Xperia 10 III
コードネーム | PDX-213 |
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製造者 | ソニー |
シリーズ | Xperia |
モデル | Xperia 10 III XQ-BT52 SO-52B(NTTドコモ版) SOG04(au版) A102SO(Y!mobile版) Xperia 10 III Lite XQ-BT44 |
通信方式 | 5G(Sub6) 4G 3.9G 3G 2G |
販売地域 | Xperia 10 III 2021年6月11日 2021年6月18日 (SO-52B、SOG04) 2021年7月2日 (A102SO)Xperia 10 III Lite 2021年8月27日 |
先代機 | Xperia 10 II |
関連機種 | Xperia 1 III Xperia 5 III |
フォームファクタ | スマートフォン |
サイズ | 高さ 154 mm (6.1 in) 横幅 68 mm (2.7 in) 厚さ 8.3 mm (0.33 in) |
重量 | 169 g (6.0 oz) |
OS | Android 11 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platform |
CPU | Kryo 560 オクタコア(2.0 GHz + 1.7 GHz) |
GPU | Adreno 619L |
メインメモリ | 6 GB |
ストレージ | Xperia 10 III 128 GB Xperia 10 III Lite 64 GB |
メモリーカード | microSDXC(最大1TB) |
バッテリー | 4500 mAh リチウムイオン電池(取り外し不可) USB PD充電対応 |
入力方式 | 加速度センサ 指紋認証センサ GPS ジャイロスコープ 近接センサ |
ディスプレイ | 6.0 in (150 mm) 有機EL FHD+(2520×1080ピクセル) シネマワイドディスプレイ HDR対応 Gorilla Glass 6 |
背面カメラ | 超広角:800万画素、16 mm、F値2.2 広角:1200万画素、27 mm、F値1.8 望遠:800万画素、54 mm、F値2.4 |
前面カメラ | 800万画素、F値2.0 |
サウンド | モノラルスピーカー 3.5 mm ステレオジャック |
接続 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) USB Type-C Bluetooth 5.1 NFC |
その他 | 防水・防塵(IP65/IP68) Felica(日本版) |
ウェブサイト | xperia |
Xperia 10 III(エクスペリア テン マークスリー)は、ソニーが開発した第5世代移動通信システム (5G) 対応スマートフォンである。2021年(令和3年)4月14日に公式YouTubeチャンネルで発表した[1]。
本項は派生モデルのXperia 10 III Liteも併せて記述する。
概要
[編集]Xperia 1 III 、Xperia 5 IIIとともにYouTube公式チャンネルで2021年4月14日に発表した[2]。XperiaのミッドレンジモデルであるXperia 10シリーズの2021年モデルで、Xperia 10 IIの後継機種である。Xperiaのミッドレンジモデルとして初めての5Gに対応している[3]。日本は2021年6月18日にNTTドコモ (SO-52B)、au (SOG04) 、7月2日にY!mobile (A102SO) 、が発売した。
特徴
[編集]ディスプレイ
[編集]6.0インチ 、アスペクト比21:9 Full HD+ (2520×1080) の有機ELディスプレイを採用し[4]、Xperia 10シリーズとしては初めてHDR表示に対応している[5]。
バッテリー
[編集]バッテリー容量は、3600 mAhであったXperia 10 IIから大幅に増加し、スマートフォンとしてはXperia史上最大の容量となる4500 mAhのバッテリーを搭載している[3][6][7]。従来モデルから対応していた「いたわり充電」に加え、Xperia独自の充電最適化技術により3年使っても劣化しにくいバッテリーを実現した[4][7]。
オーディオ
[編集]高音質化技術のDSEE UltimateにXperia 10シリーズとして新たに対応した[3]。本体上部に3.5 ミリメートルオーディオジャックを搭載[4]、360 Reality AudioやLDACに対応する[4]。
その他
[編集]日本国内モデルとしてはXperia 10 IIに比して、メインメモリは4 GBから6 GBへ、ストレージは64 GBから128 GBへそれぞれ増加し、IPX5/8の防水とIP6Xの防塵に対応する[3]。
Xperia 10 III Lite
[編集]Xperia 10 III Lite(エクスペリア テン マークスリー ライト)は2021年8月に発売したXperia 10 IIIの派生モデルである。
Xperiaで初めてeSIMに対応し、Xperia 10 IIIと同様にnanoSIMと合わせてデュアルSIM (DSDV) に対応している[8]。Xperia 10 IIIは128 GBであったストレージが64 GBに変更され、FMラジオ機能も省かれている[8]。
日本国内限定モデルで、楽天モバイル、goo Simseller、IIJmio、mineo、nuroモバイルが取り扱う[9][10][11][12][13]。
カラーバリエーション
[編集]グローバルモデルとして、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色を販売する。ドコモ版 (SO-52B) は、ドコモオンラインショップ限定色としてイエローを設定する。
カラー | カラー名 | Xperia 10 III | Xperia 10 III Lite | ||||
NTTドコモ (SO-52B) | au (SOG04) | Y!mobile (A102SO) | 海外版 (XQ-BT52) | 楽天モバイル (XQ-BT44) | MVNO (XQ-BT44) | ||
ブラック | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ホワイト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ブルー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
ピンク | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
