マイネルセレクト
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マイネルセレクト | ||||||||||||||||||
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欧字表記 | Meiner Select[1] | |||||||||||||||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||||||||||||||
性別 | 牡[1] | |||||||||||||||||
毛色 | 栗毛[1] | |||||||||||||||||
生誕 | 1999年5月29日[1] | |||||||||||||||||
死没 | 没日不詳 | |||||||||||||||||
抹消日 | 2005年9月21日[2] | |||||||||||||||||
父 | フォーティナイナー[1] | |||||||||||||||||
母 | ウメノアスコット[1] | |||||||||||||||||
母の父 | ラッキーソブリン[1] | |||||||||||||||||
生国 | 日本(北海道三石町)[1] | |||||||||||||||||
生産者 | 加野牧場[1] | |||||||||||||||||
馬主 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン[1] | |||||||||||||||||
調教師 | 中村均(栗東)[1] | |||||||||||||||||
競走成績 | ||||||||||||||||||
生涯成績 | 17戦10勝[1] | |||||||||||||||||
獲得賞金 | 3億5931万9000円[1] | |||||||||||||||||
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マイネルセレクト(Meiner Select、1999年5月29日 - 2020年10月1日以前(正確な没日は不明))[1]は日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2004年のJBCスプリント、東京盃など。
競走馬時代
[編集]- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[3]
2001年10月28日、福島競馬場の新馬戦でデビューし、2着に6馬身差をつけて1着[4]。福島2歳ステークスは4着に終わるが、阪神競馬場でのポインセチア賞を勝ちシクラメンステークス2着とするが、脚部不安を起こして戦線を離脱。2002年10月の1000万下条件戦で復帰し、3戦して1勝2着1回とするが、再び長期休養を強いられる。2003年7月に復帰するが、当初復帰戦として予定されていた1000万円以下特別の岩室特別を除外となり[5]、翌週に行われたオープン特別の北陸ステークスに格上挑戦して勝利をおさめる。続くBSN賞をレコードタイムで勝利すると身が入り、シリウスステークスでもスターリングローズらを相手に勝利した[6][7]。初GI出走のJBCスプリントでは逃げたサウスヴィグラスを直線で捉えにかかるも、ハナ差及ばぬ2着に終わる[8]。
2004年の緒戦、ガーネットステークスは58.5キロのトップハンデながら2着ブルーコンコルドの3馬身2分の1差つけて重賞2勝目をマーク[9]。続いてドバイへ遠征してドバイゴールデンシャヒーンに出走、アワニューリクルートの5着とした[10]。帰国後は秋まで休養し、秋初戦のさきたま杯は6着も[11]、東京盃は中団からのレースから差し切り勝ち[4]。JBCスプリントは早めの抜け出しからアグネスウイングを2馬身2分の1差おさえて勝利[12]。2005年は順調さを欠き、フェブラリーステークスは感冒のため枠順確定前に出走を取り消したのに続いて、選出済みで2年連続出走を予定していたドバイゴールデンシャヒーンも回避を余儀なくされる[13]。あらためての2005年の初戦となった黒船賞では、追い込んできたノボトゥルーに2馬身差を付け勝利[14]。その後はかしわ記念の出走を予定していたが回避し[15]、8月になって右前脚に屈腱炎を発症したことから、引退が決まった[16]。
競走成績
[編集]以下の内容は、JBISサーチ[3]、netkeiba.com[17]、Racing Post[18]に基づく。
年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭数 | 枠番 | 馬番 | オッズ (人気) | 着順 | 騎手 | 斤量 | 距離(馬場) | タイム (上り3F) | タイム 差 | 勝ち馬/(2着馬) |
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2001.10.28 | 福島 | 2歳新馬 | 12 | 4 | 4 | 1.3(1人) | 1着 | 高橋亮 | 53 | ダ1000m(良) | 1:00.3 (35.9) | -1.0 | (ワンダーフライト) | |
11.18 | 福島 | 福島2歳S | OP | 16 | 2 | 4 | 4.0(2人) | 4着 | 高橋亮 | 55 | 芝1200m(良) | 1:10.4 (36.6) | 0.6 | カフェボストニアン |
12. 1 | 阪神 | ポインセチア賞 | 500 | 16 | 6 | 11 | 2.0(1人) | 1着 | 蛯名正義 | 54 | ダ1200m(良) | 1:12.7 (36.7) | -0.1 | (シルヴァーパレット) |
12.15 | 阪神 | シクラメンS | OP | 11 | 3 | 3 | 3.2(2人) | 2着 | 吉田稔 | 56 | ダ1400m(良) | 1:24.8 (38.3) | 0.0 | インタータイヨウ |
2002.10.12 | 京都 | 3歳上1000万下 | 16 | 4 | 7 | 2.0(1人) | 2着 | 武豊 | 55 | ダ1200m(良) | 1:12.4 (37.0) | 0.1 | ニチドウマジック | |
