オニノゲシ

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オニノゲシ Sonchus asper
Sonchus asper
Sonchus asper, Osaka-fu Japan
(2007-04-29)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : タンポポ亜科 Cichorioideae
: ノゲシ属 Sonchus
: オニノゲシ S. asper
学名
Sonchus asper (L.) Hill
和名
鬼野芥子
英名
Prickly Sow-thistle

オニノゲシ(鬼野芥子、Sonchus asper)は、キク科ノゲシ属越年草ヨーロッパ原産で、世界中に外来種帰化植物)として分布している[1]

分布[編集]

ヨーロッパを原産地とする[2]

北アメリカ南アメリカアフリカアジア(日本を含む)、オセアニアに移入分布する[2]

特徴[編集]

日本では各地の道端で見かけることができる。花期は春~晩秋で、タンポポのような黄色を咲かせる。

には刺状の鋸歯があり触ると痛い[1]。葉色は濃い光沢がある。葉の基部の両端は半円状にを抱く[1]

頭花は径約2cmで高さは約120cmである[1]

全体的にノゲシに比べると、少し大きく荒々しい感じがあり、名前に「」が付くのが理解できる。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d 『新装版 野草 見分けのポイント図鑑』講談社、14頁。 
  2. ^ a b オニノゲシ 国立環境研究所 侵入生物DB
  • 平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年。ISBN 4-635-07001-8 
  • 岩槻秀明『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]