ビズ・ストーン

ウィキペディアから無料の百科事典

ビズ・ストーン
Biz Stone
生誕 Christopher Isaac " Biz " Stone
(1974-03-10) 1974年3月10日(50歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン
住居 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 マリン群
教育 ウェルズリー高校
出身校 ノースイースタン大学(中退)
マサチューセッツ大学(中退)
職業 起業家投資家
純資産 増加 2億5000万ドル(約287億円)
宗教 無宗教
配偶者 リビア・ストーン(2007年から)
子供 ジェイコブ・ストーン
テンプレートを表示

クリストファー・アイザック・"ビズ"・ストーン(Christopher Isaac "Biz" Stone、1974年3月10日 - )はアメリカ起業家投資家TwitterMediumJellyObvious Venturesなどの創業者として知られる。現在はPinterestとObvious Venturesのアドバイザーを務めている。

教育[編集]

マサチューセッツ州ウェルズリーのウェルズリー高校を卒業後、ノースイースタン大学マサチューセッツ大学ボストン校の両方に通っていたがいずれも中退している[1]

キャリア[編集]

初期のキャリア[編集]

1994年から1997年まで出版社デザイナーとして働いたのち、1999年から2001年までニューヨークブログ作成サービスを手掛けるXangaでデザイナーとして勤務する。

2003年から2005年までGoogleBlogger部門で働いたのち、Blogger(2003年にGoogleが買収)の創業者で同僚だったエヴァン・ウィリアムズらと共にGoogleを離れポッドキャスト会社のOdeoに加わる。当時、200万ドル以上の価値があるGoogleのストックオプションを持っていたが、Odeoに参加したかったためその権利を手放している[2]

Twitter[編集]

2006年にエヴァン・ウィリアムズらと共にObvious Corpを設立し、行き詰まっていたOdeoを投資家らから買い戻す。その後、Odeoはソニックマウンテンに売却され、エヴァンやジャック・ドーシーと共にObvious Corpからスピンオフする形でTwitterを立ち上げる。株式の持分はわずか2%ほどだったが人の良さを気に入っていたエヴァンから共同創業者の肩書きを与えられた。Twitterの初期のデザインを手掛けている。

2011年6月、前年にTwitterのCEOを退いたエヴァンから新しいプロジェクトの誘いを受けTwitterを退社[3]

2017年5月、共同創業者で現Twitter社CEOのジャックから復帰を打診されフルタイムの社員として退社した2011年以来、6年ぶりの復帰が発表された[4]

Medium[編集]

2012年8月、エヴァンとジェイソン・ゴールドマンと共にMediumを設立、取締役に就任[5]

Jelly[編集]

2013年4月、Twitterのエンジニアリング・マネージャーだったベン・フィンケルと共にQ&AサービスのJellyを設立、CEOとなる[6]

2017年3月、写真共有サービスのPinterestがJellyを買収すると発表。同社のアドバイザーに就任[7]

Obvious Ventures[編集]

2014年にエヴァンから誘われベンチャー・キャピタルのObvious Venturesに共同創業者として参加、俳優のレオナルド・ディカプリオセグウェイ創業者のディーン・カメンらと共にアドバイザーとなる[8]

投資活動[編集]

スクエアSlackMediumPinterestNestBeyond Meatなどのスタートアップに初期から投資するエンジェル投資家としても知られ、MediumBeyond MeatWorkpopの取締役も務めている。

慈善活動[編集]

熱心な慈善活動家として知られ特に動物福祉、環境保護、貧困、健康、教育などの問題を妻のリビアと共に設立したビズ&リビア・ストーン財団を通じて取り組んでいる[9][10]

私生活[編集]

資産は推定2億5000万ドル(約287億)で、2007年に結婚した妻のリビア・ストーンと息子のジェイコブと共にカリフォルニア州 マリン郡に住んでいる[10]

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]