イエロー | ○ (ドコモオンラインショップ限定) | - | - | - | - | - |
歴史
[編集]- 2021年4月14日
- ソニーがYouTube公式チャンネルでXperia 10 IIIを発表[2]。
- 2021年4月15日
- KDDIがauブランドでの取り扱いを発表、予約受付開始[14]。
- 2021年4月16日
- NTTドコモが取り扱いを発表、予約受付開始[15]。
- 2021年6月18日
- ソフトバンクがY!mobileブランドでの取り扱いを発表、予約受付開始[16]。
- NTTドコモがXperia 10 III SO-52Bを発売[17]。
- KDDIがXperia 10 III SOG04を発売。
- 2021年7月2日
- Y!mobileがXperia 10 III(A102SO)を発売[18]。
- 2021年8月20日
- ソニーがXperia 10 III Liteを発表[8]。楽天モバイル、NTTレゾナント、インターネットイニシアティブ、オプテージ、ソニーネットワークコミュニケーションズが、それぞれ楽天モバイル、goo Simseller、IIJmio、mineo、nuroモバイルでの取り扱いを発表[9][10][11][12][13]。
- 2021年8月27日
- 楽天モバイルおよび各MVNOがXperia 10 III Liteを発売[9][10][11][12][13]。
脚注
[編集]- ^ (日本語) Xperia Announcement April 2021 2022年1月17日閲覧。
- ^ a b (日本語) Xperia Announcement April 2021 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b c d 『5G対応と大容量バッテリー搭載を実現したハンドフィットサイズのミッドレンジスマートフォン『Xperia 10 III』を商品化』(プレスリリース)ソニー株式会社、2021年4月14日 。2021年7月17日閲覧。
- ^ a b c d “ソニー「Xperia 10 III」レビュー。突出した機能性はないものの、安定した性能を持った5G中堅機 - 価格.comマガジン”. kakaku.com. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “Xperia 10 III(エクスペリア テン マークスリー) | ディスプレイ | Xperia(エクスペリア)公式サイト”. xperia.sony.jp. 2021年7月18日閲覧。
- ^ ASCII. “ソニー初のミッドレンジ5G「Xperia 10 III」 を使ってわかった長所と短所 (1/2)”. ASCII.jp. 2021年7月19日閲覧。
- ^ a b “Xperia 10 III / 10 III Lite(エクスペリア テン マークスリー / テン マークスリー ライト) | ユーザビリティ | Xperia(エクスペリア)公式サイト”. xperia.sony.jp. 2021年9月10日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “ソニーからeSIM/5G対応の「Xperia 10 III Lite」、8月下旬以降に発売”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “楽天モバイルから「Xperia 10 III Lite」8月27日発売、4万6800円”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “goo Simsellerで「Xperia 10 III Lite」、SIMセットで4万469円”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “IIJmioで「Xperia 10 III Lite」、27日発売で4万6800円”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “mineoから「Xperia 10 III Lite」8月27日発売、4万8840円”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b c 株式会社インプレス (2021年8月20日). “nuroモバイル、「Xperia 10 III Lite」を8月27日に発売”. ケータイ Watch. 2021年9月9日閲覧。
- ^ “価格.com - au、5Gスマホ「Xperia 1 III」「Xperia 10 III」を6月中旬以降に発売”. kakaku.com. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “価格.com - ドコモがソニー新5Gスマホ「Xperia 1 III」「Xperia 10 III」予約開始、仕様も公開”. kakaku.com. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “価格.com - ワイモバイル、ソニー5Gスマホ「Xperia 10 III」の発売日を決定”. kakaku.com. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “価格.com - NTTドコモとau、ソニーミッドレンジ5Gスマホ「Xperia 10 III」を本日6/18発売”. kakaku.com. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “価格.com - ワイモバイル、ソニー5Gスマホ「Xperia 10 III」を本日7月2日発売”. kakaku.com. 2021年7月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- Xperia 10 III / 10 III Lite - Xperia公式サイト
- Xperia 10 III SO-52B - NTTドコモ
- Xperia 10 III SOG04 - au
- Xperia 10 III - Y!mobile
- Xperia 10 III Lite - 楽天モバイル
- Xperia 10 III Lite - IIJmio
- Xperia 10 III Lite - mineo
- Xperia 10 III Lite - goo Simseller
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