オカメザサ

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オカメザサ
オカメザサ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
亜科 : タケ亜科 Bambusoideae
: オカメザサ属 Shibataea
: オカメザサ S. kumasaca
学名
Shibataea kumasaca
和名
オカメザサ

オカメザサ(阿亀笹、学名:Shibataea kumasaca)は、イネ科の常緑タケ類。植物学上、成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるためササではなくタケに分類される(小型のタケ類)[1]

特徴[編集]

日本原産であるが、野生種の発見は難しい。各地で栽培されている。

高さ1-2mの背の低いタケ類である。見かけが小さいのでササの名を持つが、新芽にある鞘がすぐに剥がれるのはタケの特徴である。地下茎の節間が短いため、桿(かん:タケやササの茎のこと)は密集して出る。その上、葉の幅がやや広いので葉が密集して見える。庭園によく植栽される[1]グランドカバーによく使われる。

出典[編集]