタリー (2009年7月6日)
  19. ^ a b オレスカバンド、楽しめる音楽という原点を見つめて6人が全速力で音の中を疾走するNEWシングル「自転車」大特集 Barks (2010年4月28日)

外部リンク

[編集]