シャー・ルク・カーン

ウィキペディアから無料の百科事典

シャー・ルク・カーン
Shah Rukh Khan
シャー・ルク・カーン Shah Rukh Khan
2018年
生年月日 (1965-11-02) 1965年11月2日(58歳)
出生地 ニューデリー
国籍 インドの旗 インド
活動期間 1988年 -
配偶者 Gauri Khan(1991年 - )
主な作品
DON』シリーズ
恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
マイネーム・イズ・ハーン
チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜
PATHAAN/パターン
テンプレートを表示
カーンとその妻(2012年)
カーンのサイン

シャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan; アラビア文字表記:شاه رخ خان; デーヴァナーガリー表記: शाहरुख़ ख़ान / 1965年11月2日 - )は、インドニューデリー出身の俳優。愛称は「SRK」もしくは「King Khan」。

経歴[編集]

ニューデリーの St. Columba's High School からデリー大学の Hans RajCollege に進み、後にジャーミヤー・ミリヤー・イスラーミヤー大学で経済学の修士号を取得。学生時代には学業もスポーツも抜群の成績を修め、優等学生として表彰されている。特にスポーツの分野ではサッカークリケットに才能を発揮し、故障しなければスポーツ選手になりたかったと語っているほど。

学業を終えるとジョン・バリー主催の演劇グループに所属、現代演劇の俳優として舞台に出演する。1988年に出演したテレビの連続ドラマ「Fauji फ़ौजी」(フォウジー:「兵隊」)で人気がブレイク、ボンベイ(現在のムンバイ)に移住し、映画スターとしてのキャリアをスタートする。

私生活[編集]

15歳で父タージを、25歳で母ファーティマーを亡くす。映画俳優としてデビュー直後の26歳で学生時代からつきあっていた5歳年下のガウリー・チッバーと結婚。ガウリーはヒンドゥー教徒でシャー・ルク・カーンはイスラーム教徒。結婚後も互いの宗教を尊重し、子どもたち(長男アーリヤン、長女スハーナー)はヒンドゥー教とイスラームの両方の儀礼に親しんで育つ。

TVで活躍後、1992年「ラジュー出世する」でジュヒー・チャーウラーと共演し映画デビュー。既に60本近い映画に出演し、1990年代からヒンディー映画界で圧倒的な人気を博し、アジア各国やアメリカ、ドイツ、イギリス、日本にも根強いファンがいる。

主な出演作品[編集]

クリケットとの関係[編集]

熱烈なクリケットファンとして知られる。クリケットはインドで圧倒的に一番人気のスポーツであり[1][2]、ボリウッド映画と共に最も象徴的な現代エンターテイメントとも言われる[3]。シャー・ルク・カーンはインドのプロクリケットリーグであるインディアン・プレミアリーグ所属のコルカタ・ナイトライダーズの共同オーナーである[4]。他にもアメリカメジャーリーグクリケット所属のロサンゼルス・ナイトライダーズカリブ海地域にあるカリビアン・プレミアリーグ所属のトリンバゴ・ナイト・ライダースの経営にも関わっている[4]

脚注[編集]

  1. ^ Mumbai Sports & Recreation mumbaimart com. 2023年9月20日閲覧。
  2. ^ アジア15都市生活者の好きなスポーツ、スポーツイベント 博報堂 2019年7月6日閲覧。
  3. ^ What India needs is more cricket and less Bollywood Financial Times 2023年9月16日閲覧。
  4. ^ a b Not just KKR, but Shah Rukh Khan owns these 3 cricket teams; part of Rs 9147 crore franchise DNA India 2023年10月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]