10.26 | 京都 | 3歳上1000万下 | 16 | 4 | 7 | 1.6(1人) | 1着 | 武豊 | 55 | ダ1200m(良) | 1:12.1 (37.1) | -0.4 | (サンキンヘイロー) | |
11.24 | 京都 | 貴船S | 1600 | 15 | 8 | 14 | 2.8(1人) | 3着 | 岩田康誠 | 55 | ダ1400m(良) | 1:24.3 (37.0) | 0.1 | ツルマルファイター |
2003. 7.27 | 新潟 | 北陸S | OP | 15 | 8 | 15 | 6.8(4人) | 1着 | 大西直宏 | 55 | ダ1200m(良) | 1:11.4 (36.3) | -0.1 | (リンガスローレル) |
9. 6 | 新潟 | BSN賞 | OP | 15 | 6 | 10 | 2.0(1人) | 1着 | 大西直宏 | 55 | ダ1200m(重) | R1:09.6 (36.7) | -0.5 | (タイギャラント) |
10. 5 | 阪神 | シリウスS | GIII | 14 | 7 | 11 | 3.1(1人) | 1着 | 大西直宏 | 56 | ダ1400m(良) | 1:23.1 (36.3) | -0.5 | (ツルマルファイター) |
11. 3 | 大井 | JBCスプリント | GI | 15 | 3 | 4 | 2.8(2人) | 2着 | 大西直宏 | 57 | ダ1190m(良) | 1:09.7 (35.6) | 0.0 | サウスヴィグラス |
2004. 1.11 | 中山 | ガーネットS | GIII | 16 | 3 | 6 | 1.8(1人) | 1着 | 武豊 | 58.5 | ダ1200m(良) | 1:10.9 (37.6) | -0.6 | (ブルーコンコルド) |
3.27 | ナド・アルシバ | ドバイゴールデンシャヒーン | G1 | 12 | 11 | 7 | - | 5着 | 武豊 | 57 | ダ1200m(良) | 1:11.10 | 0.8 | Our New Recruit |
9. 8 | 浦和 | さきたま杯 | GIII | 11 | 6 | 6 | 2.1(2人) | 6着 | 武豊 | 57 | ダ1400m(良) | 1:26.3 (37.9) | 0.8 | ロッキーアピール |
9.29 | 大井 | 東京盃 | GII | 14 | 7 | 11 | 2.1(1人) | 1着 | 武豊 | 56 | ダ1200m(不) | 1:10.9 (36.3) | -0.2 | (ヒカリジルコニア) |
11. 3 | 大井 | JBCスプリント | GI | 12 | 6 | 8 | 1.3(1人) | 1着 | 武豊 | 57 | ダ1200m(稍) | 1:10.6 (36.3) | -0.5 | (アグネスウイング) |
2005. 3.21 | 高知 | 黒船賞 | GIII | 12 | 6 | 8 | 3.1(2人) | 1着 | 武豊 | 59 | ダ1400m(良) | 1:28.4 (38.9) | -0.4 | (ノボトゥルー) |
- Draw:枠番、Horse No.:馬番
種牡馬時代
[編集]2006年度より北海道新冠町にあるビッグレッドファームで繋養され、2011年の種付けシーズン終了後に、イーグルカフェとともに韓国へ輸出され[19][20]、済州島の緑原牧場で繋養先された[20]。
2020年10月1日、斃死を理由に種牡馬登録が抹消された[21]。オーロマイスターとスパイキュールとの同時の発表であり、正式な没日は不詳である。
主な産駒
[編集]- 2007年産
- スマートパワー(2010年北日本新聞杯)[22]
- トウショウセレクト(2015年金沢スプリントカップ)[23]
- 2008年産
- エルウェーオージャ(2010年兼六園ジュニアカップ)[24]
- コスモワッチミー(2012年福永洋一記念、トレノ賞、福山金杯、黒潮マイルチャンピオンシップ、2013年黒潮スプリンターズカップ)[25]
- 2010年産
- シキセイセイ(2014年新涼賞、長月賞、耶馬溪賞)[26]
- 2011年産
血統表
[編集]マイネルセレクトの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ミスタープロスペクター系 | [§ 2] | ||
父 *フォーティナイナー Forty Niner 1985 栗毛 | 父の父 Mr.Prospector1970 鹿毛 | Raise a Native | Native Dancer | |
Raise You | ||||
Gold Digger | Nashua | |||
Sequence | ||||
父の母 File1976 栗毛 | Tom Rolfe | Ribot | ||
Pocahontas II | ||||
Continue | Double Jay | |||
Courtesy | ||||
母 ウメノアスコット 1989 鹿毛 | *ラッキーソブリン Lucky Sovereign 1974 鹿毛 | Nijinsky II | Northern Dancer | |
Flaming Page | ||||
Sovereign | Pardao | |||
Urshalim | ||||
母の母 ハギノトップレディ1977 黒鹿毛 | *サンシー Sancy | Sanctus | ||
Wordys | ||||
イットー | *ヴェンチア | |||
ミスマルミチ | ||||
母系(F-No.) | マイリー(GB)系(FN:7-e) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Nasrullah 5・5×5=9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “マイネルセレクト”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト、引退”. ラジオNIKKEI. 2022年3月12日閲覧。
- ^ a b “マイネルセレクト 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b “東京盃、マイネルセレクト差し切り”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2004年9月29日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “第2回 新潟競馬” (PDF). レース成績データ. 日本中央競馬会. p. 19 (2003年). 2011年10月25日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト、シリウスS制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2003年10月5日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト”. 競走馬のふるさと案内所 馬産地コラム. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “JBCスプリント、サウスヴィグラスがG1初制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2003年11月3日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “ガーネットS、人気のマイネルセレクトが完勝”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2004年1月11日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “ドバイゴールデンシャヒーン、マイネルセレクト敗れる”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2004年3月28日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “さきたま杯、ロッキーアピールが勝ち波乱”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2004年9月8日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “JBCスプリント、マイネルセレクト快勝”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2004年11月3日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト、ドバイ遠征断念”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年2月28日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “黒船賞、マイネルセレクト快勝”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年3月21日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト、かしわ記念回避”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年4月28日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクト、屈腱炎発症で引退へ”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年8月31日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “マイネルセレクトの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “Result - Dubai Golden Shaheen (Group 1) (Dirt)” (英語). Racing Post. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “韓国へ”. ビッグレッドファーム 公式ブログ. ビッグレッドファーム (2011年6月29日). 2011年7月5日閲覧。
- ^ a b “イーグルカフェ、マイネルセレクト輸出検疫入り”. ケイバブック (2011年10月10日). 2011年10月25日閲覧。
- ^ 개별말정보조회 - KRA Studbook、2022年5月22日閲覧。
- ^ “スマートパワー”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “トウショウセレクト”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “エルウェーオージャ”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “コスモワッチミー”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “シキセイセイ”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ “サウスウインド”. JBISサーチ. 2017年12月8日閲覧。
- ^ a b c “マイネルセレクト 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b “マイネルセレクトの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年4月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 所属馬一覧(所属馬情報)マイネルセレクト - ラフィアンターフマンクラブ
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Post
- マイネルセレクト - 競走馬のふるさと案内所
- Meiner Select - Studbook KRA